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【天皇賞春2023】川田騎手×天春通算成績(0-0-0-15)に関して

天皇賞春2023

川田騎手×天皇賞春について

まず【川田騎手は長距離得意じゃない】ということをよくTwitter界隈で目にします。

実際に天皇賞春は通算0-0-0-15、菊花賞に関しても1-0-1-12と結果はあまり出せていません。
最近でいうと天春の前哨戦阪神大賞典でボルドグフーシュに乗り、圧倒的人気に支持されたにもかかわらず2着と人気を裏切ってしまったことも相まって『川田騎手はやっぱり長距離得意じゃないのか』って思う人もいるかもしれません。

データだけ見ても、根拠がないとそのデータはただの数字なので今回はそこについて僕なりにまとめました。


また個人的にマイルや中距離(特に2000以下)で好成績をあげているだけに、それと比較してそう見えるのかもしれません。ただ安直にこのデータだけを信じて今年ボルドグフーシュを嫌うのは時期尚早すぎます。データよりもそのデータの中身が特に重要なので、今回は川田騎手×天皇賞春の成績0-0-0-15について深掘りしていきます。


※2022.2021は阪神開催です

2022 シルヴァーソニック(8人気)→落馬 
2021 オーソリティ(6人気)→10着
2020 エタリオウ(6人気)→10着
2018 サトノクロニクル(5人気)→12着
2017 アルバート(6人気)→5着
2016 レーヴミストラル(8人気)→10着
2015 ラストインパクト(5人気)→4着
2014 ラストインパクト(7人気)→9着
2013 ユニバーサルバンク(15人気)→13着
2012 ケイアイドウソジン(12人気)→16着
2011 トウカイリリック(18人気)→5着
2010 メインストリーム(13人気)→12着
2009 ポップロック(16人気)→8着
2008 アドマイヤフジ(10人気)→5着
2007 トウカイエリート(13人気)→6着


ここから言えることは個人的に3個ほどあります


①まず最高でも5番人気の馬しか乗ったことがないことです=人気馬がかなりの高確率で勝っている天皇賞春ということからも、さほど人気でない馬に乗ることが多かったということはシンプルに実力または適正が疑問視されていたのではないかと思っています。オーソリティは東京適性が高く、右回り成績が不安視+8枠だったこともあるとも思います。アルバートはステイヤーズSで後々4連覇しているような馬なのでそもそもの適性が疑問視されていたと思います。またサトノクロニクルは実績に加えて結果を出せていない斤量58キロもあったと思います。エタリオウに関してはピークを過ぎているようにも見えました。(僕なりの見解です)


②さらには、枠です。天皇賞春はコース形態からも1枠が圧倒的に有利なレース。8枠でもフィエールマン(京都)や、昨年はタイトルホルダー、ディープボンド(阪神)と実力馬/リピーターならば枠も気にせず好走しております。ただ川田騎手は15年間で1度もこの絶好枠の1枠を引けていません。そのため影響は少なからずあると思います。近年ではシルヴァーソニック(落馬しましたが....)、オーソリティ、レーヴミストラルと8枠を引いており、間違いなく成績には影響しております。


③あとは近年こそはパッとしませんが、なかなかの確率で人気以上に着順をもってきていることです。
特に2007〜2011に関しては全て2桁人気の馬だったにもかかわらず、全て人気以上の着順。ましてや、トウカイリリックやアドマイヤフジに関しては掲示板まで持ってきてます。そのため0-0-0-15だけ見れば長距離苦手がちかと思いますが、人気薄の馬をあれだけ上位に持って来れるのですから上手い方に当たると思います笑


今年は前走阪神大賞典2着のボルドグフーシュに騎乗。人気はこのメンバーなら間違いなく4人気以内にはなると思いますし、川田騎手16回目の天皇賞春にして最高人気の馬に乗ることになると思います。ボルドグフーシュは菊花賞2着、有馬記念2着の実績に加えて、前走の阪神大賞典は不向きなドスローからの瞬発力勝負で見直し可能、加えて週末雨予報。
過去の騎乗馬の中でも1番可能性としてはある気がしてます。

ただ現時点でTB不明かつ枠がまだ出ていないので、なんとも言えませんがそれを考えても川田×天皇賞春が0-0-0-15なので【消し】は時期尚早かなと思います。


以上にしやんでした。

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