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「オニ」について
はじめに
noteをスタートしたものの自己紹介後にまずは何を書こうかと思い悩んでいました。あれかこれかと思っているうちに世間はすっかり「節分」にむけてあちこちに鬼のイラストがで溢れてきました。そこでうちの家の「オニ」について書いてみようかと思います。今回書く「オニ」はうちの家庭の話です。興味があればぜひ読んでもらえたらと思います。
子どもへの声かけ
うちには4才の娘と、0才の息子がいます。私自身、子育てをする上で「しつけ」はとても大切だと考えています。子どもの良い言動はしっかりと認めて褒める。良くない言動にはしっかりと向き合って伝えようと思って接しています。
世の中では「悪いことをすると鬼に連れていかれるよ」と子どもに伝えたり、鬼から電話がかかってくるアプリがあるなど見聞きしました。その度、私は教員をしていることもあってか「自分はそんなものに頼らず対応できる」「時間をかけて話せば伝わる」と自信すらありました。
しかし、現実は思ったよりも厳しいとすぐに思い知らされました。時間がある時や気持ちに余裕があればゆっくり話を聞いたり、気持ちが切り替わるのを一緒に待てるのですが、どうにもならない時が往々にしてあるのです。
そしてついに自分も「鬼に連れていかれるよ!」と言ってしまいました。。噂に聞いていたとおり効果は絶大でした。それ以降度々登場するようになりました。
「オニ」という概念
さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。子どものわがままに丁寧に関わる余裕がなく度々オニが登場するようになったある日、子どもの様子を見ていた時、必要以上に怖がっているように見えました。その時自分の声かけを反省しつつ、同時に「あれ?これってオニ可哀想じゃない?」と思ってしまいました。自分のせいでうちの子にとってのオニは「傍若無人な人攫い」的な存在ならないか?と思ってしまったのです。オニの立場からすればいい迷惑だなぁと思い、我が家での「オニの概念」を作りました。
我が家でのオニ
「悪い人間を見つけて懲らしめる仕事をしている」
つまり、自分がふつうに過ごしていれば会うことはない。また、怖い大人や悪い人たちを懲らしめてくれるので、とても助かっているよ。と伝えるようにしました。
すると、子どもの方から夜寝る時などに「オニさんのおかげで悪い人入ってこないね!」と安心したような言葉も聞けるようになりつつ、オニの抑止力も発揮するという状態になり必要以上に怖がる様子は無くなりました。うちの家庭ではオニは正義の、、とまではいかないものの当初の悪いイメージはかなり緩和されたかなぁと思います。
それと同時に、私自身もオニに頼らずしっかりと子どもと向き合えるように日々勉強しようと思います。。
長くなりましたが以上です。
読みにくい部分も散見されたかと思います。。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました!