あのころのもんじゃナイト
もんじゃナイト、門仲ジャグリングナイトは、ハードパンチャーしんのすけさんが手掛けた、アマ、プロ、オープンなジャグリングライブでした。
2011年から2012年にかけ、門前仲町の門天ホールを会場に毎月一回のライブ。ピアノがシンボルのホールで、客席は平床に仮組みで、3分の1か半分は座敷席という、ステージというよりはライブというのがふさわしいイベントでした。観客は50人くらい。
あのころは、まだまだ、ジャグリングといえば大道芸や施設のミニ娯楽といった立ち位置の時代でした。照明と音響のあるステージでジャグリングをやるということはほとんどありません。
場所も、人もなかったのです。
2021年の今現在では、ステージを借りて照明付きでジャグリングをやるというのはわりと普通のことになりました。こうした新しい文化潮流を作ったのは、2011年のもんじゃナイトであったと断言してもよいでしょう。
もんじゃナイトに出演した人たちがつぎつぎにジャグリングの舞台公演を立ち上げ今にいたるからです。「社会人ナイト」に至っては名前までインスパイアしています。
そんな昔の記憶を、対談で掘り起こし、音声で記録しようと思います。
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