ルークハントに落ちた女がツイステ5章に思うこと

最近ツイステ始めて、フェローオネストが最推しとなり、レギュラーメンバーに推しができないな〜〜みんな好きではあるけどな〜〜
と思ってたら、全く予想外に(容姿などが普段の私の好みではない)ルークハントに横っ面を殴られて悲鳴をあげています。
5章、最高でした。

でも5章および、5章であかされるルークハントのあれこれは、実装当時けっこう炎上したらしいですね。風の噂で聞いたくらいの話なのでよく知らないのですが。
気になって軽く調べたら、ネージュやルークへのヘイト文章も目にしてしまいました。
オーララ!
人それぞれの感想にケチをつけるつもりは全くありません。
だって嫌だなと思う気持ちもとても大切なものだし。私は嫌だった、私は悲しかった、私はこう思ったということが言えなくなっちゃったらネットの世界はつまらない。本人に向けるような誹謗中傷は別として、個人的なところに何を書くかは自由。

ただ!読んでしまったからには!
私は私でこう思うという話をしたくなってしまったので書きます!!
決して反論ではなく個人の思いです!

以下、ツイステ5章のネタバレを多量に含むのでお気をつけください!













ネージュの公演を「あんなお遊戯会に票入れるルークの審美眼なに?」と思うファンもいたようで……
ネージュの舞台を本当に「お遊戯会」「ただ可愛くて癒されるだけのもの」と受け取った方も多いのだなあと思いました。そう受けとったのなら、確かに納得いかないよなあ。

私の解釈でのネージュの舞台は……本当にキラキラしてて神秘的で泣けるほど美しく平和な光景だったと思うんですよ……。(オタクフィルター搭載されています)
原作の白雪姫の映画さ、ほんっっとに美しいの……。
歌声も、色合いも、全て……どのシーンを切り取ってもまるで絵画のよう。
全体的にはコメディ映画なんだけど、本当にただ白雪姫が小人と歌っている、それだけの姿があまりにも美しくて……。
白雪姫が毒林檎を食べて棺で眠り、小人たちが彼女を囲んでいるシーンなんて、あまりの美しさに涙が出てしまった。本当に綺麗なんですよ……。
という説得力をシナリオに持たせられなかったのかもしれないけど
私にはネージュの輝く姿が見えた……見えたよ……。

あと本当に個人的な話なんですが
オリンピックのフィギュアスケート見てて、大会だから、こう、勝負に挑むピリッとした緊張感があって、それも美しいと感じたのだけれど
ちょっと見ていて辛くなる部分もありました。
なんかこう、失敗が許されない空気というかね。
そんな中、セーラームーンファンの選手が、セーラームーンの曲をめちゃくちゃ楽しそうにキラキラと踊ってくれて、私その姿に感動して泣いたことがあって……。
明らかに他と異彩を放っていて……幸せな気持ちにさせてくれるパフォーマンスでした……。
ネージュのパフォーマンスもそういう類のものなんじゃないかと思ったんですよね。
ただ可愛いとか愛らしいってことじゃなくて
心の美しさが反映された舞台……純粋にみんなと歌って踊ることを楽しむ気持ち、自分が勝つことよりも世界中の人と一緒に楽しみたいと思う心が彼のステージにはきっとあらわれていたんじゃないかと思うんです。
そんなネージュの舞台だからこそ、ルークハントは一票を入れたのだろうと思うし、幼い頃の彼が心動かされ人生が輝き出したのも個人的にはすごく納得しています。わかる。ルークと語り明かしたい。
ルークハントは、つい自分の推しに贔屓目で投票したとか、可愛らしいお遊戯会に投票したってことではないと、私は思っています……。

でもヴィル様の圧倒的な美しさに心を打たれ、それで人生が輝く人だって絶対にいるし。
人それぞれ美の定義は違うし好みも違う。
ヴィル様の在り方も本当に美しかった。誰よりも本気で真剣だからこそ、呪ってしまうほどの憎しみも持つ。そんなヴィル様の美しさからも目が離せないですよね。ね〜、ルークハント。
毒林檎ジュースを飲もうとしたあなたのことが大好きなオタクより。

毒林檎ジュースを飲もうとした理由が、
ヴィルのことが好きだからヴィルの作ったものなら全部飲みたい♡ ってわけでもなく
自分が犠牲になることでヴィルに自分の行いを反省させ目を覚まさせよう ってわけでもなく
ヴィルはそんなことをしないと信じたからであり
もし毒だったとして、美にここまで執心した人間が作り出した毒ならば味わってみたかった ってなに!?!?!?

しかもこの「ヴィルはそんなことをしないと信じた」っていうのは、本当に心からの言葉で嘘ではないけれど、ある意味で嘘だと思うんですよ。
だって本当に心から信じているなら、必死に駆けつけて、ジュースを譲ってもらい、ネージュを逃がすことはしなかったはず。
むしろ、ヴィルならやるとわかってた。確信があった。「ここに戻ってきてはいけない」なんて言葉、そうでなければ出るわけがない。

それでも「君はそんなことをしないと信じている」が嘘なのかと言えばそれも違う、と思います。
うまく言葉にできないけれど。
本来ならば、君はこんな卑怯な手を使わない。呪いなんてかけたりしない。君が自分の誇り高さ、美しさを自ら汚してしまうはずがない。そうだろう?という問いかけのよう。
魔が差してしまったヴィルの、心の深いところに向かって、信じているよと投げかけているよう。
美しすぎる。ヴィランとは思えない。

と思ってたら、その毒を味わってみたかったは完全に狂人ヴィラン寄りムーブだよ〜!
この男〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

ネージュに対してもヴィルに対しても、本人そのものに執着してるというよりは
そこに宿っている美に執心している様子なのが好きです、ルークハント……。
レオナおじたんのことは獲物として見てるし……。
いつも穏やかで、ある意味で喜怒哀楽が乏しいのも、(喜だけめちゃくちゃあって楽もある、けど怒哀はあんまり見えない)普通の人間とはものの見方も感じ方も異なっているからなんでしょうかね……。
同じ穏やかキャラでも、トレイやケイトは隠したり抑えたりしている感じで内心色々ありそうな気がするんですが
ジェイドとルークはサイコパスだから動じないという感じがしてちょっと似ている気がしました。初心者の意見なので間違っているかもしれませんが……。
好きな物のことに関してはとことん追求したり、めちゃくちゃ楽しそうにしたり感極まったりするところも似ている気がします。好きな物関連でガッカリして落ち込む様子はあるけど、あんまりこう……辛いとか悲しいっていう気持ちが感じ取りにくいなあ、2人とも。
元々の性質としては感情が動きにくいからこそ、自分の感情を動かしてくれるものに執心しやすいのかな、なんて勝手に思っています。そのほうが私の好みなので……。つい好みに寄せて解釈しちゃう。

ちなみに私が最初に気になったキャラクターはジェイドです。好みがブレないね。
ジェイドのことももっと知りたいよ〜。

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