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自分のペース
昨日朝起きた時に、突然海へ行こうと思い立ちました。
本当は、仕事が途切れているのでハローワークへ失業保険の申請に行こうと思っていたのですが、何故か葉山の海に行きたくて仕方なくなったのです。
お昼過ぎに葉山に着き、いつものように御用邸の脇の海に通じる道を歩いていたら、いきなりキラキラ光る海の景色が開けてきました。
葉山の海はいつものようにあまり人がいなくて静かでした。
海岸で、ウェディングドレスを着た新婦と新郎が記念写真を撮っていました。
海の中で、次の波を待っているサーファーがちらほら。
近くの公園では真っ赤な彼岸花が咲いています。
日差しはまるで、天国から降り注いでいるようで、しばらく、茫然と海に見とれていました。
いつもの自分の身の周りの風景より、こちらの方が現実という気がしてくるくらいです。
自分の直感に従うのは、時には物事の損得を無視することさえあります。
そんな時、不安や自分を引き止める気持ちがわいてきます。
早くやることやりなさいよ、と親に言われ続け、急かされてきた子供時代。
いつの間にか、自分のペースがわからなくなりました。
そして心の奥底で、グズな自分を責め続けてきました。
焦った時に頭の中が真っ白になり何も思い浮かばなくなるのは、自分のペースを失ったことと関係ありそうです。
食べ物の好みがあるように、人には自分にあったペースがあります。
そしてその心のペースは、早くなったり遅くなったりします。
本当は、絶対的な時間というのはなくて、全て個々の中での流れなのだと思います。
そして、自分自身のペースに乗れた時に神様はプレゼントを下さるのかな、と思いました。
自分のペースを大切に、そして他人のペースも同じように大切に。
みなさんの今日という1日が、良い日でありますように。
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