【雑記】石鹸づくりは楽しい

先日、久しぶりに手づくり石鹸の話をした。
もう10年以上前になるが、私も石鹸を自作していた時期があった。
子どもも私も皮膚が弱かったので、身体に合うボディソープを探すうちに「ああもう探すのも面倒だ、それなら私が作ろう」ということになったのだ。

苛性ソーダの入手はちょっと大変だけど、他は割とどうにでもなるのが自作石鹸の良いところ。
使う油も使い古しのサラダ油だって、こだわりを極めたオリーブオイルだっていい。
油も単品で作っても良し、ブレンドして好みを追求しても良し。
可愛いモールド型に入れたって、牛乳パックを再利用したっていいのだ。
そこらへんを考えるのもまた楽しい。

私は結局、マルセイユ石鹸がお気に入りだった。
泡立ちも洗い心地も保湿力も申し分ない、とても贅沢な石鹸なのだ。
難を言えば、材料が少々多いこと。
オリーブ油こそ簡単に手に入るが、当時はココナッツ油とパーム油はなかなか見つからなかった。
そうこうしているうちに色々と忙しくなり、なんとなく相性の良いボディソープを見つけて以来、手作り石鹸からは離れていった。

聞けば、マルセイユ石鹸をすぐに作れるブレンドオイルが売っているそうなのだ。
それなら簡単に作れるなあ、と思わずニヤリとしてしまった。
苛性ソーダはまだある、道具も全部揃ってる。
しばらくぶりに石鹸作りも楽しそうだ。
そんなことを考えながら、週末をぼんやりと過ごした。

便利な世の中になってた

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