恋も家庭も捨てて女性は偉くなろう。WEFもそう言っているのである。
この解決法は簡単で、男が家事育児をやればいいわけである。もちろん、残業ありフルタイムだけれど、1ヶ月育休を取れば男なら家族を養う賃労働と家事育児を全部やって女性は後顧の憂いなく仕事に邁進して管理職になり、高給を取ってハワイにでも世界一周旅行にでも行けばいい。男は女性が昇進するのだから万年平社員で安月給の代わりに昇進した女性社員が取らない責任と面倒だからとやらない仕事を全部引き受けられるという幸せに浴するわけである。
「男だったら奴隷になろう」と言うキャッチフレーズを作れば騙されて奴隷志願する男も出てくるかもしれない。
けれども、女性はそんな奴隷男より白馬の王子様の方に行ってしまいそうなので男たちが必死で考えた解決策もまあ無駄になるのは仕方がない。
白馬の王子様は希少なので一般女性の視界にはそもそも存在しないのである。いわば青い鳥である。青い鳥は奴隷男の中にいるわけであるが、多分、そこに気づく時には女性たちは引き換えに若さを失っているということかもしれない。