絵を描ける人は少ない
趣味の一つに絵描きを取り入れてしばらく経って
改めて実感した
絵を描ける人ってネットのせいで多く感じるだけで
実際は全然少ないよなって
何を基準に 絵を描ける人 なのかは曖昧だし、
そもそも私自身ですら
絵を描ける にカウントできるレベルなのかも危ういけどw
あ、AIによる画像生成については一応、対象外
その分野について特に思うところも恨みつらみもないけど、
今回思ったこととは無関係ってだけで()
【アナログな人間関係内】
どんぶり勘定だけど、小学生ぐらいから今現在までで
実際に話をしたり、クラスメイトだったり、同じサークルだったり、
その他諸々交流した中で
絵を描ける
って記憶に残ってるのは
500人中、2人くらいw
小学校の頃に3頭身ぐらいのオリキャラで漫画描いてた女子2人程度
ただこれは直接交流限定で
絵を描ける人がいる確率が高い界隈と特に交流もしていないわけだし
今ほど様々な人が可視化できるほどSNSも普及してなかったから
これは当然っちゃ当然
今でも
リアルで会ったり食事する知人らに
最近絵描いてたりする
とカミングアウトし適当に見せると
え?嘘?これおまえが描いたん?すげえな
と驚愕されたり
描く側からすると何がどう すげえな なのかよくわからんが…w
【pixiv、Twitterを台頭に】
以前は適当な掲示板やオタク仲間で共有している程度だったイラストも
pixivやTwitterのユーザーが増えだしたあたりから
簡単に閲覧できるようになってきた
無論ネットを通して公表や知識収集も容易になり
絵描きについての敷居も大分低くなってはいると思う
(私も思い付きで液タブと本を買った程度でスタートしたし)
【増えはしたが、氷山の一角でしかない】
敷居が低くなったのは確かだし
一定水準以上(水準は人によりけりだけども)の絵を描ける人は
多く目にする
しかしこれは大概SNSの仕組みの問題であり
エコーチェンバーやフィルターバブルの賜物でしかないと思う
上記の説明は省くが
特にTwitterなどは要は自分と同じ分野や興味のある分野の
反応数の多い投稿が多くピックアップされるわけで
当然、おすすめタブやフォローしてる人からの拡散には
レベルの高い絵がたくさん並ぶ
pixivの場合でも、最近はユーザー数が1億人ほど
作品数は1億4千万ほどらしいが
閲覧用のアカウントを除くと
絵描き数は何人ぐらいなのか
更にpixivのピックアップに陳列される上手な絵だって
1億4千万のうちのほんのひとつまみ
上手い絵が1万枚…いや100万枚もあるとしても
1億千万4千万の作品数の中の100万だと思うとどうか…
(文字の作品は置いといて)
膨大な量の上手な絵、たくさんの神絵師も
増えはしただろうけど
まだまだ氷山の一角(少数)にカメラが密着しているだけだと思う
【ネット文化は大海、格上が見えやすすぎる】
自分がクソガキの頃
正直、スマブラは学年で一番強い自信があった
※マリオカートは一番下手な自信もある()
ただネットを通じての対戦や攻略情報、テクニックの共有が主となる今は
上手い人の大会の動画もたくさん投稿されてるし
ネット対戦の野良試合でさえ、
自分より強い人はいくらでもいるとすぐにわからされる
今まで見えなかった
自分より遥かに上の連中が簡単に可視化できる
アナログだとクラスメイトと集まってスマブラで無双してた自分が
ネットが普及したらどんなゲームでもまぁただの雑魚だとすぐに自覚するw
そんなSNSの仕様も合わさると絵を描いてても
上手い人、絵を描ける人がたくさんいるように錯覚するのも無理ないと思う
【敷居が低いのは行きも帰りも同じ】
絵描き同士組合()にいた頃は
それはもう多くの絵描きと相互フォローになったけども
いつの間にか消えた人もめっちゃいた
言い方は悪いけど
氷山の一角に触発されてチヤホヤされようと適当に始めて
氷山の一角ばかり移る中で嫌でも自分の甘さをわからされ
適当に病んで筆を折る
敷居が跨ぎやすいのは行きも帰りも同じだろう
【とあるVtuberを見て】
最近、個人勢の某Vtuberにハマって配信アーカイブを視聴している
個人勢は箱だとか企画だとか歌だとか、めんどくさい制約や脱線がなく
私にとっては非常にストレスフリーで視聴できることに今更気づいたw
YouTubeのチャンネル登録数は60,000程
Twitterのフォロワーは8,000ほど
人間はすぐ 周りのみんなが興味がある、人気がある 物に影響されがちだし
某大手の箱のVtuberと比較するとアレだが
個人勢にしては凄く健闘している数値だと個人的に思う
が、
ファンアートタグを検索してみると
ファンアートの投稿の少なさに驚いた
私がいつも描いてる大手の箱のVtuberのファンアートの投稿数に
麻痺しているだけでもあるのだけど
無論、大手箱のネームバリューがないと閲覧数も伸びにくいだろうからそれに比例して描く人も少ないとはいえ
6万人や8千人もフォローしている人がいる中で
絵を描ける人ってこの程度しかおらんのか…と
近年のSNSの仕様的に
絵描きとしてアカウントを運用していると
当然絵描き関連の情報がたくさん表示されるため、
絵描きも多いように感じるだろうし
更にその中から氷山の一角がカメラに映りやすいわけで
絵が上手い人がたくさん増えたようにも感じやすい
が、そういったSNS、ネットの仕組みから外れてみると
めちゃくちゃ周りにいるように思えるアマチュア絵描きも
一般人と比較するとかなり少数の分類だろうし
めちゃくちゃ増えたように思える絵の上手い連中なんて
更にその少数の分類の一握りだろう
絵描きがたくさんいるように思うのなんて
そうやって勝手にかき集めてくれるSNSにログインしている間だけのような気がする
絵が描ける人って少ないんだろうなと思う
スキルとして認識するには十分希少なんじゃないかとも思う
私は釣りと絵描きを二刀流で楽しんでいるが、
同じように釣りも絵描きもしてる人なんてほぼ見かけないし()
(1~2人は見かけたが、ウマが合わない人だとすぐ察したw)
釣りと絵描き以外のその他の細かなことも拾えば
私と同じことができる人なんてほぼいないのではなかろうか(*´ω`)
無論、皆だってそうだと思う
私は 絵が描ける人 に分類されるかも怪しい(烏滸がましい)のだけどw
絵を描ける人は、少し客観的に見ると病んでる人も結構多いように思うw
エコーチェンバーやフィルターバブル、その他諸々可視化されるネットに踊らされず
もっと自信もって楽しんでもいいんじゃないかなとも思いました。
2025年1月7日
3年A組
にしき