フェミニズム?禁欲主義?いえ、家母長制です
こういうステレオタイプな主張は昔はPTAのお母さん方が悪書追放運動、マンガ追放運動で主張されていたものではないか。
結局、男性の性欲を悪と捉え、女性の支配下に置きたいという運動なのだろうと思う。もちろん、それは自由を尊重するものではない。むしろ、例えば仏教の坊さんやキリスト教の敬虔な信徒の主張する禁欲道徳に近い価値観なのではないか。
まあ、フェミニズムは結局女性のものだから何を主張しようと構わないが、男性としては、女性の価値観だけが正しい、男どもは堕落しているから女性の価値観に染まれという主張には断固反対、男性の価値観は立ちションすることからエロ本まで一切の妥協なく主張してゆかねばならない。
好き嫌いという観点で言うと、女性の方が好き嫌いで判断しているのである。要は「巨乳は嫌い」というだけのことである。そんな巨乳の人は現実にいないでしょ!とか「巨乳だと肩が凝って困るんですよ」とか言うのはただの言い訳に過ぎないのである。
マンガ・アニメの実写化はしばしば微妙な結果に終わる。マンガ・アニメの表現と実写の表現は違うので、クリエイターがその違いを上手に吸収して翻訳できないと、むしろ違いが強調され、違和感が激しくなるのである。
Jカップという表現はマンガであるからこそ、なのである。マンガの誇張表現であるからこそ楽しめるわけである。現実の女性をJカップにすればみんな宇崎ちゃんになるかというとそうではないであろう。マンガはあくまで虚構であり、虚構であるからこそ楽しめるわけである。
女性にしてみればその虚構を禁止して、女性の納得する価値観を押し付けることが利益であることは間違いない。日本社会の伝統的な価値観は男が働き、女性は家庭を支配する、である。南北戦争以前の米国南部では黒人を働かせて白人が利益を得た。日本でも大東亜戦争で敗北して農地解放を行うまでは、小作を働かせて地主が利益を得たわけである。
男の価値観を否定して女性の道徳を強制することは男の奴隷化の第一歩である。
女性の生存の向上のためには男を飼い慣らし、従順に働くロボットとしてその成果を搾取すれば良いという気持ちはわかるのである。家長として家を主宰してゆくためには男が稼いでくる収入は重要であろう。
倫理的に縛り付けることで男どもを奴隷的労働に従事させ、いくら稼いで来ても「それくらいしか稼げない男は低能」と言えるわけである。男が反論しようとしても「は?男の意見なんて無意味!黙れ」と言えば良いわけである。そのためには男の価値観を折り、屈服させておけば良いのである。
その意味で宇崎ちゃんの巨乳はうってつけということであろう。キリスト教の禁欲的倫理感にも合致しているから米国人の支持もある。
女性にしてみれば「米国人の支持もあるのだ、男ども土下座せよ。お前らは巨乳を喜ぶような悪いやつだから女性の奴隷としてきりきり働けよ。清教徒の価値観では労働は美徳だぞよ。もちろん稼ぎは家長の女性が全部管理する。悪い男に金を渡してもロクなことに使わないからな。」ということになる。
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