久しぶりに円盤を眺める【不思議/創造】

「源です」の破壊力は健在

ネット通販していたBlu-rayは相変わらず発送連絡がないのですがw、力技でフラゲしたDVDを眺めています。


まだまだ全部観たり聴いたりできていないのですが(各ディスクのボリュームが凄まじすぎる!w)、とりあえず今思うところを書き留めておこうと思います。

3年4か月ぶりのCDシングル。
前作「ドラえもん」まではリリースまでの期間がかなり短くて、懐かしむ前に新曲がリリースされる感じでしたねw
こんなに(意図的に)間が空くのは源さん史上初めてなのではないでしょうか。

・不思議
愛。
ドラマ「着飾る恋には理由があって」の主題歌だけあって、イメージが付いているかなあと思っていたのですが。
単体で聴くとそのイメージも変わり、もっと「愛」というものの根幹を歌っているような気がしました。
初めて恋心を抱いた人も、遠くに旅立った伴侶を懐かしむ人も、それぞれに寄り添える楽曲なのかも。
歌詞に多角的な韻が踏まれているのも胸熱です。

>>君と出会った この水の中で

という歌詞ひとつを取っても、「水」というワードが「蜜」や「密」にも空耳できて、なんなら羊水や海への連想も出来てしまうという面白さです。

>>愛に似た強い

という歌詞が個人的にはとても好きです。
そこそこ長く生きてますけど、「愛」って未だによく分からないのです。
けど「もしかして、これって愛?」と思う瞬間は時折あったりして。
死ぬまでに私は「愛」というものをハッキリ認識できるのかしら?と思ったりしますw
けど、きっとその揺らぎこそが愛であって欲しいと願うのです。
孤独も、愛に足る想いも、全て抱えて誰かを好いていられたらきっと幸せです。

DX-7の音も最高にキュンだし、なぜこれで楽曲が成立するの?!と叫びたくなる程の超絶難解コード進行も圧巻だし、もうヤバいです。

・創造
ものづくりへの想い。
私のスマホ環境とかPC環境の問題だとは思うのですが、とにかくCDって音がイイ!w
なので、源さんがこだわり抜いた「マリオ」の音が綺麗に聴こえるのがもう本当にヤバいです。
源さんの仰っていた「ゲーム音源そのままと見せかけて実はイチから作った効果音シリーズ」がヒドいですw
面白すぎて、脳がバグりそうになりますよー。

私は源さんのアップテンポ曲が大好物なので「創造」は文句なしで優勝です。

歌詞も改めて聴くともちろんマリオの曲ですが、それでいて「どこかの誰か」の背中を押す曲でもあり。
創り出す苦悩が解けるような、どこか優しい曲でもあります。

・うちで踊ろう
諦めと怒り。
これ聴くと、笑いながら泣きます。
「うちで踊ろう」がアップされた時の絶望感、今の息苦しさ、何もかも壊れていくことへの諦め。
全部抱えてなお、誰かの心の中で「踊ろう」と言ってくれるこの曲。
どれだけ感謝しても、し切れないです。

あの窒息から救ってくれた、うちで踊ろう。
CDになって、また「今」にフォーカスされた感覚もあります。
まだふつふつと沸き上がる苦しさを、改めて昇華させてくれるのが「うちで踊ろう」なのかも知れません。

・そしたら
生活と親子の食事。
これも「愛」だなあと、改めて思いました。
小さな誰かを愛でるその姿が浮かぶような、穏やかな楽曲です。
最後の

>>君の胃に捧げる

という表現が本当に好きですw
大事な誰かの血となり肉となる、そんな力のある言い回しですよね。
大きくなあれ、すくすく育つんだよ。
この楽曲からまた次の幸せが生まれそうです。



ザッとしか聴けてないので、こんな感じです。
あとは特典映像とオーディオコメンタリーが待ってます。
さあ、気合い入れて見なければ!!!w

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