AI + 要件定義:効率的な開発プロセスの手順


AIを活用した開発プロセスにおいて、適切な要件定義を組み合わせることで、効率と品質を大幅に向上させることができます。以下に、AI + 要件定義を活用した効果的な開発プロセスの手順を詳しく解説します。

1. 要望のAIへの伝達

まず、プロジェクトの要望をAIに伝えます。この際、以下のような指示を含めることが重要です:

  • 手順を教えて

  • 要望一覧を書いて

AIに具体的な指示を与えることで、より的確な応答を得ることができます。

2. 開発ファイルの構造化

AIに要望一覧から開発ファイルをTree形式で説明させます。これにより、プロジェクトの全体像を把握しやすくなります。

3. READMEの作成

上記の内容をREADMEなどのドキュメントに記述します。これにより、プロジェクトの概要や構造を一目で理解できるようになります。

4. READMEの修正とブラッシュアップ

Cursorのチャット欄などを利用して、READMEの内容を修正・ブラッシュアップします。人間の目で確認し、必要に応じて調整を加えることで、より精度の高いドキュメントになります。

5. ファイルの一括生成

Cursor ComposerにREADMEを入れて、一括でファイルを生成します。ただし、この方法は安定性に欠ける場合があるため、python subprocessなどを使用してより制御の効いた生成方法を検討するのも良いでしょう。

注意点と追加のTips

  • この方法は、エンジニアだけでなくプロダクトマネージャー(PM)にも有効です。

  • 要件定義からAIに全て作らせる方が、圧倒的に速くて高品質な結果が得られる傾向があります。

  • 人間ならではの企画力や取り回し力は依然として重要です。AIはあくまでツールとして活用しましょう。

  • 戦略から考えさせる、関連情報をRAG(Retrieval-Augmented Generation)で渡すなど、基本的なAI活用テクニックを意識することで、より高精度な「たたき台」を作ることができます。

この手順を活用することで、AIと人間の強みを組み合わせた効率的な開発プロセスを実現できます。プロジェクトの規模や性質に応じて、適宜カスタマイズしながら活用してください。

引用元: Twitter @ai_syacho

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