離婚後共同親権なんて鞭打ちの刑よ!
離婚後共同親権反対の人たちが総力を上げて反対運動に勤しんでいるようである。
なかでもこの記事が離婚後共同親権反対の真髄ではないか。
さすがに維新の会の音喜多氏はこれに苦言を呈しているということであるが、フェミニストの「大御所」である上野千鶴子氏が「離婚後共同親権は『家父長的な父権復活派がいるような気』がする」という根拠レスの主張をされている様子である。
「父権などまだ早い」とか超上から目線でおっしゃっているのなら男たちにできることはそもそも結婚しない。結婚戦線から静かに退却して「母権だけで子供を産み育てればいいじゃない」という隠れた主張をすることではないか。
そもそもリプロダクティブヘルスライツは女性だけのものであり、男は関係ないのである。父権などまだ早いというのは結構結構。父親などなくても母親だけで子供を産み育てれば良い。男は射精責任だあって叫ばれるのでそもそも性行為をすること自体禁忌にしよう。性行為をやる男は思慮のない、本能を理性で抑えられない猿だけだと言えばいいんじゃないか。
理性のある男はそういう猿のような本能を抑制して女性のそばには近寄らないという次世代の理性的な振る舞いをすべき。
前世代のおっさんどもはSNSでAIの女性にも群がるような性欲の塊だが、そういう醜い行動とはおさらばすべきではないか。
男は産む性ではないのでわざわざ子供を産み育てるような動物的な行動に関わる必要もないではないか。フェミニズムはその点で歪んでいるのだが、そういう歪みを受け入れてあげる必要もない。「女性は産む機械ではない!」という叫びはその歪みを象徴的に表しているわけである。
女性も結婚せず処女のまま「働く機械」として一生を過ごせばフェミニズム的には一定の成功だということになる。で、そうなると、女性の産む性としての満足感が失われることになる。そこでフェミニストたちは引き裂かれるのである。
けれどもその選択はフェミニスト自身が行なったものなので自分で責任を取るしかないのである。男にこうなった責任はあなたのせいだ!と騒いでも男は「今日耳日曜」と聞かないことが重要であろう。結婚せずに性行為もせずに父親にもならなかった男に父権がどうこう言われても返答のしようがないであろう。射精責任!と叫んでもそれは到達する相手はなく虚しく木霊を繰り返すのみであろう。
いや、プライベートのことはよく知らないけれど、上野先生は誰かと結婚したという記事も出ているみたいだから上野先生はフェミニストでも自分だけは違うのだというかもしれない。けれども上野先生を崇拝して結婚などクソ!男などサルだ!と叫んでいる凡百のフェミニストたちはいつかその乖離に気づくのかもしれない。気づかずに人生を終わった人は幸せなのだろう。
シングルマザーさんは上野先生の言うように「男に父権はまだ早い!男どもはもっと女性に奉仕すべき!そうしない男はモラハラDVだ!」と叫んだ人たちということだろう。
実際のところ、時折ニュース報道などでも報道されているように、父親(もしくは母親の交際相手)からの暴力や虐待事例がないわけではない。というか、1年間に全国で受理される虐待通報件数は20万件を超えているわけである。なので、虐待事案のために離婚に至った事例がないというのは極論であろう。
けれども、問題は一部の弁護士さんはこういう虐待やDVにおいては証拠がなくても妻の申し立てだけで夫側を無条件にDV犯罪者に認定しろと主張しているわけであり、また別の自称弁護士さんからはDV犯人からは住所秘匿される行政へのDV申し立てはその事実がなくてもガンガン申し立てれば良いという趣旨のツイートがあったわけで、他の弁護士さんもそのツイートに反論するものはなく、ただ「誤解を生むツイートだよ」というものばかりであった。というのも、たとえ住所秘匿の行政処分が降りても離婚裁判などで必要があれば弁護士を雇って請求すれば住所はわかるらしいのである。
実際には家庭裁判所の審判では9割が母親単独親権になっており、かつてのツイートによると、父親が離婚裁判で弁護士さんに相談しても父親側が親権を取るのはまず無理だから諦めなさいとやんわりと諭されたという。今はそれに戦う少数の弁護士さんが現れているようだが、大勢は覆っていない。日本の離婚事務においては「父権って何?それって美味しいの?」という状態が今も続いているのではないか。既得権者の女性たちはそりゃ「府県ってのはありませんのですよ。男は奴隷として労働力と金品を奴隷主である女性様に喜んで献上しなさい!貢物が足りないと鞭よ!」と某キリスト教系宗派の二世教徒をしつけるようなことを叫んでいるのである。