電車の乗降マナーの問題

まあ、実際の現場を見ていない者としては、池内氏の叫びが正しいものであるのか、単なる妄想、もしくは当たり屋としての開き直りの叫びであるのか判定する術はない。乗降時に肩がぶつかっただけで「女性差別!」と言うのが適切かどうかもわからないのである。

少なくとも、そのぶつかった人がどのような主張の人かもわからない。そりゃ「池内氏だ、共産党員にはぶつかってやろう」とか「おっ女性がいるぞ、上級国民の男としては女性の方々にぶつかって上下関係をはっきりさせてやる」と考えていたのかもしれないが、単に目測を誤ってぶつかったと言うことも考えられる。

池内氏がその人を捕まえて駅の人などが言い分を聞き取ったとでも言うのならまあ、わからないでもないが、もし、男性が何も言明をしておらず、勝手に池内氏がそう想像しているだけと言うことであれば残念至極という他はあるまい。

まあ、日本人としてはこういう人がいるということを認識した以上、共産党員の女性が乗り込もうとしてきたときには後難を避けるためにもう電車から降りるのを諦めて「ゴムリゴモットモ」と頭を下げるしかないのかもしれない。そういう政党が選挙で支持されるかどうかは知らないけれど。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?