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【活動報告】2024年12月10日 アウトリーチプログラム 目黒区立五本木小学校
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出演:荒牧小百合(ソプラノ)、土崎譲(テノール)、古川かりん(ピアノ)
寒さに負けない元気な4年生に拍手で迎え入れていただき、演奏がスタートしました。今回はクリスマスソングやアニメーション映画の名曲、さらにオペラまで幅広い曲を演奏。
まずは「雪」「ジングル・ベル」「ホール・ニュー・ワールド」など、耳馴染みのある歌に静かに耳を傾けてくれていました。「君をのせて」では4拍子を指揮しながら聴いている児童がいたり、学校からのリクエスト「魔王」では、土崎さんの迫力ある高音に驚く傍ら、古川さんの速い鍵盤の連打を手元で真似しながら聴いている児童も見受けられました。
土崎さんが「魔王はどうでしたか?」と感想を求めると、「怖かった!」という素直な声が上がっていました。
今回のアウトリーチでは、日本語、英語、ドイツ語、イタリア語とさまざまな言語に触れたため、荒牧さんがイタリア語とドイツ語の挨拶を教える場面もありました。荒牧さんに続いて児童の皆さんが発音してみるという流れで、特にイタリア語の巻き舌を一生懸命に真似する姿が印象的でした。「私のお父さん」を荒牧さんが歌い終わると、さっそく習った「Bravo!(素晴らしい!)」を大きな声で言ってくれた児童もいました。だんだんと距離も縮まり、最後のデュエット「乾杯の歌」が終わると、今度は児童全員から大きな声でBravo!と称賛をいただき、華やかに終演いたしました。
質問コーナーに移る前に、音楽の先生から「20年後、この中の誰かが歌手になって歌っているかもしれないよ!」とお話しされていました。アーティスト達も頷きながら、「みんなくらいの歳の頃には歌手になるなんて思っていなかった、みんなもたくさんの可能性を秘めているんだよ」と児童たちへメッセージを送っていたのも印象的でした。質問コーナーではたくさんの手が挙がり、
・メインで歌っている曲は何ですか?
・緊張しないんですか?
などの問いかけに、その時々で様々な曲を歌うけれど年末は第九を歌う機会が増える、程よい緊張感がある方がより良いパフォーマンスができる、などアーティストそれぞれが質問に答えてくれていました[レポート:事務局 高宮]