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神社の歴史も文京地区の歴史も感じることができる 根津神社

根津神社

 根津神社は千九百年余に日本武尊が東夷征定の際に、須佐之男命の御神徳を仰ぎ千駄木の地に創祀したと伝えられている神社です。文明年間(1469~87)には太田道灌が社殿を奉建しています。

昭和34年に復旧工事が竣工し、その後、唐門、透塀、楼門の修繕も行い、昭和37年に完成しています。

アクセス

 その名の通り、文京区の根津という地区にあります。
HPにはアクセス方法として、東京メトロ千代田線「根津駅」・「千駄木駅」より徒歩5分、東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩5分、都営三田線「白山駅」より徒歩10分となっています。
私は千代田線の根津駅から歩きました。案内が要所にあり、迷うことなく神社に到着しました。
時間があれば帰りは別のルートで寄り道しながら帰ろうと思ってい他のですが、今回は大雪で新幹線が遅れていたので、早々に東京駅に向かいました。

御祭神

根津神社は、主祭神、相殿併せて5柱の神様をお祀りしてあります。
主祭神は、須佐之男命・大山咋命・誉田別命で相殿神としては、大国主命・菅原道真公です。

境内神社として、駒込稲荷神社・乙女稲荷神社がありました。

境内

正面鳥居から表参道を通り、御遷座300年を記念に造営された神橋を渡ると重要文化財の楼門があります。

神橋を渡ると楼門が

HPには、江戸内の神社の楼門で唯一残っているもので、安置してある随身の向かって右側は水戸黄門だと言われていますとありました。

唐門を入ると拝殿

そこから、唐門を抜けると拝殿があり、その奥には本殿幣殿と続いています。ちなみに唐門、拝殿、本殿、幣殿は全て重要文化財です。

拝殿

さらに、西門や透塀などの歴史的な建造物が多く現有されています。

境内神社である乙女稲荷に通じる参道は、奉納されたたくさんの鳥居が並んでいました。

多くの鳥居が並ぶ

乙女稲荷は池を見下ろすような舞台造りになっていて、祠は穴の中にありました。古い記録には穴稲荷とあるようです。

舞台造りの乙女稲荷神社

また、氏子であった夏目漱石森鴎外が境内散歩の際に腰を下ろした文豪の石や森鴎外旧宅の移築予定地もあったりして、文京区らしさも多く残る神社でした。

舞殿
御朱印

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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にっしー
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