食う寝るゲーム【ポケモンLg】感想まとめ

「ポケモンレジェンズアルセウス」が発売して2週間。
そろそろ熱量も落ち着き、
満足しきれてきた頃です。
オール100％達成してないですけどね！
贅沢なものです。

そろそろ、全体の感想を書こうと思います！

■すべてが「ポケモン可愛い」

これまでいろいろな感想を書いてきました。
寄り道しすぎてメインシナリオが進まないとか、
ストーリーがこれまでの作品より良いとか、
写真を撮るのが楽しいとか。

それらの楽しさをを抱えている根幹は、
「ポケモン可愛い」だと思います。
というか、それが全てです！

あのですね、ゲームの仕組みやビジュアルとかは、
別に真新しいものではないんです。
だからこそ「ポケットモンスターハンターBress Of The Wild」
なんて言われているわけですし、
そもそも初代ポケモン自体が名作ゲーム「MOTHER」に
インスパイア受けてるなーって感じがするし、
ポケモンはもうそういうもんなんで良いんですよ。
そこじゃないから、ポケモンは。

ただただ、他のゲームと違うのは、
ポケモンというキャラクターの魅力、
これに尽きると思います。
そして、
今作はその「ポケモンの可愛さ」が過去作品の中で一番！
それが、ポケモンレジェンズの核、だと思います。

全体感想と言いつつちょっと細かいところを喋っちゃいますが、
可愛さ表現、いろいろあって最高ですよね！
まずは、手持ちのポケモンを全員出せるのが素晴らしい！
リアクションもたくさんとってくれます。
剣盾の時のキャンプも良かったですが、グレードアップしてますよね。
個人的にすごいなと思うのは、ポケモンが基本的に
「！」とか「♡」とか言わないところ。
そんなことをしなくても、
ポケモンのアクションで気持ちが伝わるんですよねー。
ちょっと刺激的にするなら、
ポケモン同士でケンカとかしてもよかったかも、と思うくらい。
前回の「意見の相違」の話とも重なりますが。

キャプチャを撮るのも捗るし、
（インターフェースが非表示にできるのがありがたい！）
ポケモンらしい独特ななきごえセリフもいいし。
（ガーディの「くぬん」が好き。
　ミジュマルの「ぴちゃちゃ」は認めるべきか際どいところだが、
　そのキワキワを攻めてくるあたりがまた好き。）
なによりそんなかわいいキャラクターが
今作は200体以上いる、というのが、ポケモンの強みですよね。
200体……。
これはポケモン全体の、4分の1程度の数にすぎない。。。
ポケモン、やはり怖ろしいコンテンツです。

と、こんな風に、これまでのポケモンから進化したあらゆる要素、
ストーリーが良くなったことも、
ビジュアルが良くなったことも、
新しいアクション要素もこれらのすべてが、
「ポケモンを可愛く見せる！」
という熱意のもとに行われていると感じました。
そしてそれは結果的に上手くいっているし、
その部分に関しては、他のゲームでは味わえない、
唯一無二のゲームになったと思います。

■ダメなところもそりゃあるさ

このゲームは
「ポケモンがかわいい！」という魅力の元に
成り立ってるゲームだと思いますんで、
じつは……とっても粗いゲームだとも思います(笑)
いや、これまでのポケモンもそうで、
今作はしっかり進化していますが、
（技構成の変更がラクラクなのが嬉しいよね）
まだまだ進化の余地を残してますね。

例えば、ポケモンの魅力である「奥深い対戦要素」。
今作はオンライン対戦はないし、
それに新しい対戦の仕組みも「強み」というほど
うまく行っていない気がします。。。
ターン制って、1対1だとあんまり意味ないんだよなぁ。。。
1対他の時は、誰から倒すか考えたりしましたが。
そういう意味では、こちらもポケモンを3体くらい出して、
他対他にした方が面白かったと思います。

あとは……ファストトラベルが最初から使えるので、
途中でポケモンライドが出来るようになってもありがたみが少ないな、
とか、惜しい点もたくさんあります。
ポーチ拡張のシュウゾウさんとかね！(笑)
シュウゾウさん、ゲーフリに言われた通りの商売をしているだけなのに、
ラスボスとか黒幕とか酷い言われようです。
※ゲーフリ：ゲームフリークス、本作の制作会社

だけどさ、いいんだよ(笑)
ゲーフリらしいんだよ(笑)
「あー、なんでそれをそうしちゃうかなぁ～」
ってするもんなんだよ(笑)ゲーフリは。
（今の剣盾ランクマの特殊ルールとかね）
もう、俺たちはポケモンが大好きなんだから、
多少の粗は許しちゃうって。

■これからのポケモン

ここは僕の中での妄想に過ぎないのですが。

これまでポケモン開発をする時って、
基本的に、過去の仕組み（プログラム）を流用して、
最新作を作っていたと思うんです。
剣盾でもボックスを開いた時にドット絵が残っていたり
（どう考えても不要なんだよな、ドット絵）、
特性ちからずくのポケモンが
いのちのたまダメージを受けないバグがずーっと残っていたり、
そういうのが多いから。

だけど今作、繰り返しですが妄想なんだけど、
多くの基本要素を作り直したように感じるんだよね。

ここまでは妄想にすぎないけど、
ここからは確かに僕が感じたことで、
とにかくこのゲームのいろんな要素から、
「新しい、最高のポケモンを作ってやる！」
という気概を感じました。

このゲームから感じるそのような熱意からも、
「ポケモンって、レジェンズから変わったよね」
「あの作品ってポケモンレジェンズより前だっけ？」
というように、
ポケモンレジェンズ前、
ポケモンレジェンズ後というように
ポケモン史の境界線として語られる気がします。
だって、もう戻れないでしょう。
草むらにエンカウントしに飛び込んでいくスタイルに。
カメラが固定で、目の前で、アップで見られないポケモンに。
（旧スタイルの最新作であるダイパリメイクが、
　大成功していたならあるいは……でしたが……）

なので、今後の作品、
どれだけスタンスが変わろうとも、
「ポケモン可愛い！」を味わうことができれば、
ポケモンって面白い、と感動できるだろう、
と思えたのでした。

…………ただし…………
たのむ。
ポケモンの魅力その②である奥深い対戦。
お願いします。
何でもしますんで、
ポケモンのランクマッチ、
復活させてください。
どんな形でもいいですから。

「ランクマはがんばって作っても商売として儲からない」
って思ってるのかもしれません！
タイプ相性が複雑すぎることについても悩んでいるのでしょう！
ましてや特性、持ち物、種族値、努力値、個体値！
でもでも、チュートリアルをしっかりすればユーザーもついてきますから！
月額500円とかでもやる人いますから！

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というわけで、ポケモン感想を書いてきました。
そろそろポケモンレジェンズもプレイ納めかな、
と思っていましたが、
ロバート山本博さんの実況で、
こんなことをおっしゃっていました。
（再生したらすぐにエピソードが始まります。）

面白い。興味深い。そして感動しました。
今作、細く長く、
そして絶対図鑑をコンプリートするぞ！
……と決意を新たにするのでした。

ゲーフリの皆様、色々言いましたが、
素晴らしいゲームを作っていただき、ありがとうございました。

■過去記事まとめリンク

これまでに書いたポケモン感想記事です。
このリンクを置くことで、
ポケモンレジェンズ感想、としようと思いますので
よろしければぜひ。
日付が古い順に置いておきます。

たくさん書いたなぁ。
オフラインゲームでこんなに書いたのは初めてですね。

それじゃこれから、三爺捕まえにいこうかな。
また次回！