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広告の改善よりほかにやることあるだろ
ネット広告屋なのでクライアントの広告運用を手伝っているのですが、たまに広告をやれば売上や利益が勝手に生み出されるかのように勘違いをしてしまっているのでは?と感じることがあります。
競合や自社の状況を鑑みて「見込み顧客を獲得単価1万円で100件獲得しよう」という目標を立てて広告を始めたとします。これは達成できることもできないこともあるのですが、達成できると想定していた売上なり利益が獲得できます。
ここで次に考えることは「獲得単価1万円のまま150件とれないか?」くらいならまだわかります。現実的なチャレンジとしては「獲得単価1.5万円になっていいから200件を狙おう」みたいな感じです。
でもたまに「獲得は100件のまま獲得単価を1万円から5,000円に下げよう」みたいなことも起こります。
いやたしかに広告費は安ければ安い方がいいし1件の見込み獲得単価が半分になったらそれはうれしいです。利益も大きくなるのもわかります。
でもある程度運用した広告をそこから成果を倍に伸ばそうとするのは現実的ではないです。
そんなほぼ不可能に近いことに期待するよりも、商談化率や受注率を少しでも上げる工夫をしたほうがよっぽどインパクトがあります。
広告をやったからと言って売れないものは売れません。自社だけが特別低い単価で顧客を獲得できるわけではないのです。
広告は非常に強力な武器ではありますが、それだけで売上や利益をつくれるものではありません。
結局は商品やサービスの質がボトルネックになるので、広告でできることはここまでと割り切って付き合っていくのが大切なんじゃないかとふと思いました。