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「東京ハンドグラフトギターフェス」

 「終活ギター アコギ庵」「アコギ弾き比べサロン アコギ庵」です。
 アコギ一筋54年。アコギの終活をやろうというオッサンが、《何かアコギ好きのためにできることはないか?》というところからスタートしました。アコギ好きのための”Support and Assist”を目標に、何かしらお役にたてることがあればいいなと思っています。
 そうそう簡単に弾くことができないと思われるギターも、何本か用意しています。初心者の方用、中級者用のギターもあります。とにかく来て弾いていただいて、そこから何かが始まることを期待しております。アコギ好きの皆様とお話しすることを楽しみに、お待ちしております。


「東京ハンドグラフトギターフェス」

錦糸町駅のホームから

 5月26日の朝早く家を出て、会場のすみだ産業会館がある錦糸町駅に9時39分に到着。まっすぐ会場であるサンライズホールに向かいました。まだ開場前でしたが、すでに数十人の方が並んでおられました。しばらく待って、列がなくなった頃に入場。今回は千葉からギタ友が2人来てくれて、程なく合流し3人でウロウロ。

アコギの世界ではかなり有名なお二人、前田さんと染村さん
ドルフィンギターズの統括マネージャー、松下さんと、・・・その他1名。
亀岡ギター、亀岡 隆之さん。古い付き合いなので「亀ちゃん」と呼んでます。
ひらみつギター、平光 泰典さん。

 自分の耳が正常ではないので(難聴で、補聴器をつけています。)ギターの音を評価するのは、静かな場所で自分のギターと比較できる環境がないと自信がありません。なので、こういった場所ではほとんどギターを弾かないようにしているのですが・・・。

Sakata Guitars 坂田 久さん。ギター製作をされる前からのお付き合いです。

 26年前、CDを製作した時にお世話になった縁で、ずっとお付き合いをさせていただいている坂田さん。今回強く勧められて、キューバンマホガニーのOOOを弾かせていただきました。(トップはアディロンダックスプルース)

 これ、良かったです!。耳に自信がない自分でも「コイツはなかなかやるな。」とはっきり感じられたサウンドでした。サイド・バックはキューバンマホガニーですが、かなりどっしりとした重みがありました。坂田さんに尋ねたら「トップを含め、全体的にかなり厚めに作っている。」とのこと。そのせいだと思いますが、低音に力があるなと感じました。ドレッドノートだったらかなり自分の好みの音だろうなと思い、坂田さんに値段を聞いている自分がいました。
 余談になりますが、キューバンマホガニーにはずっと前から興味を持っていました。何で知ったのかは覚えていませんが、"キューバンマホガニーこそが本物のマホガニーである"ということを聞いたことがあったからです。

※参考(ネットで見つけた記事から)
 楽器材としてはほとんど使われていませんが、キューバン・マホガニー(Swietenia mahogani)という種も存在します。と言いますか、この種が実は“本物”のマホガニーであり、いわゆる真正だということはあまり知られていないようです。
 このキューバン・マホガニー、残念ながら20世紀には商業的資源が枯渇しており、現在、立ち木として残るのはミクロネシア地域のプランテーションやフロリダ沿岸部やハワイに防風林などとして植林されたものしかありません。本場の西インド諸島各島でも、庭木程度ならともかく、まとまった林、森、ジャングルのような規模での生育は、はるか昔に消滅したようです。悲しいのですが、それがこの木の現実です。

引用元

 木材については、キューバンマホガニー以外でもちょっと興味をそそられているものがあります。それについても、近いうちに記事に出来たらいいな、いやちゃんと記事にしよう!そう思っています。何でもそうですけど、調べて行くほど面白くなってきてハマってしまうこともあります。あまりオタクっぽくなりたくはないのですが、時と場合によってはそれもええかな。

 坂田さんのギター製作は、ほとんどのビルダーの方々とは全く違うアプローチをされています。直感的、感覚的と言えば良いのでしょうか?理論的と対局ともいえるやり方です。ほとんど坂田さん自身の感性で製作されていると言ってもよいでしょう。アメリカで言えば、GREVENさんのような作り方と言えばわかりやすいかもしれません。しかし、これがなかなか「ええんです~!」
 サウンド創りもほとんどのビルダーがフィンガーピッキング向けのギターを製作されているのに対して、違うサウンド創りをされています。弾き語りや唄の伴奏に最も適した鳴り方だと言ってもよいでしょう。フィンガーピッキングをやらなくなった今の自分には、ピッタリのサウンドなのかも?と勝手に解釈しています。

CDを創った時のユニット"TIMENOTE"の相方です。
現在千葉県在住なんですが、この日は朝から夕食まで付き合ってくれました。
M-factoryのブース前で、代表の三好さんと。Tシャツ、揃えてきました。

 出展されている業者さんの中で、ダントツ仲良しの三好さん。プライベートでしょっちゅう喋っているので、(忙しそうにしておられたのもありますが)会場ではほとんど話はしませんでした。

フラメンコギターがメインのショップANGEL GUITARの山上さん、古くからのギタ友です。
当日11時からライブ出演されたルシアーノ・ゴーンさん。フラメンコギターの名手です。
 

 ルシアーノ・ゴーンさんの最新の動画です。

 パコ・デ・ルシアさんの曲をカバーしているようですが、それだけで「ただ者ではない!」と思ってしまいます。さすがに本場でも認められているギタリストだけのことはあります。うまいな~をとおり越して、凄いな!という感じです。自分が弾いているジャンルとは全然違う世界ですが、ここまで弾ける人を見ると、刺激を受けずにはいられません。


 自分の記事を読んでくださっている方々のために、頑張ってレポートを!と思ってはいたのですが・・・。知り合いに会ってしまうと、ましてや久しぶりだったりすると、やっぱりおしゃべりが先行してしまいます。(期待しておられた方、申し訳ございません!!)
 会ってお互いの顔を見ながら話すのは、本当に楽しいです。交通費も時間もかかりますが、行って良かった!来年も来よう。そう思えた一日でした。

 拙い文章をお読みいただき、誠に有難うございます。(と言いながら、今回は文章少な目でした。写真は多かったですけど)皆様の感想、ご意見をお聞かせください。 またアコギに関する相談等がございましたら、どんなことでもOKです。遠慮なくお尋ねください。
 アコギ庵は「ギターを弾いてもらって、ゆっくりアコギの話をする。」そんな場所です。勝手ながら、完全予約制で運営させていただいております。
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