VTuberの沼へ突き落とされて
はじめに
私がVTuberを見始めたのはつい半年ほど前になる。
友人におすすめされ『ぽんぽこちゃんねる』を見始め、そこからよくコラボしている『おめがシスターズ』、『富士葵ch』をみるようになっていた。
ただ、この時はVTuberに興味があったというより、ただ彼らの作る動画が面白いから視聴する、という状態だった。
ここからいかにしてVTuberという存在に沼ることとなるのか、自分の感情を忘れないうちに書いておきたいと思う。
VTuberに対する認識
少なくとも視聴を始めてから2ヶ月くらいはVTuberに対する認識は「配信者が匿名性を確保するためにアバターを身に纏っている」というレベルだった。
要するに中の人を意識して観ていた。
この認識が明らかに揺らいだ瞬間は星街すいせいさんの出演した『THE FIRST TAKE』である。
本当に簡単なことなのだが、SONYのヘッドホンを手に取りそれを着け、歌い始める。モーションキャプチャによって再現される細かい動き。
この人は本当に存在しているのではないかと感じるには十分すぎる映像だった。(歌声も素晴らしいので必聴である)
ただ、これでもVTuberという文化や存在に想いを馳せるまでには至らずモーションキャプチャや3Dモデリングに興味がでる程度であった。
また君か…
さて本題のVTuberに沼ることとなる最大にして唯一の原因、これもまた星街すいせいさんだ。
きっかけとなったのはほんの1ヶ月前にあった『星街すいせい6周年記念LIVE』の一幕、スペシャルゲストとしてアイドルマスターシンデレラガールズのキャラクターである高垣楓さんが登場した瞬間だった。
急に頭を殴られたような衝撃、自分の認知が一瞬にして変わり、最初からそうだったように………と今まで感じたことのない感覚が身を包む
凄く端的に言うと高垣楓さんがそこに居た。
今までアニメが好きでアイドルマスターやその他アニメキャラクターにハマることはあれど、それが現実にいる存在と受け取ったことはなくあくまで創作物としてみていた、それが一瞬にして、ただ出てきただけなのに、そこにいることを信じ込ませられた。
この感覚・感情に痺れそこからは転がり落ちるように深い深い沼へハマってしまった…
これからやりたいこと
こういった理由で今はVTuberとは”何か”と言う漠然とした問いに興味があり、またVirtualな存在をリアルに見せる技術や人がどう認知するのかといった部分でも知識を身に付けたいなと思っている次第です。
幸いなことに、こういった研究はVTuber文化が形成され始めた段階で進められており、最近だと『VTuberの哲学』などの書籍として販売されていたり、知見を得やす環境にあるため一通りは目を通したいと考えています。
凄く大きいことだけ言うなれば色々な形のVTuberを模索していける存在にもなってみたいですね。言うだけは自由なので。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?