荻外荘公園の寒芍薬 17 nishitaOgikubo 2024年3月14日 14:48 荻外荘公園一般記念公開でいただいた寒芍薬。今年の春はしっかり咲いてくれて、ほくほくとしています。前は鉢植えだったからか、なかなか咲かなかった。~金山穆韶猊下(高野山管長)と近衛文麿公爵~戦時中、近衛文麿公爵が高野山に登山し奥之院に参拝された。ご案内されたのは、今弘法と称される金山穆韶猊下であった。金山猊下は「大師は入定され奥之院で現に生き続けておられ、衆生済度に専念されています。立証する文献や事実も有り伝承ではなく、本当に御生身が現実に存在しているという事であります」と説明された。 近衛公爵は大変感激されたが、随員の1人が「千何百年も人間が生きているなんて考えられない事ですね」と言うと、近衛公爵は「おだまりなさい!お前等の未熟な者に何が分かるか。昔から由緒ある話を、軽々しく批評等するものではない」と大喝一声嗜められた。「猊下は本当に大師の現身存在を信じておられますか?」と改めて金山猊下にお尋ねになると、「はい、確かに生きておられます」と明答された。 後日近衛公は「金山大僧正の尊い御信念には頭が下がりました。あんな人が10人も居られたら、弘法大師の教法は全日本を覆うであろう」と側近に述懐された。 この話は事相の大家、高見寛恭先生から聞いた話です。 戦後、今弘法と称された金山穆韶猊下。 今、高野山大学や種智院大学の学生が激減し、各本山の伝法学院や専修学院・密教学院も入寮行者が激減する。 近衛公がおっしゃっていた、金山猊下のような方が10名もいたら・・・・。現実、1人も居ないという事ですね。。。。 私を含めて反省すべき事です。#金山穆韶 #近衛文麿 #高野山 #奥之院 #弘法大師 #今弘法 #真言密教 #東密 #入定 #真言宗こちらの文章は、下記インスタグラムの投稿からお借りしました。 View this post on Instagram A post shared by 谷口 智泉(宗遊) (@0_chisen_0) ダウンロード copy #荻窪 #杉並 #近衛文麿 #寒芍薬 #荻外荘公園 17 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート