グルメコラム第34弾〜幻のいちごを探せ!さいたまいちご狂詩曲(ラプソディ)
ふっふっふっ
とうとう禁断の果実を手に入れてしまったのだ
毎日配信してるんですけど、
そのリスナーであるJKがある日
いちごの話題になった時に
「べにたま」って美味しいですよ〜と
ほほぉ、べにたまとな
千葉の船橋ではお目にかかったことはない
ネットで調べたところ、埼玉のごく一部で展開されてるという
よしっ、お休みの日にちょいとツーリングがてら買いに行こう
・・・・・・・これが徒労に終わるとはこの時は知る由もなかった
天気もバッチリ晴れの日を選び、朝の6時に出発
なんせ原チャリなので、さいたまの加須市までは軽く3,4時間はかかる
(計算するなよ、絶対に!あくまでも安全運転というテイで行っておる笑)
加須市到着
売っているであろう情報を元に道の駅に辿り着き
店内に入る
あれっ?ないっ!
何周も回ってみるが、どこにもない
今日は収穫されてないのか
ウワサでは
ベルクやヤオコーなどのスーパーを回るが
やはりどこにもない
そうだっ
𝕏(旧Twitter)で検索かけてみるか
「べにたま手に入れましたっ@吉見町いちごまつり」
ファッっ?
いちごまつりだと?
ここから40分くらいの場所だな
一縷の望みを託してひた走る
吉見町到着
道の駅いちごの里よしみ
おおっ、まさにいちごのための道の駅っ
店内を探すも他の品種はあれども
べにたまは発見されず
おやっ?ガセネタなのかっ
そう思い、近くのお店の人に聞くと
外のテントで販売してるかもしれないけど
もう無いかもしれない
な、なにぉうっ
急いでテントに走る
「べ、べっ、べにたまはぁぁぁぁ?」
「あっ、すみません、本日すでに売り切れです」
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ
もうどうしたらいいものやら
途方に暮れつつ帰路に
ただ、Nissyさんを手ぶらで帰らすわけにはいかないという
謎の使命感にて
帰る途中の直売所にも寄ってみる
やはり無い
仕方ない
あまりんとかおりんを一パックずつ購入する
結果
この日は手に入れることができなかった
しかしながらどうしても諦めきれないので
いちごのことならこの人に、という最終兵器にすがりつく
さすがですよね
なんとか農家さんに聞いていただき
一パックならということで
ようやくべにたまを手に入れることに成功するのである
あのね
もう、これヤバいですわ
元々かおり野は好きないちごではあったのだが
その系譜が脈々と受け継がれておる
砂糖もミルクも付けてないのに
それ以上の甘さを醸し出しているのだ
一時期やよいひめにハマった時もあったが
俺の中での史上最強いちごは
この日を持って更新された
ちなみに右側はあまりんなのだが、
こちらもスゲェあまあまでござる
それもそのはず
銅賞取ってるとこやん、ここって!
ともかく酸味よりも甘味が何倍も強く
風味も水分量もバッチリのべにたまは
まさに禁断の果実とも呼べるシロモノでした
どうしても手に入れたいって人は
吉見町の道の駅Instagramをフォローして
情報を掴むことがゲットへの近道だと思う
一つだけ言っておこう
生半可な気持ちで手に入れようとすると
まず手に入らないものである
ただ
思いっきり情熱燃やして手に入れるだけの価値はある
ここまで読むともうアナタは
べにたまを食さずにはいられないと思っているはず
ぜひゲットして
この世の幸せを噛み締めてほしい