某超大御所芸人と週刊誌との揉め事の終結についての考察

とある大御所と週刊誌との揉め事がどうやら収まったようだ。
丸く収まったようで純粋に良かったと思う。
双方からコメントが出ているようだが、読むと、何か想像以上にキレイにまとまっていると個人的には思った。
被害女性も謝罪を受けたようだし、大御所も法律に抵触するような物的証拠は無いと公式に表明することが出来た。そして、週刊誌も、このような記事を出すのは社会貢献のためにやっているというようなことを(細かい表現は忘れたが)確か当時言っていたはずなので、ちゃんと大御所から被害女性に謝罪させて、尚且つ法律に抵触していないという事実を公に示したのだからメディアとしての社会貢献が出来て良かったねと思った。

大御所も一時は社会的大悪人になりかけていたことを考えると、ちゃんと戦うとここまで持っていけるし、多分法律系の凄腕の人がついていたと思うから、法律をマスターしているのってやっぱ強いスキルなのだなぁと思った。
大御所にとっては、訴訟で勝つよりも、出版社からもコメントを出させてキレイに終わらせれたことの方がよっぽど成果なのだと思う。

まだ隠れた余罪がとかいろいろ言う人もいるかもしれないが、少なくともこれまでにリークした女性は直接謝罪を受けたらもういいというところで、今回のコメントが出たのだと思う。
というより、この出来事に関わった人たちそれぞれが「もう早く終わってほしい」と思ってたんじゃないかなぁと勝手に推測している。

訴訟に関しては大御所と出版社との間の係争だったはずなので、今回はこの二つの立場から結果を考察してみたいと思う。

大御所側視点

記事を出されて、結構社会的に終わり気味だったので、下手に隠れて復帰を狙うとかよりも、ちゃんと戦ってコメントを出させた方がアドとしては大きかっただろうし、割と判断は間違ってなかったんじゃないかなと思う。

個人的な考察として、大御所は笑いのゲームのルールを作りがちなので、週刊誌の謎ルールによって自分の芸能人生が絶たれて週刊誌が得をするというシステムに怒りを覚えたのではなかろうかと思う。
だから週刊誌を訴えたし、ゴールとして、週刊誌側に被害女性に直接謝る場を作ってもらい、法律に抵触していないことをコメントするところにもっていき、仮に次にもしまたリークがあったとしても、この新たに敷いたルールで動けるので、大御所的にはOKという落としどころなのではなかろうか。
週刊誌の謎ルールに人生を破壊されることを防いだわけなので善戦であろう。

週刊誌側視点

初期は悪者を打倒して、俺たちが正義の味方のメディアだ!と言わんばかりだったし、大勝して実際そうなってやろうぐらいの気配だったので割と粘られて分が悪くなってきたんじゃないか?と思ってしまう。
思うに芸能人のゴシップを扱うと、食らった方は火を広げたくないから自粛しがちだし、ガッツリ訴えられるってパターンはそこまでは無かったんじゃないだろうか?という気がする(ちゃんとは調べてないので分からんが)。
色々な人の意見を見ていると、元から大御所が要求していた額ほどの賠償は得られんだろうという話でそれはそうなんだろうが、少額でも週刊誌側が敗訴したという事実を作られるのが意外と痛手だったのかもしれんなぁと思う。
そうすると、週刊誌側が何か悪かったんじゃない?みたいな気配が漂ってくるし(訴訟の結果が善悪を規定するわけでは無いが)、訴えたら意外と勝てるし名誉も回復できるみたいなことになって、大量に訴えられると手間だし、それで手が足りなくなって最悪一時的にでも出版が止まったら、悪いことをして発刊が出来なくなったみたいな誤解を生む可能性だってある。
世間の認識なんてめっちゃあやふやだからね。
だからそういうリスクもあって、ここいらで終わらせたんじゃないかなぁとは勝手に思っている。

感想

全体的に泥仕合だったけれど、終わる時はこうやって終わるんだなぁと分かって、まぁこんなもんなんだなぁと思った。

今回は以上です。
書いてあることは全部適当ですので、あんまり参考にしないでください。
終わります。

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