火災保険の見通し
こんにちは。
note3日目です。
さて、今日は火災保険について、書きたいと思います。
いきなりですが、あなたは火災保険って入ってますか?
内閣府のデータ(保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 報告 H29.3)によると、82%が火災保険、火災共済に加入してます。
火災保険は補償内容にもよりますが、自然災害による損害まで補償をカバーしているものもあります。大雨による洪水被害、台風による強風被害などです。
ここ最近はこの自然災害関連の保険金支払いが増加傾向にあります。
一般社団法人日本損害保険協会データによると、平成30年の台風21号にて、約1兆円の保険金が支払われております。令和元年の台風19号では約5,800億円の保険金が支払われています。
保険金の支払いが多いと、どうなるかというと、あなたが払っている火災保険の保険料が上がっていくこととなります。ここ最近は保険料アップの料率改定が各社で実施されてます。
10年くらい前であれば、火災保険の契約は長期一括35年などの契約もできましたが、ここ最近は最長で10年などと契約期間も短縮されております。将来の見通しが年々難しくなっていることが原因かなと考えております。
不確定な要素も多いですが、火災保険の今後のトレンドは保険料はアップトレンド、契約期間も10年より短くなる可能性があるのではないかと考えております。
最近のニュースでも、各社2021年1月に火災保険の料率改定の予定があり、保険料率も上がる傾向になりそうです。
保険料アップを完全に回避するには、火災保険に加入しないという選択肢しかありませんが、少しでも影響を小さくするには、保険期間の長期化と、2021年前に契約を見直すことが唯一できることかなと思います。