大きい家具って、選ぶの難しいよね
壊れた家具が2回届いたのは、つい先日のことだ。
念願のソファを人生で初めて購入。やや大きな買い物だったこともあり、ワクワクしながら品物が届くのを待った。
到着後に発見したソファの生地破れには、期待が大きかっただけにガックリしてしまった。
「同じような不備がないよう、確認してから交換商品の発送をお願いします」
メールで連絡をして、ドキドキしながら次の到着を待った。
数日後に届いた商品を開けたとき、やっぱりか…というなんとも言えない苛立ちから、つい不気味な笑顔をつくってしまった。
同じ箇所に、同じような感じで破れたソファが届いたのだ。
こちらから確認をしたにも関わらず、不備のある商品が何度も送られてくる。
国内で名の知れた企業の家具を選んでも、このような買い物体験をすることになるとは!
日本企業の商品や顧客対応は、高価なものでなくても一定の質が保たれいるという安心感があったのだが。
オンラインでの関係性は、残念ながらやはりそういう側面を持っているんだなと感じる。
顔が見えない相手に丁寧に接する意識が、もとからないか、もしくは徐々に抜け落ちていくのだろうか。
日本らしい丁寧さや親切さは、これからどんどん有料になっていくのかもしれない。
歳を重ねるにつれ、購入する商品の質に加えて、そこに関わる人の想いを含めて品物を選びたいと思うようになってきた。
何にお金を払うか。この人が作ったものなら、この人が勧めたものなら、そういう想いがあるなら、他に安いものがあってもそちらにお金を払いたい。
買い物の価値をそういうところに感じるというか。
家具のように単価が高いと高額なものばかりは選べないが、食品などはなるべく顔の見える方の商品を選ぶことで、ありがたく、ここちよく毎日を過ごすことができている。
そんなところで、満足感のあるソファを手に入れるには、もう少し予算を上げるべきなのか。どこで買おうか。誰から買おうか。
悩みながらも、納得できるソファを手に入れたいものです。
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