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自分らしく働きたい それが起業だった    しかし途中で気づいたのは…

自己紹介

看護師です
職歴約30年
生まれは東京、祖父母、父、妹2人の7人家族

幼い頃

両親はあまり仲が良くなく
幼いながら結構母親の顔色をうかがってたなぁ
ほしい服があっても我慢したり
そういえば、母親と一緒に買い物に行くこともあんまりなかったな

手に職

そんな母親の口癖が
「手に職をつけなさい」だった
高校生の時に「看護師」になろうと決めて
准看護学校に進学して働きながら卒業
すぐに正看護師になるための学校へ入学
国家試験が受かって手に職をつける

看護師人生

人のために働く
自分は人のためになっているのか?
30代訪問看護を始めた時に
こんな自分が人のために働くことが出来るのだろうかと不安が出てくる
働きながら通信制の大学に行き心理学を学ぶ

愛情欲求

なんで人のために働くのか考えた時に
自分が受けたかった親からの愛情を
自分が患者さんを思うことで疑似体験していたのかもしれない
つまり、親に愛して欲しかった
愛されていたのかな?
幼少期に親の愛情を満足に受けられた自覚がなかったから
看護師として働き続けているのかもしれない

ブロックを外す

幼少期の時期には戻れないので
愛情不足は諦めるしかない
その前に、自分はそう思っているけど
母の気持ちは考えたことはあるのか

「ないです」

母親は私を愛していてくれたかもしれない
大事に思っていてくれたかもしれない

コーチングを受けながら
ある日ポロっとブロックが外れる

許せたのです

すごく楽になりました
それからは少しずつ自己肯定感を上げていって
自分は自分でいいと認めるように

起業

看護師の仲間では起業を考える人は意外に多い
お話を聞いていると
やはり、自分の満たされない想いを叶えるための起業だったりする
満たされない思いは人間関係にあることが多く
伝えたいのに伝わらないもどかしさが
諦めとなって起業に向くのではないか

私の起業は
「誰かのために役に立ちたい」からスタートしました

気づいたこと1つ目

起業して気づいたことは
自分の振り返りをしていく中で
なぜ起業なのか
起業しなければ満たされなかったことは何なのか
満たされると自分の何が叶うのか
が見えてくる
起業がゴールではなくなりたい自分への過程の1つとも想てくる
これから起業を目指す看護師の方が読まれていたら
そこのところを内観してみるのもいいかもしれない

乗り越えられなかった壁

コミュニケーションに自信がない私は
起業したのちに患者さんやご家族とは非常にスムーズなコミュニケーションを
取ることは出来たのだが
従業員とのコミュニケーションが円滑に行かなかった
これは100%私のコミュニケーションスキルの無さが引き起こすことなのだが
元々、安心して話すという実体験を幼少期にしてこなかったので
話が出来ない→しなきゃいけない→もっと出来ないの負のスパイラル

時すでに遅しである
事業を継続はしたいがリーダーが私では続かないという危機が訪れる

会社株売却

結局、コミュニケーション不足から
職員に不安を与えてしまいこのままの事業形態ではいくが
会社の代表取締役を変える選択をしました
会社株売却です

何人もの方々に相談してみました
顧問契約していた税理士は
会社売却の場合は、売った側の会社代表は退くのがセオリーである
と助言を受けました

本来であれば責任をとって退くのが、買っていただいた相手側の
法人にも迷惑は掛からなかったのかもしれません

結局、私は同じ仕事を継続して行う形をとってもらいました

コミュニケーションと起業の相性

自分の求めるものを起業で叶えようとする場合
満たされなかった想いを起業で叶えるのか
起業前の時点で、満足はしていて高みを目指したくて起業するのか

私の場合は前者だったと思います
やはり、両親に無条件に愛されたかったという想いを
仕事で疑似体験することで叶えようとはしていたんじゃないかと

仕事はやりがいがあり天職だとも感じていたし
「人のためにもっと尽くせるのではないか」
その想いが起業へとつながったのではあるのですが…

仕事への想いが、何かが足りず叶えるためのものであれば
今一度、今の現状でコミュニケーションを図ることで
叶えられることが出来るかもしれません

それをしないで起業しても
同じ不安や不完全燃焼の状況は起きてしまいます

組織から離れて自分1人で起業すると言っても
やはり、人間関係はついてきます
なので、想いを伝える努力をしなければ途中で気持ちがついていかなくなります

気がついたこと2つ目

コミュニケーションはスキルです
出来なければ出来るように訓練していかなければなりません

苦手なら苦手なりにコミュニケーションから逃げずに
「苦手ではない」と意識することから始めて
克服しなければなりません

気づいた事の2つ目は
やり方は何にせよコミュニケーションは生きていく上では
もう自分からは切り離せないという事です

幼少期に親から安心出来るような関係性を持つことができなかった人は
相手に伝えた時に「何て思われるだろう」とか「嫌われるんじゃないか」と怖くなって喋れなくなると思うのですが

まずは、身近に話しやすい人がいたらいっぱい話しかけてみてください

私の経験から学んでいただきたいこと

看護師や介護に携わる方でこれから起業を夢見ている方多いと思います
起業して10年、8年目に会社株を売却した私がお伝えできることは
起業で何を叶えたいのかをもう一度自分自身に問いかけてみてくだい

そして、起業して思うようにいかず
途中で誰かに会社を譲ったり会社を閉じたりすることも
可能性としてはあるでしょう

でも、それって失敗じゃないんんですよね
あくまでも経過(経験値)です

そして、挫けそうな時に
周りに人が自然と集まってきてくれるんですよ
そうすると、そうゆう方々にはお話が出来て
「コミュニケーションってしんどくないんだ」と気づきます

最後に

最後まで読んでくださりありがとうございました
私は看護師の経験が長く
コミュニケーションうまく取れないということで経験したことも強みとして
これからも多くの方に役に立つ記事を書いていきたいと思います
この10年でコーチングも学びましたので
そちらからのご相談も承ります


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