日本の法制度はフランスの法制度より優れているという主張
憲法学者の木村草太さん(@SotaKimura)がこの記事にコメントしました。
— コメントプラス 朝日新聞デジタル|多彩な知識を記事にプラス (@asahi_comment) December 2, 2021
【解説】法制度について正しく理解しないままに、巷の言説に基づいて書かれたことがよく分かる記事だ。
第一に、日...
仏当局が日本人女性に逮捕状 フランス人の夫が子の「連れ去り」訴えhttps://t.co/CV1vOUeYP0
まあ、興味のある人は朝日新聞に金を払って見てみればいいけれど、これを正当化するならば、現状でほぼ8割以上の離婚案件で家庭裁判所が母親に親権を渡しているのは一方的に父親が悪いということになるので、もう男は結婚しない方がよいということでいいのではないか。
フェミニストたちは男がDVだ、虐待だ、モラハラだと叫ぶけれど、そういう男は結婚してはならないのである。そういう男は最初から自分が悪かったというべきで、子供など作ってはならない。男のくせに自分に正義があると思っているからフランスの司法に頼ったりするということであろう。それが間違いということである。
正義のフェミニストの望む世界はそういう悪い男は最初から結婚などに興味を持たずに、自分一人で幸せを探せばよいということである。
つまり、有害な男らしさを捨てて女性を支配しない、けれども、無能な男はだめ、ほかの男を蹴散らして高収入を確保して安心して女性が自分探しできる、守ってくれる男性、しかも、家事育児を積極的に行う、仕事より家庭を優先する男性だけが結婚する資格があるということである。(念のため書いておくが、このフェミニストの願望は自己矛盾していて叶えられる男性はひどく少ない)
そうではない男はもう子孫を持つことを諦めて二次元女性とケッコンするか、代理母等を探して母親なしの挙児を目指すか、二択になるということではないか。
もちろん、フェミニストでない女性と結婚するという選択肢は有り得るが、これからそういう女性が増えるかどうかはよくわからないし、むしろ、そういう女性が男と結婚することをフェミニストたちが裏切り行為と受け取ると、妨害したり、そういう非フェミニストの女性を名誉男性扱いして差別する時代にすでに入ってしまっているのではないかと思うのである。