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涅槃図も羅漢図も好きだ!
今日は涅槃会ですね!
2月15日は、お釈迦さまが入滅された日。
この時期は、涅槃を描いた「涅槃図」がお寺や美術館、博物館などでも公開されています。
先日、京都でのイベントが終わった翌日の午前中、ちょうど時間が空きまして、年中無休で月曜日も開館されているということで、相国寺承天美術館へ行ってまいりました。
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「曝涼展 冬」(2023.1.8-2.19)
というのを開催されており、重要文化財や初公開の資料が沢山展示されていました。
第1展示室には、羅漢図や大涅槃図などが展示されておりました。
「そうなの、そうなの、これが見たかったのよ…」
と、大涅槃図を前にじっと眺めてしまいました。
この活動を始めてからなのですが、最近は、なぜか妙に「涅槃図」を見ると心が落ち着くような、ほっとするような気持ちになります。
お釈迦さまの寝姿だったり、台座の装飾だったり、沙羅双樹の描き方たったり、悲しみに暮れる登場人物(動物含む)たちをじっくり眺めていると、いつの間にか時が過ぎていく感じが好きです。
また、周囲を取り囲むように、羅漢図が十六幅展示されておりまして、その中の一つ、羅漢の背景に佇んでいる鬼の表情がすごく気になりました。
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大2展示室には、軸装や壺、茶碗、書などが展示されておりました。
常設展示の鹿苑寺大書院障壁画の伊藤若冲の襖絵も圧巻でしたし、なにより、辮髪姿ではない、裸形の不動明王立像の迫力も同時に堪能できるという最高の空間が広がっておりました。
2月19日迄の開催だそうです。