12月11日
湯を沸かし、ちょっと冷ました白湯をがぶがぶと飲み干す。昨晩は日記祭が終わってからビールを何杯か飲んだ。お酒を飲みにいくことが久しぶりだったからか、からだがなかなか戻ってこない。しんどい。でもたのしかった。きのうはおたのしみでしたね。↓+ZRボタンを同時に押して幽体離脱した私が斜め上から見おろす視点で私自身に語りかけている。いつもより背中が曲がってみえる。
白湯を飲みながら日記祭を思い返す。あらためて、おもしろかったな。うれしい出会いや再会が多くて最高だった。朝はすごく心細かったし、緊張していたのか自分で淹れたコーヒーを飲まずに出掛けてしまっていたけれど。そのあと出先でコーヒー買ってるし。もったいないことをした。
一日を通して楽しかったことばかりだったのだけど、欲をいえば、もっとゆっくり会場を見て回る時間をつくるべきだったなとおもった。これは自分の采配のもんだい。気になっていたのに買えずじまいになった本がいくつかあるし。そのうち、というか方法をみつけてなんらかの形で入手しようと思う。
しばらく経ってから出掛けようとコートを羽織りポケットをがさごそやると、コンビニのおにぎりがふたつ出てきた。私は酔うとおなかもすいてないのに食べようとしてしまうくせがある。かなり昔の話になるが、目が覚めると枕元にコンビニで買ったとおもわれる未開封の親子丼がいくつも転がっていたことがあった。それに比べればシーチキンマヨネーズとサーモンクリームチーズのおにぎりふたつだけなんて、邪道寄りのチョイスはさておき、だいぶかわいいものなんだけれど。それにしたって、きのうの私は食べたかったのかもしれないがいまはもういい。白湯以外なんにもいらない。沸かして冷ました湯をくれよ。
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