誤読 (=abduction) で[背景のような建築]は表せる
(2018/10/10)
"誤読"というパワーワード
〔背景のような建築〕はこの一言で表せる。
青木のいう「原っぱ」もつまりは誤読を楽しむ場や仕掛けと言えるのでは。
"誤読"を住宅で起こしたい。
住人と都市の中の人とが繋がるきっかけにしたい。
独りよがりではあるが。
それが独りよがりでない方向性にしたい。
開いていないっていう住民の意識と開いてるっていう都市の中の人の意識が共存するような、そんな住宅と都市の関係。
もう道にこだわる必要はないのかも。
結果的に道のような、動線体のようなものな浮かび上がればいいのか。
歩いてて"誤読"(曲解?)が起こる都市。
観るものは同じでも、感じ方の変化で違うものに見えるような、または違う世界が夢想出来るような、そんな都市、または都市の一部。
毎日違う世界が感じられる。
空とか海とかは毎日見た目が変わってて、その時々の気分やスキーマの介入によって人が感じる世界観が変わる。
住人にとってのメリットとは。
住環境の向上?
現在達成されていることはないのか?
なぜ達成されていないのか。
またはされているのか。
参照:門脇耕三:2000年以降のスタディ、または設計における他者性の発露の行方, 10+1 Website, 2018
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