【研究計画書】指定企画Lenovo - スマートグラス
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に応募するために、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
私、西野いつきは指定企画『スマートグラスで「働く」のウェルビーイングは高まるのか?~大人の自由研究にチャレンジ!色んな使い方を見つけよう~』に参加しています。
この働き方LABでは、個人でも研究テーマを決めて半年間研究活動を行います。
実験の目的と背景
私は現在、自宅でナレーションやセリフの収録をして納品する、『宅録ナレーター』の仕事をしています。
収録をする時には原稿を手にもって収録しますが、
マイクで原稿が隠れないように、また原稿で声を遮らないように、マイクの斜め後ろかななめ前あたりに原稿を持つ必要があります。
顔の向きがマイクからそれすぎてしまうと声がうまく録音できないため、口はマイクの正面、目だけ原稿に向けるという姿勢になります。
そのような姿勢を長時間続けると、目や首の筋肉が疲れて肩がこるのを感じていました。
また、私の収録環境では、スペースの関係で立って収録をしており、片手で原稿を持っている必要があります。
下を向いてしまったらマイクに声が乗らないので、正面を向いたときに見える高さまで原稿を持ち上げてキープしていなければいけません。
この姿勢も、肩がこります。
もし、原稿をスマートグラスで見ることができれば、まっすぐマイクのほうを向いて原稿を読むことができ、快適に取れるのではと考えました。
また、ナレーション収録では動画を見ながらタイミングを合わせて読む必要がありますが、このスマートグラスで動画をみながら収録すれば、大きな画面を置くことができない宅録スペースでも、快適に収録ができそうです。
自宅での収録がもっと快適にできるようになれば、健康に長くナレーター活動をすることができます。
また仕事の効率もあがり、短時間でたくさんの作品を収録することができるのではないかと思います。
検証したいこと
まず、スマートグラスが宅録に使用できるかどうかを検証します。
どのように接続したらうまく使えるかどうかを試し、
健康に宅録をするためにスマートグラスが役立つのかどうかを実験したいと考えています。
スマートグラスを使用することで、収録の効率がどのように変化するかも検証したいです。
活動の概要
スマートグラスが自分の宅録環境で使えるかどうかを確認。
また、宅録声優・ナレーターさんが抱えている体調の悩みを調査するアンケートを実施し、現状を把握する。
記録用スプレッドシート↓
アウトプット・成果
実験の結果をnoteにまとめ、Twitterで報告する。
Twitterにて、スマートグラスを宅録で使用することで起きる変化について研究していることを発信し、【宅録を快適にしたい】【健康に長く宅録を続けたい】と考えている仲間を増やす。
実験の測定方法
スケジュールの進め方
まず、7月のアイデアソン後にスマートグラスが私の宅録環境で使用できるかどうかを確認し先に進む。
8月に2週間スマートグラスが借りられれば、そこで記録をとる。
スマートグラス返却後、2週間の記録をとる。
9月~10月に記録をレポートにまとめる。
11月中には、宅録声優・ナレーターさんの現状調査のアンケートをまとめる。
スマートグラスがいつ使用できるのか?
そもそも借りられるか?
宅録で問題なく使用できるか?
によって、このスケジュールや研究内容は変更になる可能性大!
私の理想の働き方
生活するためには仕事をする必要がありますが、
仕事で生活(睡眠や食事、遊びの時間、大切な人との時間等)が圧迫されるわけでも、生活のために仕事をあきらめるわけでもなく、
好きなライフスタイルの一部が自然と収入につながっているような、そんな仕事とプライベートの境目がない暮らしを目指しています。
『頑張る』のは気持ちとしてとても楽しい場合も多くありますが、どこかに負荷をかけないと頑張ることはできません。
何かが圧迫されて、何かが苦しいはず。
感情としてその時苦にならなくても、体のどこかにその負担が現れることになるのではないでしょうか。
人間関係や環境に現れてくるかもしれません。
全く頑張らないというのもうまくいかないものです。
『頑張りすぎない、心地よい暮らし』
を目指し、そこで学んだことや感じたことを共有していけたらと思っています。
この実験も、そんな心地よい暮らしにつながるのではと思ってエントリーしました。
ということで、研究の進め方も、無理なくいきます!
仕事が忙しくなってしまって、やりたいことができないと思ったら、できる範囲に変更して進めていきます。
まず、『それは心地よいか』という問いかけをしながらこの半年間を楽しく過ごせたらと思います。
興味のある方は、今後の報告書もご覧いただければ幸いです。
西野いつきウェブサイト
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