【#研究報告書】無名ナレーター・ヨガインストラクターが離島変革の力になれたのか?【#新しい働き方LAB】
ヨギーニ声優・西野いつきの記事へようこそ☆
今年は『新しい働き方LAB 二期研究員』として活動してきました。
新しい働き方LABについては、こちらのHPをご覧ください(^^)
この記事では、私が参加した指定企画2つのうち『離島DX!フリーランスチームの力で、小さな離島を変革できるか?』についての報告を書いていきます。
◆実験の目的と背景
この実験に興味を持ったのは、昨年11月に鳥取・島根へ旅行へいったことでした。
地方の方が静かで、土地も広く宅録がやりやすそう
と思いました。
地方で宅録を始める方のサポート講座とか開いたら、「ここで勉強して、仕事をはじめよう」という方が移住してきたり、すでに住んでいる方の仕事の機会を増やすことができたりするかも……
と思ったことをきっかけに地方での活動に興味を持っていました。
働き方LABで福岡離島DX企画を見た時に、私が思っていることに近いかもしれないと感じ、エントリーしたのです。
この実験をきっかけにして、ワーケーションでナレーション収録ができるスポットもできたらいいなという想いもありました。
自宅でナレーション収録ができる環境を整えるのは、実はとても大変です。
マイクやPCとマイクをつなぐオーディオインターフェースなどの機材をそろえなければいけないことももちろんですが、
お部屋が反響しないように吸音材を壁にはったり、外の音が入らないように防音をしたり、他の部屋からの振動音が入らないように対策したり、
いろいろな工夫をして環境を整えています。
部屋の広さ、マイクの種類が変わると、とれる音が違います。
また、PCの処理速度などでノイズが発生してしまうこともあります。
旅行に機材をもっていけばすぐに作業できるとうタイプの仕事ではないのです。
ワーケーションをするなら、
泊まり先の周囲が静かかどうか
音漏れしないかどうか
部屋についたら布団などで反響対策をしして収録スペースを確保できるか
といった下調べと準備が必要です。
対策したら同じ音でとれるかというとそういうわけでもないので、ワーケーション先についたらサンプル収録をして取引先に送り、〇日~〇日までこのような環境でこんな音になりますよという報告をしておく必要があります。
せめて、ある程度の防音吸音対策がされていて、機材を持ち込めば収録かのうだよというお部屋があれば、宅録ナレーターのワーケーション収録もやりやすくなるかなと思いました。
地方の空き家とか、改築して収録拠点としてつかえますってしたら、ナレーターの旅行者絶対増えるはずです。
また、宅録ナレーターにはスタジオ出張が難しい子育て中の方が多くいらっしゃいます。空き家を遮音・吸音対策したら、家族で移り住んで宅録の在宅ワークを始められますから、こどもの人口が増えることも期待できそうです。
そういうことができたら嬉しいなと思って実験に参加しました。
◆検証したいと思っていたこと
地方での宅録ナレーター講座や宅録拠点を作ることができたら嬉しいなぁと思う反面、それを半年で実現するのはハードル高すぎと思ったので、
まず、自分のスキルを活かして地方創生の役に立てるのかということを検証することにしました。
私は、正社員ヨガインストラクターとして4年間活動していて、今はフリーインストラクターとして個人レッスンを行っています。
ヨガは外でやるととても気持ちがいいですし、ヨガをすることで集中力がアップすると経営者を中心に人気が集まっています。
無名のインストラクターではありますが、チームの力をかりることで集客ができるのか?
を一番に検証したいと思っていました。
ナレーターとしてもスキルを活かして、何か力になれることがあればと考えて行動してきました。
◆研究活動の概要
この企画では、どのような方法で能古島DXに取り組むのかから考えるということでしたが、進め方がよくわからなかったので、
個人としては
できることの明確化
定例会へ参加し積極的に意見をだすこと
を行いました。
能古島DX企画のなかで、イベント企画チームとプロモーションチームに参加し、ナレーションやヨガなどできることをメンバーに知ってもらえる方に発信をしました。
この活動の中で能古島へ行きたいと思っていたのですが、旅費がない&仕事を休むと生活費が足りなくなるという困窮具合で、諦めました。
◆結論と根拠・気づき
無名ナレーター・ヨガインストラクターでも離島変革の力になれるのか?
の結論は、
「力になれた!」
です(^^)/
企画参加者の中で、ヨガイベント企画チームを作成することになり、能古島でビーチヨガを開催することができました。
集客は苦労しましたが、チームメンバーの協力で数週間で企画立ち上げから実行までを行うことができました。
ヨガイベントのインストラクターは外注で、インストラクターさんにこんな企画でこんなレッスンができますか?ということを、オンラインでお話しました。
ヨガインストラクターにレッスンをお願いするときに、何を伝えたらいいか、何を確認しなければいけないかというのは、同じヨガ経験者でなければできなかったかなと思います。
また、公民館のイベントでオンラインヨガを実施することができました。
公民館でのオンラインヨガでは、プロジェクターを用意したりヨガマットを公民館まで運んだり、横を向いてもポーズがわかるよにPCを複数設置したり、
現地入りできるメンバーや公民館の職員さんとともに準備を進めました。
ナレーターとしても、能古島ワーケーションフェス時に撮影した動画のナレーションを担当しました。
この動画はMegHiraさんが作成して、フェスの後にメタバース上で行われたアフターパーティで上演されました。
どれも一人ではなく、ランサーズのチームメンバーの力で実現したことです。
ランサーズ上でお仕事を獲得するときもそうですが、
もっとできる人がいるからなぁとプロフィールに書かないのではなく
客観的に、
○○までできます。
とできることを明確にして発信することで、他の人のアイデアと合わさり大きなことを実現できるのだなと感じました。
◆研究に関する考察・これから
今回残念だったのは、研究期間中に能古島へ行けなかったことです。
これからは、もっと収入を増やして、いろいろな地域の企画に参加できるようになれたらいいなと思います。
他のメンバーが考えた企画に協力するという立ち位置だったので、これから自分の企画を実現していくために他の方に協力してもらう、企画を動かしていくということができるようになって、
「地方に収録拠点をつくる」
というのを実現したいです。
また、ヨガイベントも私自身が現地にいってリトリートを開催することができるように力をつけていきたいと思います。
Twitter配信 ヨギーニ声優 西野いつき
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