【シノビガミ】キャラシ管理はNotionを使え


まえがき

一端のTRPGプレイヤー、ニスラです。

以前公開した独自流派シートの話が(固定ツイートにしてたこともあり)多くの方にご覧いただき幸甚の至りです。読んでくださった皆様ありがとうございます。

さて、シノビガミプレイヤーの皆様は、普段ご自身のキャラクターシートはどのように管理されているでしょうか。閲覧パスや編集パスワード、きちんと管理できていますか?

以前、Discordのとあるサーバーでこの話題になり、テキストファイルやブックマークで保存していたり、スプレッドシートでまとめていたり、自分だけのDiscordサーバーで管理していたり……と、皆さん管理に苦労されている印象を受けました。

中にはパスワードを使いまわしていたり、「面倒だからパスとかかけない」なんていう方もいて、いくらゲームといえどもインターネット、これは由々しき問題だと感じました。

だから、そんなキャラシ管理に頭を悩ませる人に伝えたい。

――キャラシ管理は、Notionを使え。

Notionの利点とは?

そもそもNotionとは何か

いきなり言われても……と思う方も多いはず。そもそもNotionとは何か、を簡潔に説明すると、WordとExcelとメモ帳とデータベースとカレンダーが合体してついでにリモートでの共同作業機能がそこそこついている、要するにOffice 365 Lv.999みたいなサービスです。一応有料プランはありますが個人利用ならよっぽど無料で困ることはないです。

オンラインセッションと相性が良すぎるデータベース機能

では、なぜNotionがそこまでキャラシ管理キャラシ管理に向いているのか。

その理由は、Notionのデータベース機能の充実性にあります。

データベースという言葉、定義を調べれば難しい言葉がいろいろ出てきますが、分からない方はふんわり「名簿みたいなもの」と認識しておいてください。

Notionのデータベース機能では、プロパティ(登録するデータに紐づいた情報)として、名前や数値、文字列だけでなく「URL」や「画像」なんかも記録できたり、所謂「タグ」や「ラベル」と呼ばれるようなものも設定できます。シノビガミを例に取れば、

  • キャラクター名

  • キャラシURL

  • 流派(タグ付け)

  • 閲覧パス

  • パスワード

  • 立ち絵(透過維持で再保存可)

……と、ほとんどのキャラシの要素をNotionで記録・管理できるわけです。しかも、公開・共有しない限りは自分のアカウントからしか閲覧できないため、セキュリティも万全です。

筆者が普段使いしているPC管理データベースのブランク。
六大流派→下位流派みたいな登録ができるようにしている。

さらになんと、流派などはタグ付けしておけば流派からの逆引きもできたり、キャラシのURLはワンクリックで飛べたりと、実用的な機能性も抜群です。

例えば「斜歯系列のみ」で列挙してみるとこう(PC名とかは隠してます)
URLを貼ってあるところはワンクリックで飛べる

とにかく、Notionのデータベースはシノビガミ、ひいてはオンラインセッションのキャラシの管理にうってつけなわけです。

シンプルでわかりやすいデータベースの設定方法

とはいえ「データベースを1から作るなんて大変そう……」と思う方もいるでしょう、大丈夫。Notion君はデータベースを簡単に作らせてくれます。

Notionへの登録(Googleアカウントでできます)を済ませたら早速新しいページを作ってみましょう。

なにもない

下の「テーブル」なり、"/"でコマンドを呼び出すなり、その行にカーソルを合わせると出てくる+マークをクリックするなりして、新しいデータベースを作ります。

下だと一発でいける
こういうのが出てきたら「テーブルビュー」を探す
当然データベースなんてないので「新規テーブル」からデータベースを新しく作る
(ビュー=表示形式でしかないので、どのデータベースを表示するかを選べる)

当然新しいデータベースには何も入っていません。早速何か登録してあげましょう。え?碌にデータベースの設定もしてないのにそんなことしていいのか?

――いいんです、Notion君は許してくれるから。

青い「新規」ボタンから新しいページ(データベースの中身)を追加してあげましょう。記録したいキャラの名前を入れて……URLを記録したいので、「プロパティを追加する」から「URL」を選んでその記入欄を作りましょう。

「URL」プロパティだとワンクリックでそのURLに飛べる

流派とかみたいな、選択肢一つを選ぶタイプなら「セレクト」が便利です。後々選択肢を追加したくなっても、その選択肢の名前を入れてやれば勝手に作ってくれます。

「そんな選択肢ないから作るよ!」で作っておいてくれる

あとは、他のキャラクターも同じように「新規」から追加してあげれば、同じ記入欄で追加できます。もちろんプロパティも同じように増やして構いません。例えば、立ち絵を記録したければ「ファイル&メディア」から画像をアップロードしてあげるといいでしょう。

――そう、このように、Notionではデータベースを「設定」しながら「データ入力」ができるのです。

足りないところは後で作るにしてとりあえずデータ入力作業ができる

こうやって、データだけでなく要素も簡単に追加できるのが一番の魅力です。煩雑な設定なく始められて、修正も効きやすいので不慣れな方でも安心です。

おわりに

思い付きで書き殴ってしまった記事故、読みづらい箇所も多かったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。この記事を通して、皆様のTRPGのキャラシ管理のお役に少しでも立てていれば幸いです。

この記事のご感想やご意見、その他Notionについて(私でよければ)聞いてみたいことがあれば記事のコメントや、各種SNSのDMなどでお気軽に送ってください!

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