折り返しは阿鼻叫喚【17才の帝国 #3】※ネタバレあり
誰かを救えば、誰かは…
※ネタバレ盛大にあります。ご注意を。
物語が一気に加速していきました。
「職員削減」という政治判断が招く影響。
その向こう側に存在する「強制的に職を失う人」の声。
全てを受け止めようとする総理。
けどそれは、深刻な負の感情と向かい合うことにもなるのです。
その影響なのか、倒れてしまった総理。
しかしその理由の一端は、サチでもありそうな。
ユキ、という謎の存在。
総理はサチをユキと重ねていました。
ユキは総理に寄り添ったただひとりの存在で、10才の時にこの世を去りました。
それがまさか、鷲田総理の元第一秘書の実子であるなんて。
不審死を遂げた一家の、娘であったなんて。
あまりにも酷な繋がりに、思わずゾッとしました。
総理は何を目指すのか。
揺らぐサチはどう動くのか。
鷲田孫は何を思うのか。
足元がどんどん崩れていく平は何を選択するのか。
折り返し地点となる第3話で、とんでもなく物語が加速していきました。
鷲田くんめっちゃ切ない。
平さんどうなっちゃうの。
サチ、もはや「特権階級」振りかざす勢いだけど落ち着いて。
そして総理…その若さも素敵だけど、どうか味方を増やして。
もう感情がぐわんぐわんして、阿鼻叫喚です。
あと2回、どんなことになっちゃうのか。
けど確かに鷲田パパの言葉に頷くしかないのです。
期待と不安。
来週が楽しみでもあり、不安でもあります。