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「アコギは常に変化して(動いて)いる!」「サウンドメッセ2024に行ってきました!」
「終活ギター アコギ庵」「アコギ弾き比べサロン アコギ庵」です。
アコギ一筋54年。アコギの終活をやろうというオッサンが、《何かアコギ好きのためにできることはないか?》というところからスタートしました。アコギ好きのための”Support and Assist”を目標に、何かしらお役にたてることがあればいいなと思っています。
そうそう簡単に弾くことができないと思われるギターも、何本か用意しています。初心者の方用、中級者用のギターもあります。とにかく来て弾いていただいて、そこから何かが始まることを期待しております。アコギ好きの皆様とお話しすることを楽しみに、お待ちしております。
「アコギは常に変化して(動いて)いる!」
"今さら"というツッコミもあるかもしれませんが、あえて言わせていただきます。アコギは常に変化して(動いて)います。時の流れと同じように、止まることはありません。弾き手であるこちらの感性も常に動いているので、そう感じるのが当たり前と言えば当たり前なんですけど・・・。
少し前の出来事なんですが、Martin D-41 1971のナットを作り直してもらいました。M-factory経由で、代表である三好さんが懇意にしているリペアマンにお願いしました。その時のお話です。ナットの作成自体は何日もかかるような作業ではないので、半日ぐらいで終わったようです。すぐに持って帰れるのかなと思っていたら、リペアマンの方から「1〜2日は様子を見させてほしい。」と言われたそうです。仕上げてからある程度時間をおいて確認し、納得してお返ししたいということでした。
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久しぶりにリペアマンのあるべき姿を見たような気がしました。アコギが常に変化していることを、この方はちゃんと理解しているのだなと思いました。効率よくお金を儲けることを考えたら、全く反対のことをしていることになります。が、リペアを依頼する立場から見たら、最高の対応だと言ってもよいと思います。
前回のnoteの記事に対していただいたコメントで「ナットを交換したけど、目視で曲がっているのがわかる酷いものでした。」というのがありました。(no-na9さん、ありがとうございました。)
たぶん、請求されたリペア代金はそれほど変わらないと思います。けれど、その内容には天と地ほどの差がありますね。運が良いとか悪いとかで済まされるようなことではありません。ちゃんとしたショップなら当然やり直してくれると思いますが、そもそもそんな状態でお客様にお返ししないですよね。(リペアマンがそのような状態でお客様にお返しできる。その神経が理解できません。)
このようなことは、氷山の一角に過ぎないのかもしれません。似たような話は山のようにあると思っていますが、声を上げる人は少ないみたいです。
少し話がそれてしまいました。言いたかったことは、アコギは常に変化して(動いて)いる!ということです。自分のアコギは常に注意してみてあげるようにしましょう。
「サウンドメッセ2024に行ってきました!」
5月12日の日曜日、サウンドメッセ2024の2日目。開場と同時に入場、のつもりでしたが、並んでいる人が多くて少し遅れて入場。前日の入場者数が過去最高だったらしいです。その流れなのかどうかはわかりませんが、メッチャたくさんの方が並んでいました。開場は10時からでしたが、15分ほど待って行列がなくなった頃に入りました。
毎年のことですが、ここに来る目的はほぼ"知り合いに会うため"です。ですので、今年もほとんどギターには触りませんでした。おまけに喋るのに気をとられて、写真を撮り忘れることがメッチャ多かったです。(これも歳のせいなんやろか?いややな~。)
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M.Shiozaki弦楽器工房 塩﨑 雅亮さん、今年は出店せずにお客さんとしてサウンドメッセに参加されるとのことで(初めてのことだったようです)、ほとんど塩﨑さんと一緒に会場をまわらせてもらいました。現在制作を依頼しているコンバージョン(1950年製のMartin D-28をプリウォーのD-45にコンバート)の話、この先に依頼する別のモデルの打ち合わせ等もあり、たくさんお話をさせていただきました。
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かれこれ20年以上のお付き合い、亀岡ギターの亀岡 隆之さん。長いお付き合いなので、一番気楽に話ができる製作家さんです。決して饒舌ではなくどちらかと言えば陰キャと言った方がよいような雰囲気ですが、それがかえって彼の人柄の良さを感じさせてくれます。彼のギターの音にも、それは出ていると思っています。
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次はひらみつギター 平光 泰典さん。こちらも長くお付き合いさせてもらっている製作家の一人です。平光さん、昔からメチャクチャ研究熱心な方でした。お願いされて、過去に何度か自分のギターをお貸ししていたことがあります。それも1本、2本の話ではなく、トータルで7~8本。ひょっとしたら10本ぐらいになっていたかもしれません。サウンドはもちろんのこと厚みや寸法など細かいデータを取って、自分のギターに生かすべく研究されていたようです。近年、平光ギターの需要が増えてきて製作が間に合わなくなり、新たにHIRAMITSU GUITAR WORKS(ルシアー平光泰典氏監修となる新シリーズ、ベトナムで生産され最終調整を平光氏が行う)というプロジェクトをスタートされています。このために何度もベトナムへ行き、技術指導をされているということでした。このシリーズ、なかなか評判がよいみたいです。今回はご自身のモデルと合わせて、合計8本も展示されていました。
ひらみつギターのホームページ
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後ろにいるのは長年のギタ友で、サウンドメッセの実行委員でもあるI氏
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帰りがけに、入り口(出口でもあります。)付近におられた大物のお二人に遭遇。写真を撮らせていただきました。
おまけです。
帰る少し前にあの"オットリーヤギター"代表の中澤さんをお見かけして、声をかけさせていただきました。短い時間でしたが、少しだけお話をさせてもらうことができました。ありがとうございました。
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いただきました。ありがとうございます。
今回のサウンドメッセ、最大の反省点は"写真"の撮り忘れです。ちょっと落ち込むぐらい反省しています。普段の生活でもしょっちゅう思っていることですが、大事なところで出てしまいました。読んでいただいている方には、ホント申し訳ないです。
拙い文章をお読みいただき、誠に有難うございます。皆様の感想、ご意見をお聞かせください。 またアコギに関する相談等がございましたら、どんなことでもOKです。遠慮なくお尋ねください。
アコギ庵は「ギターを弾いてもらって、ゆっくりアコギの話をする。」そんな場所です。勝手ながら、完全予約制で運営させていただいております。
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