【今年も流出させます】2024年度(26卒)版 採用選考フローと採用基準
株式会社西村組 西村幸志郎です。久しぶりのnoteに緊張しながらもこのノートを書くということはもうこの季節かと再確認しています。
(6月から社長になりましたが社長になってからは初のnoteかもしれない)
選考が本格的に始まるので採用フローと評価基準を今年も流出させます。
目的は至ってシンプル。エントリーのハードルを下げたいからです。
最初から選考フローと評価基準まで分かったら、エントリーしなくても「ここは合わないかも」と学生側は判断できる。
「西村組の大切にしている価値観と自分の価値観が近い」となれば学生もうれしいし私たちもうれしい。
だから流出させます。
※詳しくは過去のnoteをご覧ください。
さて、今年からは採用フローが少し変わります。どんなフローになっているかぜひ続きをご覧ください。
最終選考は私があなたの希望する場所へ会いに行きます。
|1 採用への思い・考え方
採用とは「お互いに握手ができるのかでしかない」
よく恋愛に例える人もいますがなんかしっくりこなくて。
それよりも友情や信頼、絆なんかに近いと考えているので握手という言葉を選んでいます。
偉そうな企業が多いのはこれからも変わらないです。売り手市場だからと勘違いした学生も増える。
そんな採用は間違っている。
真剣に向き合っている人が疲弊してしまう姿ももう見たくない。
だから学生の「在るべき姿は、在りたい姿」だと考えています。
私たちはひとりの学生と最低でもトータルで6時間は面談をします(大体8時間越え)。
この際におこなっているのは原体験ジャーニーというワーク形式の面談。
どんなことをやっているのかというと、例えるならモチベ―ジョングラフの上位互換。
学生自身が生まれてからいままでどんな風に成長し、どんな価値観を大切にして生きてきたのか。
自分の原体験というものに出会うワークです。
自分を知らないから迷い、内定を取るために企業が求める人物像を演じてしまう。
ガクチカも盛りまくり、なんならやってないことを話したり。そんな話をよく耳にします。
そんな就活が正しいわけないですよね。だから病んでしまう。
運よく(悪く)入社した後に演じていた自分とは違う在りたい自分と会社とのギャップに気付き、早期退職してしまうというケースも多く見られます。
シュウカツなんてするな。
いろんなところで学生に伝えます。
もうシュウカツという言葉に社会がいいイメージを持てなくなっている。
だから既存のシュウカツではなく、自分の原体験をベースにした就活をしてほしい。
だから私たち西村組は採用に時間と熱量をかけています。
ちょうど25卒の内定辞退者の対談noteが就活生に見てほしい内容になっていますのでぜひ。
正直、理想の内定辞退者です(本当にとてもうれしい内容です)。
きっと見終わったときには就活の概念が変わっています。
|2 西村組の採用選考フローと評価基準
おまたせしました。ここからリニューアルした採用フローと評価基準を流出させていきます。ここまでnoteを読んでいただいた方はきっと西村組に興味があるはず。
そんなあなたとお会いできることがとてもたのしみです。ぜひ最後まで読んでエントリーしてください。
第1ステージ『西村組に果たし状を叩きつけろ』(エントリー)
武士の時代や学園ドラマを彷彿とさせるネーミングの第1ステージ。
文字通り気合の入った果たし状を送り付けてください。
形式は自由です。採用サイトからでも、手紙、個性的な履歴書、動画、プレゼンにアポなしの突撃など。評価基準に合わせてあなたらしさが伝わる手法でエントリーしてください。
西村組はこれまでにコーポレートサイトなどもそうですが、SNSやnoteなどで様々な情報を発信しています。それらを見て「西村組の一員」の視点で考えてみてください。
どんな価値観を大切にして仕事をするか。どんな学生を求めているのか。そんな過程を通りあなたらしさが加わった果たし状をたのしみにしています。
<第1ステージで見ているポイント>
1.雰囲気や人柄などの第一印象
2.会いたいと思わせてくれる工夫と意外性
ビジネスの世界では伝える力がとても重要です。特にいまの時代は多様な価値観と手段が増えているのでより一層。
しかし背伸びをしてよく見せるということではありません。この人と一緒に仕事をしたい、この人に任せたいと思ってもらえるように自分の魅力を最大限伝える工夫と意外性を見ています。
シュウカツをしているとどうしても自分を少しでも良く見せようと偽り、企業に合わせた自分をつくり演じる学生が多い。そして結果的に心が苦しくなったり内定が出ずに苦しんでいるという学生から相談が来ます。
ありのままの自分で向き合い、縁がなかったらそれはそれでいいことだと考えてほしい。間違って文化も価値観も合わない会社に行くよりよっぽどいい。
だから西村組のことを調べて、自分とマッチする部分はどんなところだろうと分析して、自分らしさを表現してほしいです。
▶こちらは採用サイトの果たし状
第2ステージ『らしさ対話』
第2ステージでも出てくるらしさという言葉。それくらい西村組ではその人らしさを大切にしています。
トークテーマの書かれたカードを使用し、学生と西村組の社員数名で対話をしてもらいます。
いろんな人といろんなテーマについて話す中で、相手の意見を聞くと同時に自分の伝えたいことを伝えられるか。
私たちは学生と関わるときに面接という言葉は使いません。どうしても企業側が偉そうで学生が企業に合わせるという固定概念が強いからです。
そんな固定概念を取っ払い、同じテーマについて話し合う。
ときには笑顔で、ときには真剣に。そんな場面が見られるはずです。
そして西村組の社員のことを知る時間にもしてほしい。どんな人がいてどんなことを考え仕事をしているのか。ざっくばらんにどんどん質問してください。
大人の嗜みのようなステージ。初めての試みなのでどうなるかがたのしみです。
<第2ステージで見ているポイントはこちら>
1 表情・あいさつ・振る舞い
印象に直結するこれらの要素は社会人になるとより需要度が増します。あいさつ一つで相手との今後の関係が変わってくることも少なくないからです。
よい印象を持ってもらうことの重要さを理解し、普段から意識しているのかを見ています。
2 雰囲気・人柄
採用において最も大切なことの一つがこの要素だと考えています。
人に愛される愛嬌があったりその人から伝わってくるものが以外にも重要だったりするんです。
3 志望度・熱意
「西村組が第1志望です!」と言う必要はありません(もちろんうれしいですが)。しかし「絶対にこの選考に通過して仲間になる」という熱い想いはしっかり見ています。
4 探求能力
志望度にも関係するところがありますが、事前にどれくらい会社のことを調べてきているのか。そして選考中いかに深い部分まで掘り下げることができるのか。
5 コミュニケーションの柔軟性、対応力
冒頭にも書きましたが、この選考は面談であり対話です。自信を偽ったり装飾していては本音で話すことなんてできません。そして突然普通の面接では絶対に聞かれないであろう質問も飛んできたりします。そんなときの柔軟性や対応力を見ています。
最終ステージ『西村組と盃を交わす 社長とタイマンメシ』
ぶっちゃけると、選考がここまで進んでいるということはあなたは西村組の仲間になってほしい人です。
なのでこの場で見ているのは覚悟。
戦国時代から杯を交わすという文化が浸透し、背景には同じ軍隊の仲間との約束というなんともかっこいい思いがあります。
冒頭にも書きましたが採用の最後は選ぶというよりお互いに握手ができるか。
現代の考えとは逆行するのかもしれませんがそんな軽い気持ちで採用はしたくない。やっぱり一緒に仕事をする仲間ですから。
自分で選んだ。夢をあきらめない。やり抜く。そんな気持ちを持った仲間が集まるから仕事もオモシロくなるんです。誰かがオモシロくしてくれるわけではありません。
お酒を飲みながら腹を割って話す、昭和を通り過ぎて戦国スタイルも悪くないですよね。
就活には「合否」という言葉が付いて回りますが、私たちは優れている、劣っているといった観点で学生を見ていません。
そうではなく、西村組の文化にマッチするのか、うちに入ることが学生にとっての豊かさに繋がるのかという観点をとても大切にしています。
いいところや強みもあれば課題もたくさんあります。そんな話もオープンにどんどんしていきたい。だって一緒に未来をつくっていく仲間かもしれないのに、隠していてもどうしようもない。
そんな時間を共有して「本当にこの会社で仕事をしたいのか?」「自分の熱意はどのくらいなんだ?」と向き合ってくれるとうれしいです。
|3 採用選考フローと評価基準を流出させた理由
ここまで採用について書いてきましたが私は採用をしているという感覚はあまりありません。
どちらかと言うと「仲間探し」という感覚。
ワンピースのルフィも仲間を探すことを目的にしてた航海をしているわけではありません。
ワンピースという秘宝を追い求め、旅先でいろんな目的を持ち、その過程で素晴らしい頼もしい仲間に出会う。
そんな自然な仲間との出会いとチームの成長が理想のチームづくりです。
事業に合わせて、利益目標に合わせて会社を拡大していくという考えがもしかしたら時代に合わない。
もしくは自分の目指す会社像ではないと考えています。
私たちのビジョンは「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」。
ルフィと同じく目的であり夢です。
このビジョンを目指す船に乗ってくれる仲間と出会えることにワクワクしています。
|4 最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
率直にすこしでもいいな、気になるなと思った方は採用サイトやSNSからご連絡ください。まずはお話しできればうれしいです。
それだけで終わるのは味気ないので。
文中にも書きましたが「シュウカツなんてすんな」と改めて伝えたい。
大人たちが自分たちの利益のために考えた汚い風習です。
そんなモノに染まる必要はないです。
でも自分がそういうシュウカツをしたいならするのがいいと思います。
正解はないので自分がどんな価値観を大切にしてどんな人生を生きたいかを考えてください。
西村組では原体験ジャーニーをやっているので興味があったら一緒にやりましょう。
本当の最後に。
西村組はこれからも大きな変化を続けていきます。
そのためにはユニークで熱意ある仲間が必要です
28歳で社長になって思うことは、いまこの第2創業期が本当に大事だということ。
一緒に未来の西村組をつくる、40歳くらいになって「あのとき大変だったけどオモシロかったな」と語り合える仲間を待っています。
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