見出し画像

【流出】北海道の謎の組『西村組』の採用選考フローと評価ポイントがオープンに

こんにちは。西村組 西村幸志郎です。24卒もこれから本格的に説明会など採用活動が始まりますね。

今回は、西村組に興味を持ってくれた学生のチャレンジの背中を押したいと思い、選考フローと採用基準を流出させます。採用責任者の私が。

西村組の選考突破率は急上昇。
おまけに他社の選考突破率急上昇間違いなし。
読んで損はないnote。スタートです。

1 ところで西村組ってどんな会社?

北海道の中でも唯一流氷が流れ着く、オホーツク地域の湧別町に本拠地を構える建設会社です。ビジョンは「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」。

ただモノをつくるだけの建設会社はやめ、”本質的”な豊かさを”フツウじゃない方法”で追い求めています。

|どんなチャレンジをしてるの?

すべては書ききれないのでいくつかピックアップしていきます。

■日本で、世界で西村組にしかできない工事がある?!

①アイスブーム

②漁礁ブロック移設工事

■取締役(私、西村)がプロのラッパーとコラボでMV作成?!

■インターンシップでキャンプをやっちゃう?!


|どんな職種があるの?

  • 工事部

  • 総務部(総務課・業務課)

  • 経営企画部(採用戦略室・研究開発室)

  • DX推進部

  • 安全環境管理部

  • 船舶機材部

  • 営業部

※新卒は太字の職種を募集中

西村組は新卒採用の場合、ポテンシャルを最も重視視して採用しています。この職種を目指すにはこの能力がないとダメ、この学部で学んでいないなら無理という制約はありません。なのでやりたいことは定まっていないけれど西村組が好きという理由での応募もお待ちしています。

その証拠というわけではないですが社内でのジョブチェンジも活発です。総務部からDX推進部や営業部に移籍したり、工事部からDX推進部や船舶機材部、営業部に移籍したり。入社後の選択肢はたくさんあります。

2 採用選考の信念

|互いに覚悟を決める選考

採用で一番重要なことは”覚悟”だと考えています。しかし企業として学生にだけ求めるのではなく企業側も持つべきもの。学生は自分で選択したのだから逃げずに誠実に仕事に向き合うという覚悟が必要です。企業は自分たちが仲間として迎え入れると決めたんだからなにがあっても守り抜くという覚悟が必要なんです。だから西村組は、選考を覚悟を決めるための場と考えます。

|ギャップをできるだけ少なくする採用

断言します。どんな会社でも必ず入社後にギャップは感じます。

私は高校サッカー部のセレクションに行った際に監督に「フィジカルメニューはない」と言われましたが、入部してからゲロ吐くまで走らされた経験があります。過去の話は置いといて…

実はギャップとは、学生が企業に感じるだけでなく、同じく企業も学生に対して感じてます。このギャップとは期待と現実の差。お互いに感じているならガッカリするんじゃなくてそのギャップを埋めるために努力すればいいだけです。

とはいえ、できるだけ少なくできるように「6時間以上の面談」や「現地インターン参加必須」にするなど、対話する時間を増やしたり肌で感じる機会を確保しています。

時間がかかるので「めんどくさい」とネガティブに感じるか「それだけ真剣に考えてくれているんだ」とポジティブに感じるか。ポジティブに捉えてくれる方はきっと西村組に合っているんだと思います。

3 西村組の採用選考フローと評価基準

|第一関門『西村組に果たし状を叩きつけろ』

採用サイトから、手紙で、動画で、アポなしの突撃など手段はなんでもあり。覚悟の決まった果たし状をお待ちしています。全力で受け止めます

ただ一点、覚悟の決まったツラ(顔)は分かるようにお願いします。

第一関門の果たし状では以下の2点を重要視しています。
・雰囲気や人柄などの第一印象
・会いたいと思わせてくれる工夫と意外性

その人が持つ雰囲気や人柄というのはどんな些細なことからでも伝わるものです。たとえ表情が分からなくても、声ではなく文字で伝えようとしても。だからこそ果たし状には伝えたい自分らしさをふんだんに盛り込んでください。

そしてビジネスの世界では自分のことを伝える力がとても重要です。特にいまの時代は多様な価値観と手段が増えているのでより一層。

背伸びをしてよく見せるということではありません。この人と一緒に仕事をしたい、この人に任せたいと思ってもらえるように自分の魅力を最大限伝える工夫と意外性を見ています。

こちらが採用サイトの果たし状


|第二関門『現役社員を逆面接』

学生ばっかり面接で質問攻めされるのは公平ではないですよね。それに一緒に働くことになるかもしれない仲間のことはたくさん知っておきたいと思うんです。

社員数名とあなた一人の空間。根掘り葉掘り西村組の情報を聞き出す時間にしてください。ビジョンや仕事に対する熱い想いを聞くもよし、内情や課題を聞くもよし。あなたの事前準備と対人能力、質問力が鍵になります。

逆尋問で見ているポイントはこちらです。

1 表情、あいさつ、傾聴力
真剣になると怖い表情になりがちです。そもそもコミュニケーションを取るときに表情や相づち、雰囲気作りが必要と認識している人は少ないです。ですが西村組はこだわるポイントなのでチェックしています。

2 志望度
「西村組が第1志望です!」と言う必要はありません(もちろんうれしいですが)。まだ分からないことがあって当たり前で西村組をより知ってもらうための選考なので。しかし「絶対にこの選考に通過して仲間になる!」という熱い想いは見ています。

3 探求能力
志望度にも通ずるところがありますが、事前にどれくらい会社のことを調べてきているのか。そして選考中の会話の中でいかに深い部分まで掘り下げることができるのか。

4 前のめり加減
積極的に前に出ていく前のめりさはどんな時でも必要な能力。控えめで得することなんてありません。でも、座る姿勢はあくまでも少し前のめりくらいで。

5 コミュニケーションの柔軟性、対応力
時間は30分。長いようで短く、短いようで長い。用意してきた質問では時間が足りなくなるかもしれない。逆の逆に質問されて答えられない可能性も。そんなアドリブが必要なタイミングでの対応力をたのしみにしています。

|最終関門『西村組と盃を交わす 社長・役員との最終面談』

採用に最も大切なことはマッチ度合いと覚悟だと考えています。

就活には「合否」という言葉が付いて回りますが、私たちは優れているとか劣っているといった観点で学生を見ていません。ですが西村組の文化にマッチするのか、うちに入ることが学生にとっての豊かに繋がるのかという観点はとても大切にしています。

そして覚悟。学生は自分でこの道を選んだという覚悟を決められるか。会社は相手を一生守り抜こうという覚悟を決められるか。シンプルに、互いの覚悟を確かめ合う時間です。

最終関門まで来ているということは西村組で一緒に働きたい人であることは間違いないです。

社長・役員から会社のことや将来のことなどよりリアルな話をお伝えします。それだけでなく質問してください。自分の想いをぶつけてください。そうして自分の覚悟にブレはないのか、自分自身に確認してください。

4 採用フローと評価基準を流出させた理由

理由は以下の2つです。

一つは落としたいわけではないから。
西村組志望してくれることはとてもうれしいです。ですが全員を採用することはできません。そんなことをしていたら会社が潰れてしまうからです。

「ここが少し足りない」「もうちょっとこんな感じだったら」という理由で採用に至らなかったケースもあります。

だから選考を通して西村組に対しての理解を深めることはもちろん、成長していってほしいという願いも込めています。

二つ目はチャレンジしてみようという人がひとりでも増えてほしいから。

私たちの話をすると田舎×建設業という組み合わせなので採用難易度はとても高いです。なので選考に参加してくれる学生には感謝しかないです。

だからこそ伝えられる情報はすべて伝え、西村組との接点が増えるような選考にして、チャレンジしてみようと思ってもらえるような選考にしています。

5 新卒採用で大切にしているポイント

ここまで何度か触れていますが、西村組が大切にしているポイントです。

  • 可能性

  • 志望度

  • 人柄

  • 覚悟

西村組では可能性をとことん信じた採用をしています。学生の志望度の伝わる行動も可能性を感じる一つの要素です。選考を通してフィードバックしたことを意識して次会うときにどれだけ改善できているかも可能性を感じます。

そして人柄の部分。西村組はビジョンマップにも掲げているとおり『誠実』と『和』というバリューを大切にしています。

絶対に受かるんだという心意気で選考に真剣に望んでくれる『誠実さ』と、選考を通して伝わる心づかいや雰囲気の『和』。この二つを持ち合わせる人。

これらの要素を持ち合わせる人は現時点でスキルがなくても、必ず入社後に努力し成長してくれると信じてます。というより、そういう人でないと西村組ではやっていけません。

だから私たちは、その可能性と覚悟を感じる人を採用します。

6 最後に…

採用において、学生も企業も選ぶ側であり選ばれる側です。

どちらが偉いという考えは一切ありませんが、どちらかというと企業は受け入れる側です。そしてビジネスを行っているので結果が必要です。

しかし、ただ結果を出せばいいということではなく、西村組ではビジョンに共感し、体現してくれる、一緒に働きたいと思う人と働きたいんです。

例えば、みなさんがサッカー日本代表の監督だとします。チームの目標はワールドカップ優勝。一緒に戦う代表メンバーを選ぶときに面談を行い「頑張ります!」と言っていた選手が、実際に試合で全然走らないし体を張らないとなったらどう思うでしょうか。

だから採用にこだわり、いくつものステップで選考を行います。

この本心の部分も受け止めてくれるとうれしいです。

せっかく最後まで読んでくれた方へ。
選考には裏ルートがあります。

インターンや説明会、面談の中で魅力的だと感じた学生はスカウトしています。チャンスがあるときに気が付けるアンテナを張っていることと、常にアピールする場だと考えること社会に出てからもとても重要。

選考のときだけではなくそれ以外の場面も選考対象です。

本当の最後に

私たち西村組はこれからも成長と挑戦を続け、「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」を目指し続けます。そのためには仲間が必要です。

新しいチャレンジはもちろん、まだまだたくさんの課題があるので、変わっていくというチャレンジも続けていかなければいけません。

だから西村組のビジョンに共感し、新しい価値観を持ってきてくれる仲間を探しています。

たのしみに待っています。あなたからの果たし状を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?