かたち / 形


(2018/04/03)

「柿崎による
かたち→形 として知覚される

かたち(form):
知覚の世界において図となったものは一つの単位としてのまとまりをなしている。このようなまとまりの特性のこと

形(shape):
具象性ないし意味性を持つもの
(pp.74-75)

かたち + コンテクスト、諸条件、スキーマ
= 形

という感じがする。」

「「旅するサヴォア邸」は「かたち」をサヴォア邸に限定し、後者を変える実験である。
そして、最終的に示したかったものは「形」の部分。」

「近代主義は「かたち」を設計者の感性のみで、設計者の選び取った問題を解決しようとするもの。」

「「旅するサヴォア邸」に対して、俺がいま明らかにしたい事、または確かめてみたい事、ところは、
「かたち」をいかにつくるかという事。」

「「形」の状態を想像する事を最終到達点にしてしまうと、
ある「かたち」で「できること探し」になってしまう気がしてならない。」

「「かたち」をもうすこし限定的なものに定義する必要がありそう。」

「意味の逸脱(コラージュ)」は、
「パラレル上にある思考を知る事」である。

「その建築の使用者たちが、各々の多様性を、「使う」事で示し、それを交流させる仕組みは、コラージュを誘発する建築と言えるのではないだろうか。」

参考文献: 秋元馨「現代建築のコンテクスチャリズム入門 - 環境の中の建築/環境をつくる建築- 」, 彰国社, 2002

参照: facebook

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