小学生にいろいろ考えさせてもらった話
皆様、こんばんわ、北海道の海を守る西村組、ぴかぴかの1年生の木村です。
今回、お話したいのは、9月にあった現場説明会のお話です。(時間がない人は、4、5を読んでくださいね)
1.急に命じられた仕事
課長が「お疲れさーん」と現場事務所に入ってきた。
課長「加藤(私の大好きな上司。ちなみに元方技術者)、今回、誰が現場説明会、説明すんの?」
加藤さん「うん?青木(私の大好きな先輩。現場代理人)かな」
課長「誰がやってもいいんだべ?ひろみにやらせていい?」
加藤さん「うん、そうだね、そうしようか」
課長「頼んだわ、ひろみ。現場の説明ね」
私「ん?ん?わかりました?」
こうして、現場説明会の現場の説明役になりました。
2.説明会の相手は
現場説明会の相手はなんと、小学生。今まで、小学生に向けて、プレゼンなんてしたことがなかったんですよね。(よく考えたら、ある人の方少ないですよね笑)
3.どんな風にお話しようか?
対面でのプレゼンは久しぶり、なんなら2年ぶり。話す話も簡単なことではないし、どんな風にお話しようか?を考えていくことにしました。
まずは、聞き込み。上司たちに、去年、先輩がどんなことをお話したか、資料を貰い、わからないことは調べました。難しい専門性の高い言葉が多く、このままの資料で私が上手に伝えることが出来ないと感じ、話す内容は大きく変えずに、資料を新しく作り直すことにしました。
次にやったのは、小学生に受けるスライドを調べること。私は「すごい、いいなぁ」と思う教材を見つけたので、これをリスペクトしてスライドを作ることにしました。学ぶは真似ぶですからね。
4.届け、想い
小学生の子たちに何を伝えたいか?を大切にしたいと思い、現場見学会ではどんなことを感じてほしいのか、何のために工事をするのか、何でこの工事が必要なのか、を軸にスライドを作りました。
実際に使ったスライドはこちらです。
5.終わってみて残ったもの、もらったもの
初めての現場説明会はすごく楽しかったです。それでも、汗はだらだら出てくるし、心臓は出るんじゃないかなってくらい緊張しました笑
実際終わってみて残ったもの。一言で言ったら、「うちの会社ってすごいんだな」でした。4でお話したように、何のためのに工事をするのか、何でこの工事が必要なのか、スライドを作っていく中で、自分も改めて確認できました。私は「土木は誰かの想い出を彩ることも出来る仕事」だと思っています。私が今作っているモノが直接的に誰かの想い出を彩るものじゃなくても、誰かが私たちのモノがあるおかげで、生活を守っていて、そして誰かが笑顔になっていたら、それで土木の仕事って最高じゃないかなって。
そして、もらったもの。「西村組で将来働きたい」「将来の夢は漁師に近づいた気がする」そんなありがたい言葉たちでした。今年で現場見学会は2年目。これからもずっと続いていって、こんなありがたいことを言ってくれた子たちが今度はうちの会社で働いて、伝えていってくれたら嬉しいですよね。
6.最後に
どうでしたか?スライドの感想なんかをこそっと教えてもらえると嬉しいです。
では、また来月!!