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【喰う寝るゲーム】クリア後感想:ネタバレ有り!【FF16】

 7年ぶりのナンバリングタイトルとしての新作FF、ファイナルファンタジー16。発売日に購入し、ようやく昨日、エンディングと相成りました。
 プレイ時間は90時間。個人的にはそんなに時間をかけたつもりはなかったのですが……こんなになっちゃいましたねwだって面白かったんですもん!

 これで思う存分、ネタバレに触れられるというもの。でもあるし、俺もネタバレ記事を書ける!
 ということで、この記事ではネタバレ有りの感想となります。FF16は、ネタバレをしたことでストーリーが台無しになる!……というようなゲームではないのですが、ま、それでも未クリアの方には閲覧非推奨ですので、ご注意を!

 うっかりネタバレ防止カウントダウン↓

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1

 それではいってみましょう!

ジョシュア、強くてかっこよかったよなぁ

■生きて帰って欲しかった

 もう、これに尽きるよね……。
 確かに、生存説も考えられるエンディングではあったと思います。
 だけどそうじゃなくて、あれなんよ。もう少し正確に言うと、祝勝会をやって欲しかったんだよ、みんなで!
 特に、クライブとジョシュアで。

明るい世界で、暮らしてほしかった

 18年ぶりに再会できたというのに、ずっと戦いに身を投じていて、おちついてゆっくり話す機会なんてなかったと思うのね。
 18年、いろんなことがあったと思うのよ。辛いことはもちろん、楽しいこと、ささやかな出来事も。そんな思い出話を、戦いを終えて、酒を酌み交わしながら、笑って語り合う……。そんなエンディングを、俺は夢見ていたんよ……。

 あまり映画やゲームで泣かない私ですが、エンディング、米津玄師の曲を背景に、ジルが見上げた月に寄り添うメティアが、フッと消える瞬間……そしてトルガルの遠吠え……さすがにこれはきましたね……。

 というか、それまでの演出でも「あ、こりゃ二人とも死ぬわ……」てきなものがなかったので、その辺りはもう、開発側に踊らされましたね……w
 まったくよう、揺さぶってきやがって、吉田Pめ!参りました!

■インパクト絶大な演出の数々!

 これ……今後のゲームに、「熱い演出」ブーム来るんじゃないですか?
 熱い演出。しかも、いずれも言ってしまえば「ベタな」「お約束な」熱い展開&演出。
 それだけでなく、ラスボス。ラスボスのセリフも、ホント「ラスボスらしい」、傲慢な、かつ、鉄板のセリフが満載!見覚え、聞き覚えがあるセリフなのに、ちゃんと憎たらしいし、「このセリフ聞いたことあって萎えるな」なんて全然思わない。
 すごいね。それまでのストーリーやキャラクターの背景、そういった骨子をしっかり作れば、目新しさなんてなくても、がっちり熱くなれるんだね。

 好きなシーンはどこ?ってプレイ済みの人と話したら、「あれはいいよね!」「ここも好きなんだよ!」って、いくらでも出てきそう。
 ここからはマジで語彙ゼロになるんだけど……俺の好きなシーントップ3を書かせてくれ!

◇第三位 ガルーダ戦

 要は、最初の召喚獣合戦です……上がった!マジで上がりました。
 特にイフリート顕現後!の、ムービー!イフリートのあまりに暴力的な攻撃に、半分引いてましたね(笑)
 トドメの地獄の火炎!これを、ガルーダの両手を掴んだ状態で打ち込む!ガルーダの苦痛にまみれた表情!これはもう恐怖すら感じるレベルでしたよね。いろんな配信者のこのシーン、何度も見に行きました。みんな引いてました(笑)

ガルーダの爪の質感たまらん。

◇第二位 最終アルテマ戦

 ここは外せないよね……!
 特に、アルテマの「ラスボスらしい」心情変化!

 「かかってくるがいい」
⇒「ほお、やるな」
⇒「これほどとは」
⇒「貴様!許さん!」
⇒「この私が!バカな!」
⇒「ぐわあああ」

嗚呼、ド鉄板。ド鉄板リアクションが、痛快でたまらんのですね!

 それと好きなのは今までの召喚獣のアビリティ総登場シーン!
「クライブ!」の声も相まって……いや、ほんと語彙ゼロなんだけど……最高じゃない?(笑)

 それとそれと、フィニッシュの、ぶん殴り!(笑)
 あの締め方、プレイ実況を見ているユーザのコメントを見るイマイチだっていう人もいるみたいだけど、あれはFF16を象徴するようで個人的に大好きですね!ド派手な演出に重きを置いたFF16らしいクライマックス。俺、「トリガーかよwww」って言っちゃいましたもん、アニメ制作会社の。「999999!!!!!」っていうダメージ演出とか、バカバカしさと表裏一体で最高でした。 

 あとは地味に、アルテマが「この世界を"最後の幻想"にしてくれる!!!」というセリフ。まさかタイトル「ファイナルファンタジー」をここで回収するとは……!
 「ところでファイナルファンタジー、ってなんだろう?」という、もはやユーザーの誰も気にしていないタイトルの意味をここで……!律儀だなぁ。
 のちに出てくる、ジョシュアが書いた(とされる)歴史書のタイトルも「FINAL FANTASY」でしたね。魔法が無くなった世界。魔法を幻想と言うならば、アルテマとの戦いは「幻想の最後」と言えるもの、だったのかもしれないですね。

※最終戦はさすがに興奮して全然写真撮れんかった。。。

◇第一位 バハムート戦でのフェニックスとの共闘!

 俺が「ネタバレしないでここまで来られて、本当によかった」と思えるのが、夢にまで見たフェニックスとの共闘。
 FF16を始めた直後。ジョシュアが生きているなんて思ってもおらず、「え……もしかしたら生きてる?」となり、生きているってわかってからも、再会できるかドキドキしながらずっとプレイしていて、祈るような気持ちでずっと、ずっとプレイしていて……!

 そして、つに共闘……!このシーンを、この展開を、ずっとずーっと、夢見ていた身として……最高以外の何物でもなかった!!!
 一方がピンチになった時に、一方が駆けつける!これも、ベタでありつつもブチ上がる展開!最高です。

 合体した時は、生き物合体系が苦手な私としては受け入れるのに若干の時間が必要でしたが(笑) 受け入れてからは、バハムート・リズン、大好きになりました。

■俺たちはアルテマになるかもしれない

 アルテマが言っていたことを聞いていて、ずっと思っていたこと。

 アルテマは、「自分が生み出した、"自分の模造品"が、自分に反逆してくるのを恐れていた」というのがありましたよね(読み取り違っていたら教えてください。アルテマは言ってることわかりづれぇんだよ(笑))。

 人間側からしたらたまったもんじゃないし、お前何言ってんだ、俺たちのことも考えてくれよ、という気持ちになりますが……。
 アルテマを人間、人間をコンピュータ・AIだと置き換えると、あながち、縁遠い話ではない、って気がします。

 よく「コンピュータに感情は生まれるか」という話題が出て、「生まれるかも」「いやそれはない」と議論することがあります。私は「生まれない」派なのですが……もしAIが「俺たちを生き物として認めろ!」「俺たちとお前は、何も変わらないだろ!」なんて主張してきたら……私は、すんなりそれを受け入れる自信……ないんですよね。

 これから科学の発展で、AIのような「生き物のような存在」を、自分のPC上で作れるようになったりすると思うんですよ(なんならもう作れるかも)。
 そのとき、その「生き物のような存在」にとって、人間は神様ですから。自分のPC上で、面白おかしく作った生き物たちがもし、僕にとって何かしら不利益をもたらすような挙動をしてきたら……普通に、全削除しようとするかもしれない。

 そう考えると、アルテマの行動も、わからなくはないんですよね。
 ただ、「アルテマ側も人間も同じ」ということを受け入れられなかっただけ。でもそれは、いつか自分の身に降りかかってくる日がくるかも、と思うのは、考えすぎなのかな……。

■終わりに

 ということで、ネタバレ版感想をここまで書いてきました。
 皆さんは、自分が初めてプレイしたファイナルファンタジーの、クリア後の感想、覚えていますか?僕は……覚えてないっすw でもそういう人が大半なのではないでしょうか。
 ファイナルファンタジーという大作を、全身で体感出来て、そしてそれを記録に残すことが出来て、本当に幸せです。

 ファイナルファンタジーが好きでよかった……!これからどうなっていくんだろう。そういう新たなワクワクも芽生えてきました。
 その思いについては、また別の記事で書きたいと思います……!

 ネタバレ無し感想はこちらから!

 ということで、
 今日はここまで。
 寝ます!
 また今度!


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