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高齢者の「QOD」を高める終末期ケア

自分らしい逝き方である「QOD」は、自分らしい生き方である「QOL」と重なります。

人々が恐れるのは「死」そのものよりも、死に至る過程で遭遇する苦痛、恐怖、不安感、孤独感、家族や友人と別れることの寂しさや、残される家族の生活の心配などです。

そうした否定的な感情を取り除き、安心して「死」を迎えられることが「満足のいく死」と言ってもよいでしょう。

そのためにも、さまざまな職種が専門性を発揮して、身体的苦痛を取り除くために、医療の力も有効に使いながら、精神的苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルな苦痛を可能な限り和らげられるようにケアすることが求められます。

本研修では、そんな「QOD」のあり方と、施設や在宅で高齢者の支援に携わる専門職としてのより適切なアプローチ方法を具体例で解説します。

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◆タイトル

高齢者の“QOD(死の質)”を高める終末期ケアと適切なアプローチ方法

一人ひとりの死生観に寄り添った実践のポイントを学ぶ

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◆指導講師

北村恵子 氏
浅井東診療所 看護師
認知症ケア上級専門士
学会認定プライマリ・ケア看護師

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◆プログラム

1.在宅死・施設死の増加と医療・介護の役割変化
2.終末期医療および介護施設における看取りの課題
3.「QOD」の向上に期待される在宅医療の実際
4.高齢者・家族の「QOD」を支援者としてどう捉えるか?
5.「死への準備」「死の自己決定」をいかに支援するか?
6.認知症高齢者の「QOD」を高めるために必要な手立て
7.「QOD」に寄与する介護現場における緩和ケア
8.介護施設における看取りと「QOD」向上の実際
 ~効果的な多職種連携で生み出された成果
9.在宅ケアにおける看取りと「QOD」向上の実際
 ~家族とともにナラティブに寄り添う終末期

理想的な「死」につなげる支援を具体例で!
その人の「QOL」に影響を与える「QOD」向上に必要な専門性とは

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◆受講料
一般:14,000円
会員:11,000円
(1名につき・消費税込)
※会員は日総研会員制・専門雑誌の年きめ購読者です。

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◆受講申込方法
下記ホームページよりお申込みください。

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