現在、執筆中の作品、「中国はユートピアになったか(仮)」の位置づけを考えてみる~[中国の高度成長を旅する#番外編1]

いま書いてる中国の本――これは私がこれまでやってきた仕事の集大成的な作品かも。というのも過去に手がけたあらゆる作品の方法論を応用して書いているのだ。

・過去の旅のルートを辿る――沢木耕太郎の深夜特急のルートを辿った「僕たちの深夜特急」
・トラブル体験記――北京での身柄拘束体験を記した「世界殴られ紀行」、
・土地の持つ古い歴史を深掘りする――日本の旧領土を辿った「僕の見た大日本帝国」、
・政治的現代的な問題を歴史的な経緯から読み解く――日本の領土問題に体当たりした「誰も国境を知らない」
・ITと諸問題の結びつき――「本で床は抜けるのか」

などだ。
それ以外に、大学時代に記した旅日記や写真、そして大学の卒論も援用している。というかこの本、よくよく考えると大学の卒論の続編かもしれない。というのも「中国の改革開放政策」について書いたものだからだ。あれから四半世紀たって、現地を見て歩いたのが今作なのだ。

大作だけど、読みやすさも追求しています。今月中にはなんとか目鼻をつける予定。請うご期待!

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