後悔に塗れたり
「授業サボったりオールしたり出来てる自分がうれしい」と言ったら、「そこから後悔するまでが学生だよ」と言われて、へーと言った去年6月のわたし。
学生最後の雑観としていいのかしらと思いながらも、ちゃんと最近は楽しい日々の中に後悔を感じてる。
華やかなキャンパスから逃げるように熱中できるものを求め、自分探しに奔走した1〜2年生。コロナ禍のスローライフを経て、ほぼ社会人のようなインターン生活で視座が上がったものの、遊びたい欲を高めた3〜4年。
結果、5年生はわたし史上マックスで遊びましたん。学生の最終章は「真面目じゃないをやってみる」の日々だったなあ。
旅して、飲んで、愉快な人々と溶けるような時間を過ごした。
責任を背負いそうなことからは積極的に軽やかに逃げた。
楽しい反面、多分遊び暮らす人間じゃないんだなということもわかった。わかっていたのだろうけれど。
飲み会の打率は三割五分だったとして、上出来かな。
自分を満たす、守る術がよくわからなくなってきた。オールオッケーじゃないのに、どこまでならいいの?と言われて答えられない。
食欲物欲好奇心旺盛だけど、節度ある自制心を身につけたい。
会える人だけに会えればいい気もするし、どんな縁も大事にしたい。
もしや後悔に塗れて、学生の最終章は終わりを迎えるのかもしれないし、まだ2ヶ月、いろんな感情を行ったり来たりするのだと思う。
「不真面目からの後悔」は6月に知りたいと思っていた到達点な気がするので、次会う時に「ちゃんと後悔してる」と言ってみようと思います。