離婚後共同親権絶対反対、離婚後母親単独親権万歳の社会、フェミニズムが社会を支配する
今の日本では結婚する意味はなくなっているのである。まあ、ネトウヨとかウヨクはもう滅びた家父長制とか家制度による結婚の意義をしゃべるかもしれないが、正義の左派に結婚の意義を聞いてごらんなさい。誰もまともには答えられないのである。
多分、彼らは「好きな人同士が結婚して何が悪い!」というかもしれない。けれども、それは単に同棲で解決できるわけである。好きじゃなくなったらまた別に好きになった人と同棲しなければならない。結婚という強い結びつきには動機が弱すぎるのである。結婚した人たちは別れる時には離婚というドロ沼の確執を越えなければならないわけである。同棲ならば単に別れればいいだけであるので払うべきコストは違うのである。
フェミニストたちは男というものは奴隷に過ぎないので結婚を奴隷契約と認識しているかもしれない。つまり、債務奴隷として家族を養う労働をして給料を女性様に運んできて、家事育児を全部男性が背負う奴隷としての男、それに結婚という恩恵を垂れる高貴な貴族としての女性様という男女平等観である。
そもそもネトネトウヨウヨした人ならざるものである男を奴隷とはいえ人扱いしてやるという大きな慈悲心を持つ女性様を神様として男どもは敬い崇拝すべきであるというのがフェミニストの男女平等であるかもしれない。
だからこそ、フェミは「実家に帰らせていただきます」と言った時には当然の獲物として自分の子供や元夫の財産を持ち帰るわけである。もともと人間扱いすべきではない男には何の権利もないという蔑視である。だからこそ離婚後単独親権ということになる。男には奉仕の精神で自らの身を損なっても女性様に死ぬまでご奉仕せよ、何も報いを求めるなということである。これが男女平等ではないか。男は動物なのだから鞭打たれて労働すべきという。
それが嫌な男は最初から結婚しないことである。もう家制度はないのだから家を継続させる意味はない。男が奴隷ではなく男として生きられるためにはフェミニストの女性様を神様として蔑視と支配に伏すよりも孤独だけれども自尊の生活を選ぶ方が良いのである。
そうすれば女性も子供はできないけれども自由な生活、自分を生かすためには労働しなければならないという意味では男と同じ人生を歩むことができる。女性も労働の苦労は男と同じであり、けれども、妊娠、出産、子育てという苦労はしなくて済むのであるから、一定の福音と言える。
いや、結婚の意味を家の存続にして、家族を拡大して多くの人からの協力を得ながら後継者を育てていくという伝統的な結婚、家族は断固としてフェミニストたちは拒否するであろうから、結婚しない個家族、誰の助けも借りずに一人の力だけで生きてゆく男女平等な世の中の方を目指すべきだということであろう。
これからのフェミニズムが目指す結婚は男女とも結婚も妊娠子育てもせずにただ自分がパンを食べるための労働を行って自分一人を生かしてゆく個家族の形成を目指すことになるということだろう。そうすれば離婚後単独親権など不要になるわけである。なぜならばそもそも子供がいなくなれば人権も不要になるし、結婚そのものがなくなれば離婚は無くなるのだから。