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私は偏差値40の商業科出身

※この記事は途中までは無料です。

サムネイルの画質が……15年前のガラケーで撮った写真をサムネイルにしたらこうなった。今のスマホの画質はすごい。

この写真は、高校生時代に撮影しました。たぶん簿記の試験対策をしている時に撮ったと思います。
私が高校時代に通っていたのは、商業科でした。


商業科を選んだ理由

商業科を選んだ理由?そんなもん家から近いからだよ!!!(自転車15分)

本当です。私はそもそも勉強嫌いです。小学生の時の好きな授業は国語の本読みでした。中学は…数学は赤点ばっかり取ってました。理科も取ってたかも。そんなレベル。まだ社会とかは点数良かったですが、得意不得意が激しかったです。
最近のSNSを見ると、中学受験がどうの~とか塾がどうの~とかそんなんばっかり。今の若い人は勉強熱心だ…と思っています。

偏差値がどうのとか考えたこともなかったです。

今思えば本当にギャンブルすぎるのですが、併願の私学も受けませんでした。なんなら推薦入試ですべてを賭けていたので、ろくな受験勉強もしていませんでした。授業はまじめに受けていたので、理数系が赤点取っていてもなんとか推薦はもらえたんですよね。
これ、推薦で合格したから良かったけど、落ちていたらどうしていたんだろうか…中卒?浪人?怖すぎますね!親もそれでよしとしていたから…こわ…
変な自信があったんだと思います。親子ともに。

いざ入学。

こんなギャンブル的な経緯でしたが、無事に高校生になれました。
当時は特に商業科の勉強に興味があるわけでもなかったし、やりたいことも無かったです。しいて言うならお店屋さんはしたかったのかな?雑貨屋さんとか…
高校生活はこんな感じでした。

  • 1年生:なんとなく簿記部に入部

  • 2年生:資格取得に明け暮れる

  • 3年生:生徒会活動&大学受験

1年生:なんとなく簿記部に入部

入学した当初、思ったのが「思っていたよりみんな真面目に授業受けてないな…」でした。(失礼)
私が通っていた高校は、偏差値レベルで言うと40あたりだったのでおバカな部類ではありました。偏差値が高い商業高校もあるので、商業科が馬鹿ってわけではないです。念のため。
真面目に受けている人ももちろんいましたが、携帯触っている人もちらほら…って状況でした。テスト前や検定前はさすがにみんな勉強していましたけどね。

そんな状況だったので、「これはちゃんと勉強すればトップクラスにいけるのでは?」という考えが頭によぎりました。
商業科では、高校生向けの検定試験を受ける機会がたくさんあります。3級から始まって1級までありますが、1級をいくつも取ると表彰してもらえます。
幸い、商業科で学ぶ勉強は苦手意識がそこまでなかったので、頑張ってみようかなという気持ちに。今まで何かをやり遂げたことがなかったので、頑張ってみたかったのかもしれません。正直そのあたりの記憶あいまい!

というわけで、簿記部に入部しました。商業科ならではの部活ですね。
活動内容もその名の通りです。基本的に簿記の勉強をして、たまにある大会に出場してみるとかそんな感じ。大会の出場結果は…参加することに意義がある!

勉強ばっかりしていたわけではなく、サボるときはサボっていました。
部活の活動場所は商業科の職員室だったので、先生と仲良くなれたのがめちゃくちゃ大きかったです。なかなかいろんな話を聞かせて貰えて良かったです。
本当、先生に恵まれていました。休みの日にも勉強につきあってもらったりもしましたし。
(通っていた高校は、商業科と工業系の学科があって、職員室も「普通科系」「商業科」「工業科系」とそれぞれ分かれていました)

そんな感じで1年生が終わるころには、学校生活にだいぶ慣れてきていました。

2年生:資格取得に明け暮れる

2年生になりました。
とにかく資格取得に力を入れていた1年でした。

この1年で取得できた資格はこんな感じです。
上には上がいることがわかっているけど、人生で一番頑張りました。
漢検以外は全部、全商(全国商業高等学校協会)の検定です。

  • 電卓検定            :1級

  • 全商簿記実務検定        :1級

  • 情報処理検定(ビジネス情報部門):1級

  • 商業経済検定          :1級

  • ワープロ実務検定        :1級

  • 漢字検定            :2級

今はワープロ検定、ビジネス文書実務検定って言うみたいですね。
これで商業系の資格は1級が5つ取得できたので、5冠になりました。いやー頑張りました(2回目)
小学生の時からパソコンを触っていたので、タイピングの速度だけは自信がありました。おかげでパソコン操作系の試験はそこまで苦労しなかったです。
合格はしていませんが日商簿記の2級と、初級システムアドミニストレータ(現ITパスポート)も受けました。シスアドは最後の受験タイミングだったのですが、見事に落ちました。私の頭では難しかった。

資格試験ラッシュの時は、学校側のテストと被っていたので、テスト勉強と資格勉強の両立が大変でした。私はバイトをしていなかったので、勉強だけに集中できましたが、そうでない人は本当に大変だったと思います。

勉強以外では…好きな人ができて友達と恋バナをよくしていました。
あと、修学旅行がグアムでした。普通の公立校です。現地の高校生と交流…ということでフォークダンスとボウリングをしました。もう二度とない経験…楽しかったですよ。海外が修学旅行だったのは、当時は今と違って円高だったのか、国内より安かったからかもしれません。

なかなか有意義な2年生でした。

3年生:生徒会活動&大学受験

3年生は…生徒会活動をしていました。文化祭実行委員会。
でも聞いてください。新型インフルエンザが流行したせいで、文化祭中止になりました。可哀そうすぎる。

あとは受験ですね。
商業科は基本的に就職する人が多いので、夏ごろから職場見学が始まったり、履歴書の添削やら面接練習やらが始まります。…だったはず。
何で大学受験をしようと思ったのか正直あまり覚えていないのですが、私は進学組だったので、ひたすら面接と小論文対策をしていました。
ただ、ちょうどその頃、リーマンショックで就職が厳しい時代だったので、先生から勧められていたのかもしれません。本当に記憶にない…
3年生のクラスは、2年生から持ち上がりだったので担任の先生も一緒の人だったので、2年生の時の成績を見て、進学の方が良いと勧めたのかも…

私の実家は裕福ではありません。むしろ団地暮らしだったし貧乏な方。
なので、できれば学費は抑えたい…ということで、最初は公立の大学を受験しようとしていました。

商業科から一般入試は、学力的に現実的にほぼ不可能なので、受験するなら推薦入試…だったのですが、受験資格があります。
それは日商簿記の2級を取得していること。
ラストチャンスの試験。なんとあと4点というところで不合格。落ち込みました。あと4点…4点…めちゃくちゃ悔しかったです。
ということで、公立大学は受験できなくなりました。

他の私立大学の受験資格に掲げられている資格は、2年生の時にほぼ取得できていたので、私立ならなんとか受けられるという状況。内申点も良い評価をつけていただいていたので、評定平均値は問題なかったです。ありがとう先生!

余談ですが、私が実際に受験した・受験したかった大学です。

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