ふたつの事務所

星野源だからこそ成し得る「役者と音楽の事務所が別という特殊な形態」 : スポーツ報知 

こんな記事がありまして、珍しく源さんご自身がストーリーズに載せていました。
内容は「罪の声」で報知映画賞(助演男優賞)を受賞した時のインタビューでした。

ここにあるとおり、星野源は2つの事務所に所属しています。
俳優業は、大人計画。
そして音楽活動としてはSAKEROCK時代からカクバリズムを経て、現在はアミューズに所属しています。
「それぞれの分野で一人前になる」という理由がなんとも源さんらしくて、ついついニヤリとしてしまいます。

vol.67 シンガー・ソングライター/俳優 星野源 いろんな顔があっての僕|朝日新聞×マイナビ転職 Heroes File 

大人計画へのきっかけはこんな感じですね。
音楽マネジメントの別契約を「面白い」とあっさり受け入れてしまう松尾スズキさんの凄さですw



源さんはあくまでもマネジメント契約であり、大人計画の劇団員ではないのも注目点です。
それ故に、どちらもバランスよくお仕事できているのかも知れませんね。




こちらは、カクバリズムに在籍した時の話です。
SAKEROCKが角張社長からプッシュされたというのがまた熱い。

そして、カクバリズムからアミューズへ移籍する時の、角張社長の話があったはずなのですが…どうにもしっかりしたソースが出てこないという屈辱。
記憶が朧気なのですが、確か「増えていく音楽活動マネジメントの膨大な量に、カクバリズムという小さな事務所が対応し切れなくなった」という話だったと思います。
なので、角張社長のほうから源さんに提案されていたはずです。
ううう、ソースどこだったかな。社長のTwitterあたりだと思ったんだけど…。
(とりあえず、巷に流れているSAKEROCK解散説とかでは決してありません。そこは主張していきたいです)

そんな経緯で源さんはアミューズに移籍し、音楽活動は劇的にその幅を拡げていきました。



この「複数芸能事務所への所属」というのは、あまりメジャーではないのかも知れませんが。
星野源にとっては、きっと最適解だったのだろうと思うのです。
どちらも実績を残すまでは本当に大変だったとも思いますが、ひとつひとつが源さんの多彩な活動を支える大切な支えです。

きっと、大人計画で名実ともに丸裸になったり、カクバリズムで自由に音楽を面白かったり、そんな積み重ねが今の「星野源」を形作ってきたのでしょう。
それを全部抱えているからこそ、星野源という人はとてつもない強さを持っている…のかも知れませんね。

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