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ワクワク鉄砲館。パート②~種子包丁・鋏編~

こんにちは、西之表市地域おこし協力隊のハルキンです。
引き続き、鉄砲館での話になりますが、

種子鋏、種子包丁をご存知ですか!?

鉄砲伝来は社会の教科書にも載るくらい有名な話ですが、
戦国時代、鉄砲とともに持ち込まれたものが“鋏(はさみ)”なんです。
種子島で作られている鋏を、種子鋏あるいは唐鋏といいます。
それは、鉄砲伝来の際、船に同乗していた、明の鍛冶職人によって
製作技術が伝えられたためと言われています。

良質な砂鉄のとれる種子島は、古より鋳鉄業のさかんな地域で、
種子鋏や種子包丁も江戸時代は鉄砲鍛冶や刀鍛治の副業として、
明治以降は刃物鍛治の本業として伝承されてきました。



種子鋏は刀と同じ技法で作られていて、
特徴としては左右対称で、両利きで使えること。
また、くねりによってお互いの刃がこすれ合い、
使うほど中の鋼が研がれるため、切れ味が落ちないことです👏

ちなみに、種子包丁と種子鋏は
鹿児島県の伝統工芸品にも指定されている逸品です!!
島外者への贈り物としても人気のある種子鋏と包丁は
西之表市のふるさと納税の返礼品にもありますので
ぜひご覧ください🙏


今回はちょっとだけ種子島の歴史を交えたお話しでした。
まだまだ鉄砲館でのワクワク話は続きます。
次回は種子島の焼き物についてです!

ご覧いただきありがとうございました!

<種子島開発総合センター「鉄砲館」>
〒891-3101
鹿児島県西之表市西之表7585
Tel:0997-23-3215

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