女性の方々と男

別の問答系SNSで匿名希望くんに絡まれたわけである。彼のいうには、いやしくも男女平等を旨とするなら女性を「女性(の方々)」と書いて男性を「男」としか書かないのはおかしいのではないかということである。全くその通り。

今の日本で男女平等を唱える人でそういう文句を言ってきた人は誰もいない。大体男より女性の方々の方が偉いと言わないと納得しない人の方が多いのかもしれない。彼らの平等観はおかしいよ。

だからといって保守系の人も文句を言ってはこなかった。彼らはもう既に「右でも左でもない普通の日本人」という言葉を散々に叩かれたので普通の日本人であってはいけない、奴隷として自らの人権を投げ捨てて左派リベラル様に隷属しようという気分になっているのかもしれない。

左派リベラルの攻撃は執拗だからねえ。心が折れた保守の人も多いのであろうと思う。

もちろん、男を下げることが男女平等というのは単純に差別である。左派のいう「男女平等」はシンプルに男性差別のことである。だからこそ弱者女性はその存在を許されても弱者男性は存在すること自体許されないわけである。女性や左派リベラルにとって、男とは彼ら彼女らに奉仕するものであって、決して奉仕されるものであってはいけないわけである。

奉仕し、奉仕される関係が固定化すればそれはもう階級と言っていいのではないか。階級の固定化した社会が平等であるわけがないのである。無論、こういう社会は「男なら死ねい」の社会と言い換えることができる。左派リベラルではない男の命は限りなく軽いのである。

同じような関係は日本人と朝鮮人との間にも見られる。日本人については「日本民族や大和民族などというものはない。お前らは何処の馬の骨ともわからない雑種だ」というけれども朝鮮人たちが「我々は偉大なる朝鮮民族である」というと拍手喝采するわけである。つまり彼らの脳内ではもう完全に朝鮮民族>>>何処の馬の骨ともわからない雑種の日本人という関係性が成り立っているのである。

米国でも似たようなことがあって、特定の人種については大学入学を優遇するというアファーマティブアクションがもう60年間も続いている。これは公民権運動の余波ということかもしれない。米国民主党はそのことによって支持を得ているからずっとこのアファーマティブアクションを支持してきたわけである。けれども、それで弾かれたのが学歴社会を好むアジア人である。日本人だけでなく韓国人も中国人も学歴好きだよね。

若いアジア人たちはガリ勉してアイビーリーグなど米国の名門大学に入ろうと頑張ったわけである。けれども、大学側は某人種を優先して入れなければならない、古参の白人、WASPの人たちを無碍にするわけにもいかない。そうなると必死で勉強した成績優秀なアジア人を「黄禍論じゃないか、泣いてくれ」と排除したわけである。その横をそこまで成績優秀ではない某人種の若者がエントランスに向かってゆくわけである。

もちろん白人だって頑張っても涙を飲んだ若者もいただろう。けれども白人が何か言ってもBLMを叫ぶアンチファたちに弾き返されるわけである。これは米国社会がそこまで根深い問題を抱えていたということでもある。白人が何か言ってもアンチファは一昨日おいで状態であった。

そこで、白人たちは同じカラードであるアジア人を持ち出したわけである。カラード対カラードでは条件は似てくる。

奇しくも米国の最高裁判事はトランプが保守派ばかり任命していたわけである。リベラルの判事は皆反対したが、共和党寄りの判事たちはアファーマティブアクションダメの方に票を入れた。

さて、そういうことで、かの匿名希望くんだが、いきなりこちらのことを「なりすまし!」とか叫んできたのでサクッとブロックしてしまった。まだまだ若いのう、である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?