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都構想になれば「大阪市は廃止」で、もう二度と復帰できないのである。

大阪の人にしか意味はわからないだろうけれど、大阪都構想の本質である「大阪市の廃止」が投票用紙に明記されることになったそうである。非常に良いことである。大阪市民も「ちょっとやらせてみればいいやん」というわけではないことを自覚すべきである。

大阪市という政令市が廃止されれば特別区にはなるけれど、もう二度と大阪市に戻ることはないのである。もし仮に「ごめん、特別区なし。大阪市に戻して」というのを許せば東京23区が「ワイらも東京市に戻して!」って騒ぎだすのが目に見えているからである。

ちなみに「大阪都構想」とはいうけれど、大阪市を特別区に分割したところで大阪都になるわけではない。それには別の立法が必要である。大阪には「首都」としての機能があるわけではないので国が「大阪都」を認めるかどうかなんてわからないのである。「大阪市を潰せば実質的に大阪府が大阪市域を支配できるわけだから実質のない「都」に名前まで変えなくていいでしょう」と冷たく国の官僚に言われる可能性だって十分にある。

そういえば先日、やっと大阪万博のロゴが決まったようである。

さて、大阪万博と都構想の二足の草鞋で大阪市がダウンしてしまえば万博をきちんと開けるのだろうか。


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