司法書士が「引き継ぎノート部」を始めた理由
引き継ぎノート部、始めました。
このたび、親子の引き継ぎを考える「引き継ぎノート部」という大人の部活をはじめました。部長はワタクシ司法書士の西沢優美と、ライターであり家族介護のキーパーソンでもある島影真奈美さん。
今回は、なぜこの活動を始めることになったのか、その思いをお話ししたいと思います。
私は、これまで相続や介護を巡って起こるお金のトラブルについてのご相談をたくさん受けてきました。
「遺言がないために相続でもめてしまった。」
「認知症になった母のお金がおろせなくなってしまった。」
そんな切実なご相談を受ける度、将来のための法的な準備の重要性を感じ、
「遺言を書いておきましょう」「任意後見契約(※)を結んでおきましょう」とひたすら発信してきました。
※任意後見契約・・・将来認知症になったときのために、財産管理や契約後を代わりに行う後見人を、元気な時に指定して、お互いに交わしておく契約
「将来のトラブルを避けるために法的な準備は大切です。」
「元気なうちから親子で話しておきましょう。」
それは正しい。
でも、ご相談をいただく皆様からの生の声を聞くたびに、自分自身が後見人としてお一人お一人に関わるたびに、それを真正面から叫んでいるだけでは本当の解決にならないんじゃないかというモヤモヤを感じはじめていました。
将来の準備が必要なのはわかっているけど、普段やりとりがない親に、いきなり財産のことを切り出したり、遺言の作成を頼んだりすることなんてできないし、法的な体制を整えただけで親子関係が改善するわけじゃない。
どうすれば、親子のコミュニケーションがスムーズになるのか?
もうちょっと広い視野で自分にできることはないだろうか?
そんなモヤモヤを抱えていた時に真奈美さんとの出会いがありました。
真奈美さんは、疎遠だった義理のご両親に無理なくしなやかに寄り添い、「遺言作っちゃいます?」「名案ですな」というやりとりが成立するまでになったという経験の持ち主です。
詳しくは、著書であるこの本に。元気と笑いがわいてきます!!
どうすればストレスなく情報共有できるのか。がんばりすぎずに、お互いにとって後悔の少ない老後の暮らしを実現できるのかーー。
それぞれの立場で経験をしたことをもとに、親子の引き継ぎに関わる情報をお伝えするセッションを開催したり、「老い」や「家族」をテーマとした本や映画を題材にして皆さんとお話しをするイベントなどを開催していきます。
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親の老いが気になり始めた方。親子の「引き継ぎ」に関心のある方。
ぜひ楽しみながら、一緒に親子の引き継ぎについて考えていきましょう。
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ご参加お待ちしております(^^)/
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にしざわゆみ司法書士事務所
司法書士 西沢優美
☎ 0466-29-1155
✉ 2438@nishizawayumi-shiho.com
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