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2023年みたもの (後編)
2024年も10日くらい終わってしまいましたが、2023年の作品のことを投下していきます。前後編合わせて適当に数えたら100項目には満たないくらいの数でした。
マジでわけわからんくらい冗長的なので、つまみ読みしたほうがいいかもね。
それでは、やっていきます。
Arcana Shadow
舞台「Arcana Shadow(アルカナシャドウ)」 (arcana-stage.com)
ディスグーニーのヒロインとして伊波杏樹さんが出るということでそりゃあ見に行きます。
相変わらずこの座組はアクションの満足度がすごい!
矜持と矜持がぶつかり合い、約束がその身を焦がす。感情の爆発から放たれるエネルギー、好きですねぇ。
式神・異能の演出に、演者のパフォーマンスが乗ることで生まれる未知の光景にワクワクもしました。
怪物
是枝監督の映画って今まで見たことなくて、なんかこう海外評価高いしポエミーで説教っぽいところがある野かな~って偏見を持ってたんですよね。
そしたら思ってたより監督の癖とか思想とかが、観客に押し付けるんじゃなくてひけらかしてる方向の映画だったなぁという印象があります。「俺はこれが好きだけど???」みたいな、いい意味でエゴが溢れだしてるような映画は私は好きですねぇ。
ある1面からしか見ると悪にしか思えないけどいろんな視点から物事の中心を見据えると全然意味合いが違う風に見えていく様。思い込みとか偏見とかってあんまり良いこと無いよね っていうのが映画を見進めていくにつれて改めて体感出来るというか、そう思わせるようになっているというか。改めて頭から見たくなる映画だったと思います。見れてないんですけど。
アイスクリームフィーバー
映画『アイスクリームフィーバー』 (icecreamfever-movie.com)
燻ってる女が女と巡りあって前向きになる顛末を、夏の爽やかさと儚さが彩るほんのりと甘い1本。
女女の関係性についての定義付けが多岐にわたる現在。この映画、恋愛映画カテゴリとなっております。
好きなシーンとか表現とか挙げちゃうとキリがないので控えますが、ラストシーンがすごい好きなんですよね。
最後に突然知らん男が歩いて主人公の店にやってくるカットがあるんですけど、「あ~?わざわざ男出すんだってことはそういう方向に向かうの??別に俺は嫌いじゃないけどふ~んそうなのかぁ。」って思っちゃうじゃないですか。そんなことなかったんですよ。
あの男はただ、女女の関係値の強度を爆アゲするために現れたオブジェクトであってそれまで描いてきたものを簡単には袖にしないという徹底さで完全にいい映画看たな~って気持ちになってしまったのでした。
ヴァチカンのエクソシスト
ヴァチカンのエクソシスト | ソニー・ピクチャーズ公式 (sonypictures.jp)
ヴァチクソ。ラッセル・クロウかっこよすぎる。
かっこよすぎるし、まさかあの予告から熱烈なバディムービーがお出しされるとは思っていなかった。トマースくん絶対にすぐ殺されるよとか思ってごめんね...…。
全体的にアッパーで面白かったんですけど、やっぱり私個人がホラーの演出がどうにも苦手だということを再確認した回でした。子供が取り憑かれてひどいビジュアルになるのはどうにも好きになれんらしい。
バイオハザード:デスアイランド
映画『バイオハザード:デスアイランド』公式サイト (biohazard-deathisland.com)
私バイオハザードあんまり詳しくないんですよ。ホラー苦手なので。よく見てた実況者さんとかがゲームやってるのを見てるくらいの知識。
でもね~この映画すっごい楽しかったんですよ!
前情報も全然入れないで観に行ったんですけど、そんな歴代のゲームの主人公が勢ぞろいして敵悪を倒すアベンジャーズ映画だったんて……。
バイハの主人公ってみんなヒロイックで1人でも安心感があるのにそれが終結するんですもん、シリーズ分かんなくても凄いことが起きているのが分かる。
ラストシーン。ハンドガンを構える主人公のカットで開戦のゴングが高らかに鳴り響き、「そうはならんやろwwww」「なっとるやろがい!!!!!」の精神がふんだんに盛り込まれたアクションゲームで馴染みのあるハチャメチャコンバットがスクリーンを覆い尽くすあの爽快感ったら!!
フルCGアニメーションということもあり、そもそもバイオハザードってゲームが洋画っぽい作劇のゲームだということもあり、でっかい画面で迫力いっぱいな映像をストレートに味わうっていう映画の楽しいところをマシマシをにした素直な映画化だったなぁという印象。
2023年、マリオが強すぎるんですけど個人的にはバイハも悪くなかったですよということは言いたい。
原作を知らないのでゲームのファンがどう思ってるのかはまぁ分からないんですが、少なくとも一緒に行った友人はそれなりに満足してた気がする。
映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐
映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』 (geats-ohger-23movie.com)
ニチアサ特撮夏映画でも1.2を争うくらいなんじゃないかというくらい好きな2本でした。
ギーツって物語の本編に出てくる仮面ライダーって願いをかなえるためのゲームのプレイヤーで、その願いに何を望むかというところに世界を救うヒーロー性が現れてるのかなという理解をしています。ただ浮世英寿という主人公は少し特殊で、生きている年月が一般的な人間とは遥かに違いますし、最終的にもそうなるわけですが神的存在としての魅力が大きいヒーロー像なんですよね。名前通り浮世離れして飄々としたその特性から、ウルトラマンにも通じるような魅力があるライダーだと私は受け取っています。
早い話が、人間臭さが控えめで親近感を持ちづらい印象あるんですよね。私の好きなヒーロー像とは少しズレているので、ギーツは勿論楽しんでましたけど結構冷静な目で見ちゃってて。
そこで現れるのがここの映画というわけ。能力が4分割されて4人のエースになったことで、彼も普通の人と変わらないように色んな一面が集まってひとつの人格に組みあがっていく人間ということが表現されていたように感じたんですよ。極めつけとして4人のうち味噌っかすの浮世英寿でこそ表現される彼の人としての高潔な魂・スーパーヒーローマインドが描写されていくわけですよ。ここで私は凄い安心したんです。彼もこれ以上なく立派なヒーローなんだと。ここで彼のことをとても好きになってしまった。なので仮面ライダーギーツ/浮世英寿のスーパーヒーローとしての心をじっくりと描いたこの映画はかなり好きなんです。
ヴィランも良かったですしね。クロスギーツがなんであの外見なのかというのも納得の展開ですし、シンプルに悪党なので倒された後の後腐れの無さがとても清々しい。ギーツのヒーロー性を高めるためのやられやくとしてこれ以上は無いんじゃないかってくらい「あいつはさっさと倒してくれ」って思わせる。演者2人の怪演も素晴らしかった。
映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン
映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』 (geats-ohger-23movie.com)
2023年の夏映画、ライダーも戦隊も本当に面白かったので凄い。
ここ10年くらいほんと毎年思うんですけど、戦隊の夏映画はハズレが無い!
20数分の尺でよく出来るなとも思うし、この尺だからこそやることがはっきりしてて面白いのかもしれない。
キングオの夏映画は結構本編ともリンクしていて、本編中で名実ともにシュゴッダムの王としての立場に立ったから生まれた物語になっています。
いろいろいいところありますが、やっぱりデボニカの圧倒的ヒロイン力は好きですね~。「邪悪の王」を名乗るからこそ、決められた道をぶち壊して我が道を突き進むことがとても自然なものとして受け取れるなぁと思うんですよね。
君たちはどう生きるか
もう一回ちゃんと見ないとはっきりとしか感想が生まれないなと思って2回目を見れてないやつ。
しかし、全編通してアニメーションが狂気的なのはとても印象に残る。お母さんが包帯に埋め尽くされてるシーンとかインコがひしめき合ってるシーンとか、いったいどれだけの熱意と時間をかければあんなものを生み出そうと出来るのか……。私ジブリは本当に詳しくなくてあれが通常運転なのかもしれませんけど、気圧されるというのはあのことを言うんでしょうね……
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング
映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』公式サイト (missionimpossible.jp)
去年はトップガンでトム・クルーズ最高!になったのでこのビッグタイトルも見ておこうと思いまして。
例によってシリーズ全く見たことないです。このシリーズは前作の本数が多いので有識者に「デッドレコニングからでも見れる???」と確認を取った上で鑑賞。
いや~面白いですね~。あの歳であのアクションが出来るトム・クルーズとかいうバケモノが画面に映ってるだけでワクワクするのでスーパースターって本当に凄いんだなと再確認。カッコよすぎる。
単品でも美味しいですが、やっぱり過去作にも関係する人物がちょこちょこ出てきてたりしたのでシリーズ全部見てから次作は見たいな~と思ってます。
特別編 響け! ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~
『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』公式サイト (anime-eupho.com)
ユーフォニアムシリーズは去年だったか一昨年だったかにテレビアニメシリーズを履修してからの付き合いで、リアルタイムで新作を見るということはこの作品が初めての経験でした。これがやっぱり何物にも代えがたいというか……新しいものを周囲と同時に受け止めるのって楽しいんですよね。
原作のアンコンが収録されている1巻ぶんだけ読んで臨んだのですが、つばめがやっぱり好きですね……。人間が欲を持つ瞬間というのはなんとドラマチックなことか。
テレビシリーズ3期、楽しみです。
アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院「白きレジスタンス~真実の刃~」
アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院「白きレジスタンス~真実の刃~」 - 舞台 アサルトリリィ (assaultlily-stage.jp)
再演版ルド女のラストの1ページ。
初演版は見ていないのですが、中々過酷だという話を聞いていたのでリリィにも犠牲者が出るのだろうか……とか思ってました。ラスバレで出てきてる人は少なくとも生きていることが分かっているのでそういう意味ではちょっと緊張感緩みましたけどね。
このシリーズ、悪い大人がすんごい多くてその分良い大人が酷い目に遭うと本当に哀しい気持ちになるので泉先生には幸せになって欲しいと思ってる。
アサルトリリィ「リリィコレクション2023
御台場女学校 with 私立ルドビコ女学院」
アサルトリリィ「リリィコレクション2023 御台場女学校 with 私立ルドビコ女学院」 - 舞台 アサルトリリィ (assaultlily-stage.jp)
御台場とルドビコの合同ライブステージということで、どういう感じになるのか分からんまま行ったんですが中々楽しかったです。
ライブイベントと言いつつ、キャラクターが板の上でセリフを話す茶番があったりこの時不参加の船田初(演:西葉瑞希)の茶番があったり。過酷なアサルトワールドの清涼剤みたいなハッピーイベントでしたね。
舞台版の楽曲ってそもそも聞く機会少なかったり、それぞれの学校の楽曲をシャッフル披露したり楽しかったです。やっぱギミラブかな……。
バービー
映画『バービー』オフィシャルサイト (warnerbros.co.jp)
面白い映画でしたね~~。軽率な言動で炎上したっていうノイズが混じってしまうのが本当に悔やまれる。
女児用の玩具の長い歴史の変遷が、女性の社会的地位の移り変わりの指標になっていることを象徴的に描写していて論文みたいなことをしてる不思議な映画だと思います。
更には性差による弱者差別について。虐げられてきた陣営を男性にすることでどこかユーモアが混じってシリアスになりすぎないことや、状況・環境が変わればこのような逆転は実際に起こる可能性があっただろうということに容易に思い至る作劇など、センシティブな内容をフラットに描く細かい演出が技ありだなぁと印象に残ってます。
総じて、コメディの味付けでとても食べやすいにも関わらず、素材を深く深く深く掘り下げてバービーという玩具が持つ特性と影響を絞りに絞り出したとても丁寧な仕上がりの映画になっているなと思います。
MEG ザ・モンスターズ2
映画『MEG ザ・モンスターズ2』公式サイト (warnerbros.co.jp)
前作から更に悪ふざけパワーアップしたステイサム映画。シャクトパス始まった時本当に大笑いした。
MEGに求められているものを奇をてらわずに(ここでは奇をてらうことが奇をてらわないこととする)お出しして、しっかりと満足して劇場を後にすることが出来ました。
ほつれる
邦画ってラストシーンのワンカット極端にピントを合わせてそれに向けて要素を積み重ねていく構成になってるの多い気がしません? 私は結構そういう潔いのが好きなのでいいんですけど。
日々の暮らしで揺れ動く、少しずつ少しづつ心がほつれてしまっていく様子がじわじわと描かれていっていたのかなぁという印象。
なんですが。私個人の価値観としてどうしてもこう主人公の行動がびた一文理解できないんですよね。なんであんたそこまで自分のことだけ考えて動けるんだ全く論理的じゃないという気持ちが強い。
自分が普通に生きていたら絶対に体験できない感情を観測することが出来るから映画を観るのが好きというのがあるのでとても興味深く鑑賞はするんですけれど、なんというかこの作品を見る姿勢としてイレギュラーな気はしている。
個人的に一番印象深いのは、主人公がミネラルウォーターを飲むシーンなんですよね。
わざわざ冷蔵庫からミネラルウォーターを出してコップに入れて飲んで、欲しいなと思った分だけ飲んだらコップに残ったミネラルウォーターを何の迷いも無くシンクに捨てるんですよ。信じられます?水道水飲んでるなら分かるんですよ、同じ場面なら絶対全部飲むと思いません⁇
あのシーンを見た瞬間、この映画の主人公の性質への理解が凄い深まった気がして、めちゃくちゃ記憶に残ってます。
渇水でもそうだったんですけど、やさぐれてる門脇麦さん、本当に好きですね……。
SAND LAND
2023年で最も予告CMのセンスが無さ過ぎる映画。名作です。原作は未読です。
本当に面白いんですよこの映画。なんだあのカスCMは。
正義のジジイが悪のジジイをしばき倒す、ジジイが主役ってこと以外は直球ストレートな少年漫画なんですよね。
過去に未練がある男が異形の者と出会うことで、昔の忘れ物を取り戻しに行く。一見すると凸凹パーティの冒険譚が小気味よい。
序盤の巨大生物のスペクタクル、丸っこくてかわいらしさも感じるのに何故か心が震えるほどカッコよく見えてくるタンクのデザイン、目が離せないCGのタンクアクション、確固とした信念を持つキャラクター、ほんでジジイがカッコいい。
魔物への偏見という見た目で決めつけてしまう要素が、そのまま見てくれは老いても尚高潔な魂を備えている主人公に対しても効いているような気がしているのですが、そんな相乗効果も含めて大好きな作品です。
シアターGロッソ 王様戦隊キングオージャーショー 第2弾
どこを探しても第2弾の情報が載ってるページが出てこない……ヒーローショーは刹那的なものなのかな……。
第一弾は見れていないので初のキングオージャーショーです!とても好きな作品になったので是非とも見たいと思って見に行きました。
まんずとにかくテレビ番組の再現といいますか、画面の中でしか見れない王たちが目の前にいるという特別感も相まってそれぞれのモーションが本当にカッコいいんですよ。見栄切りにビリビリくる感覚が忘れられん。
OPのサビの部分のそれぞれがキメポーズをしているカットがあるんですが、そのカットの再現がまーーーーほんとにカッコいいのよ。直前まで雑兵をバッタバッタとなぎ倒す動きからナチュラルにキメをする芸術的なまでに美しい体捌き。カッコよさで泣くかと思ったくらい良かった……。ジェラミーとワイヤーの相性の良さも言わずもがなですよね。
また、ストーリーもなんと最終的に怪人を倒さないという凄いヒーローショーになってます。ジェラミー加入直後くらいのストーリーなこともあって、バグナラクとの共存へとフォーカスが当たっていたように思います。セミジームくんにはジェラミー王の配下として元気にやってもろて……。
最後にこのショーを見に行っていっっっちばん良かったなと思うところ。
丁度私が座っていた席の目の前に、小学3.4年生くらいかな?って感じの女の子がいたんですよ。そもそもあの年代の女の子がヒーローショーに来ているというのも結構珍しいのかな、と思ってました。持ち物からどうやらヒメノ・ランのファンらしいっぽいことが予測出来てその時点で私感動してました。キングオージャー第3話が本当に好きなので、実際にヒメノ・ランが女の子に受け入れられていたという事実に。
そしてショーの終盤に客席降りがあるのですが、なんとカマキリオージャーがすぐ近くにやってくるんですよ。
前の席の例の女の子がカマキリオージャーに向ける視線はもう一生忘れないと思います。ヒメノ・ランの眩さに目を輝かせるイシャバーナ国民がそこにいたんですよ。現実と虚構が融合した瞬間を目に出来て本当に幸せでしたね……。
「チェンソーマン」ザ・ステージ
「チェンソーマン」ザ・ステージ 公式サイト (chainsawman-stage.jp)
キングオージャーショーを見終わった後時間が空いたので急遽見に行ったチェンステ。
これもまたいい舞台化でした。見に行って良かった。
特にデンジが悪魔をぐちゃぐちゃにするシーンの表現は舞台ならではです。作品の狂気的な面を表現するにあたって、むしろしっかり現実的で人の形をしたものが暴れていることで感じる異質さが作品の世界観や雰囲気ととてもマッチしていたと思います。
グランツーリスモ
グランツーリスモ | ソニー・ピクチャーズ公式 (sonypictures.jp)
またもやゲーム原作の映画。なんか2023年多い気がしません?気のせいかな。
全然知らなかったんですけど、本当にゲームのプレイヤーがプロレーサーになるプロジェクトがあるんですね。ビックリしましたこれ。
ゲームが好きな人なら、自分の世界がゲームによって拡張される感覚というのは分かる人は多いんじゃないかなと思うのですが、この作品はその感覚の映像化がとても上手だなという印象がありますね。
緊迫のレース描写も目が離せませんし、最初はレーサーとして認めていなかったトレーナーがマーデンボローと絆を育んでいくちょっとしたバディ要素もgood。劇場のでっかいスクリーンで見れて良かったなという一本。
40周年記念 大ZOIDS博2023
40周年記念 大ZOIDS博2023【終了】 | Gallery AaMo | 東京ドームシティ (tokyo-dome.co.jp)
私「ゾイドジェネシス」っていうアニメが大好きで、当時買ったプラモキットがまだ家に残ってるくらいなんです。https://youtu.be/5uYl2rWylMs?si=NnYZHnPrLVjMFWh-
他のシリーズはしっかり追ってないものの、コロコロを読んだりアニメを見たりする中で人並みにはゾイドが好きでして、行ったほうが良いなと。物販のムラサメライガーペーパーナイフが欲しすぎたというのもありますが。
いや~本当に良かったですね。アニメシリーズの展示・歴代ゾイドのキットの展示・でっかいジオラマと、所狭しとゾイドゾイドゾイド……。愛の詰まった空間でした。
特にやっぱり、ゾイドジェネシスの最終回再現のジオラマは本当に実物を見に行けてよかったです。
映画 プリキュアオールスターズF
『映画プリキュアオールスターズF』 |大ヒット上映中! (precure-movie.com)
プリキュアシリーズって私ちゃんと見れてるのスマイルとスタートゥインクルだけなんですが、そのララが頑張ってるところが見れるというところで観に行ったというのはとても大きい。
シリーズをしっかりと追ってないので完璧に受け取れたわけではないのですが、プリキュアである彼女たちの戦いの記憶と膨大に積み重なった歴史が、無知な自分にすらズンと胸に伝わってくるような作品になっていました。
面白いオールスター映画は、過去シリーズを見たくなってしまう。キュアフィナーレがかなり好きだったのでデパプリ見たいと思って年が明けてしまいましたね……。
福田村事件
映画『福田村事件』公式サイト (fukudamura1923.jp)
関東大震災直後の混乱の最中に起きた事件を描いた作品。徹底して人間の弱さをむき出しにして描いたような作品だったなぁと。
決めつけて、責めて、最後には攻撃の実行をしてしまう一連の流れ。その一因になってしまっている重く纏わりつく不安が作品を見る側にも伝播しているんじゃないかと思わせる一本。
この作品って間男が出てくるんですけど、その間男を演じるのが東出昌大で、いやそれはズルいだろwwwwwwってしばらく笑いをこらえてました。
でも東出昌大、本当に滅茶苦茶に間男を演じるのが上手すぎてなんかもう凄いな色々……と思いました。
アリスとテレスのまぼろし工場
なんかいま改めて公式HP見たんですけど、や、好きだなぁこの作品……。
「恋する衝動が世界を壊す」ってキャッチコピーからも少し窺えるような気がしますが、この作品で最も優先されているのは“衝動”であり、感情であるのかなと思っていて。人間……というか“存在”は何を持って“存在”たり得るのか。人の身という器は最重要なのではなくて、抑えられない衝動そのものが“存在”ひいては“人そのもの”であり自我を形作る心材なのだということが岡田磨里監督のフィルターを通して世界を形作っている作品であるように私には受け取れました。
監督 岡田磨里が作り出す世界、私凄い好きなんですよね……。なんでしょう、彼女が重要視している「強さ」のベクトルに同調出来るからなのでしょうか……。
そしてこの作品について外せないのが中島みゆき氏が歌う主題歌「心音」。
岡田磨里監督が描く世界と中島みゆき氏が歌い上げる音色の力強さ、それがエンドロールを背景にして強烈なシナジーを生んで画面に飲み込まれてしまうんじゃないかと思うほどに強烈に惹きつけられた……。
このタッグ、是非ともまたお目にかかりたいですね……。
コンフィデンシャルː国際共助捜査
映画『コンフィデンシャル 国際共助捜査』公式サイト (gaga.ne.jp)
劇場で見た予告が面白そうで、前作があるということを知ったのでそちらも見てから鑑賞。
ヒョンビンがカッコいいんだもうこりゃこりゃ仕方ないねふ~~~。
というのは半分冗談としてもヒョンビンが男前すぎる。でもユ・ヘジンも良い。3枚目として以上に、デカとしての矜持をしっかり持っているのがやっぱりしっかりとカッコいい。
バディものとしてのバランスが本当に良くて。冷静なイケメンと熱血なオジさんという超絶王道コンビなんですけど、とにかくハズさない。
それでね~本当に1作目見てから見に来て本当に良かったんですよこれ。1作目では事件解決のタイミングで“兄弟”になったふたりのその後が2作目のプロローグで描写されるんですけどここがもうずっとニコニコしちゃうずっと見てられるんですね。初対面でのやり取りをセルフオマージュしたり、1作目では見れなかった、兄貴に対してデレデレ尻尾ぶん回しのヒョンビン最高すぎてほんま溶ける。
その場のもの全て使うアクションとか、2作目から登場するキャラクターとのチームアップが生み出す新しいハーモニーとか、とにかくチョルリョンの軟化した人格がかわいいとか、好きなもの詰め放題の大盤振る舞いといった様相を呈している。
シリーズ2作目って、1作目の世界観が客側に定着した上でさらに深堀りが出来るから構造的に面白くなりやすいと思っているんですが、コンフィデンシャルはその前作から引き継がれた要素がどんぴしゃりと全て上手くハマってずっと面白かったですね~。
あと韓国の作品ってあんまり見てきていないんですけど、北と南のことを言及したジョ-クってポピュラーなんですかね⁇私が見ててすら面白かったんだから現地の人からしたらタブーに片足突っ込んでるみたいなギャグだからめちゃくちゃ面白いんじゃないかなって予想してます。韓国人の方は教えてください。
ほんで愛の不時着が爆裂人気なのもそうだからちょっと思ったんですけど、なんかやっぱりこういう作品が売れるって言うのは韓国の人たちも北と南が手を取り合う物語っていうのを潜在的に求めているのかもなぁということ。立場ではなく、個と個がそれぞれを認め合って共に並び立つこの大きな創作の力がいい方向に作用したりしたらちょっと素敵だなぁとか思ったり思わなかったり。
ま、呉越同舟のストーリーってのはそういうのいろいろと関係なく人気のあるものだとは思いますが。
極限境界線-救出までの18日間-
映画『極限境界線-救出までの18日間-』公式サイト (gaga.ne.jp)
にしきの界 第一次ヒョンビンブームにつき見に行った。(ブームはここで一旦終息する)
コンフィデンシャルを想像して行ってしまったのは結構ミスだなと思って、アクション映画ではないんですよね。完全に思い込みだった。
なので結構じっくりと、人質救出に向けて少しづつにじり寄っていくような緊張感が魅力な作品だったかなと。
相変わらずおじさんに心を開くヒョンビンは心臓に悪いですね。
ジョン・ウィック:コンセクエンス
映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』オフィシャルサイト (johnwick.jp)
キアヌ・リーヴス主演の傑作アクション大作の4作目。いや~待ち遠しかったですね。見に行く前に前3作を見返して行って本当に正解でした……。
型破りなアクションと殺しの万博博覧会が見る者の心を鷲摑みにして離さないこのシリーズで、4作目ともなるともうやることないんじゃないかと思いきやもう全くそんなことは無く。回を追うごとにどんどんメチャクチャになる映像に我々は諸手を挙げて猿のように狂い喜ぶのである。
コンチネンタル大阪での戦闘シーン、導入のその刹那で“日本の”アクションだということが肌で感じられるあの瞬間ぞわっとして何故か嬉しくなって。
真田広之演じるコウジが堂々たる振る舞いを見せ、ドニー・イェンが演じる盲目の殺し屋ケインが観客の心すらかき乱すトリッキーな動きで沸かし、キアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックが鬼神の如き強さで大勢を次々となぎ倒していく大立ち回り!!
キアヌとドニーイェンと真田広之が同じ作品で並び立つ姿だけで興奮が止まらん。真田広之の艶やかさは本当に人が狂う。
パリの街をすべて使った背徳的なカーアクション、凱旋門の目の前で最も人を撥ねた映画でギネスブックに載っても良い。本当にイかれててずっと笑ってた。
建物の中の天井からカメラを釣るような形で見下ろすようなショットを、ウルトラハイパー長尺の長回しで次々と障害を排除していくチャプターも大好き。カメラが長く回ってれば回ってるほど楽しいんだから。
もう上げたらキリがない。顔面ニコニコアクションのオンパレードに押し流されて行きます。
でもこの映画の一番好きなところは、コンセクエンスという邦題とコンセクエンスの言葉を「報い」と日本語訳したところ。
原題は「ジョンウィックチャプター4」ですよ!!??なんでそんなシンプルなんだ。
ジョンウィックの日本ローカライズ担当みたいな人しか世の中に居なければ世界は少し平和になる。
最後までこの映画を観たら、コンセクエンスという言葉に全てが収束していくということが分かるんですよ!正にタイトル回収。「ジョン・ウィックの物語」がぜんぶ凝縮された言葉が“コンセクエンス”だと思ってますぼくは。
結局一度しか見れてないので、またもう一回みたいですね。
スラムドッグス
映画『スラムドッグス』公式サイト (slumdogs-movie.jp)
クソ映画です(物理)
人でやったらマズいことでもぬいぐるみでやったら許されるやろ!!!!!の精神を持つのがtedなら、人じゃちょっとマズいけどイヌならポコ〇ンもウンコも交尾もやりたい放題や!!!!!の精神を持ってるのがこれです。
なんかこうテッドとは違って生物なことは生物なので、生々しさが桁違い。本当にずっと汚い。
まぁたまにはこういう映画も良いかな……1年に1回くらいなら……みたいな。
月
絶賛公開中! 映画「月」オフィシャルサイト (tsuki-cinema.com)
まだ記憶に新しい、障害者施設での殺人事件を下敷きにした小説の映画版。
扱ってる題材が題材なので猛烈な批判も目にしましたし、色々な意見が現れているという意味でやっぱり問題作なのかもしれない。
個人的には「きれいごと」について考えをめぐらすひとつのきっかけになる作品なのかなとは思います。私も多少なりとも障害福祉に関わる人間ではあるので、まぁいろいろと思うところがありますがそれはそれとして。
考えることのきっかけを与える作品であって、これを足掛かりにして思想を押し付けるためにこの作品を作ったんじゃあないのではないかな?ということも思っているので、もし御覧になる方いらっしゃればそのあたりには気を付けて作品を受け取ったらよいんじゃないでしょうか。
この作品の主人公の夫は売れないアニメーション作家をしてるんですけど、なんでわざわざそんなめんどくさい描写の必要な職業にしたんだろうかと思ったんですよね。
それで考えてたんですけど、アニメーションの由来ってラテン語のAnimaからきてて、命を吹き込むみたいなニュアンスで生まれた言葉って言うじゃないですか?
尊厳と命というものが大きなテーマとして扱われる作品において、生命を作り出す者という比喩が成立するアニメーション作家の立場には大きく考える余地があると思ったんですね。
作家が生み出す命というものはある意味では作家のエゴが詰まっていて、命を吹き込む≒命を救うことにも一種の傲慢さがどこかに宿っている、ということを暗示しているのかもしれないところまでは思い至りました。「きれいごと」はただの傲慢であるのか、それとも傲慢であることを承知した上で行動をすることを是とするべきなのか……思考が分岐して纏まりませんな。こうやって思考を進ませ続けるための映画な気もします。
愛にイナズマ
映画『愛にイナズマ』オフィシャルサイト 絶賛上映中! (ainiinazuma.jp)
コロナ禍真っ最中の現代日本が舞台となった一本。この監督「月」も撮ってるんですよね、売れっ子だ。
コロナ禍独特の鬱屈とした空気感に、別にいつの時代も変わらないであろう社会の理不尽さが重なって行き場を失う情熱をどうにか昇華させようともがく様を描く。
どうしようもないなと思ってた家族も、しっかり向き合ってみたら意外と悪くないと感じるまでの流れがどこかこそばゆくて、でもほんのり温かで。世の中捨てたもんじゃないのかもなと思わせるような作品。
窪田正孝佐藤浩市あたりを目指して見に行ったんですけど、松岡茉優って役者良かったですね~。行き場の無い感情をどうにか発射させようとする思い切りが、作品の推進力として小気味よかったです。
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」バンドライブ "Starry Session” revival
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」バンドライブ "Starry Session” revival | ライブ&イベント | 少女☆歌劇 レヴュースタァライト (revuestarlight.com)
コロナでぶち壊されたバンドライブ。実は途中まで「別に行かなくてもいいか……」と思ってたんですけど、一般が残ってたので参加。
本当に行って良かった。
単純にスタァライトのイベントが久しぶりでメンバーがステージに立っているのを見るだけでも楽しかったですし、大好きな純情アンクラシファイドの初披露や久しぶりに浴びたCircle of the Revue。そしてドラフト選抜した楽曲の数々に大満足。じゅんななRose Poemsは劇薬。
ゴジラ-1.0
マイゴジ、好きだ……
国内50億で海外でも評価が高いと聞きまして、朗報はいくつあってもいいですよね。
まぁ分かりますよ、セリフやら演出がくどいとか、展開が分かりやすすぎるとかね。
でもやっぱりゴジラというテーマを一貫した姿勢で描いたのはゴチャゴチャしなくて迷わず楽しめましたし、放射熱戦はあまりにもカッコいいし、ゴジラを沈めたときはやった!という気持ちにもなれました。
映画的に「ここはバシッと決めるぞ!!」っていう見せ場のシーンが分かりやすくてこちらとしても楽しむ準備が出来ましたし、しっかりと銀幕に期待以上の映像を映し出してくれ続けていたのでぼくは満足でした。神木隆之介の絶望顔凄くよかったね……。
アニメ「アイドルマスターシャイニーカラーズ」 (第1章・第2章)
アニメ「アイドルマスター シャイニーカラーズ」公式サイト(シャニアニ)| バンダイナムコエンターテインメント公式サイト (idolmaster-official.jp)
シャニアニ。1月現在まだ2章までしか見てないですがまとめて。
フルCGアニメということですが、そのこと自体に関してはそんなに何も思わず。ライブシーンのCGの仕上がりは「これやりたかったからフルCGにしたのかな?」ってくらいに感じました。シャニマスの魅力的な楽曲パフォーマンスを劇場のでかいスクリーンで味わえることには価値があったと思います。
まだ3章見てないのであんまり言えませんが、どうしても「シャニマスへの入り口」としての立場にあるアニメ企画なのかなぁという感覚が抜けず。各ユニットの紹介をするだけでかなり尺使っちゃいますからね……。販促ノルマがきつすぎてどうしてものっぺりした作品になっちゃってる気がします。3章みたら気持ち変わるかもしれないしそんなことないかもしれない。
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』公式サイト (kotfm-movie.jp)
200分越えは長いのよ流石に
燃え盛る炎を目の前に、感情が渦巻く複雑な表情を見せるディカプリオの名演は素晴らしかった、本当に。
あのですね、仕事終わりに見るものではないです。疲れててこの映画の魅力を十二分に取り込めなかった自信がある。流石にもう一回見たいんですけど中々意志を強く持たないとね……。
でもそれとは別に長いのはどうにかしてくれ。いや分かるんですけどね???描きたいところなんていくらでもあるでしょうし……。
駒田蒸留所へようこそ
映画『駒田蒸留所へようこそ』公式サイト (gaga.ne.jp)
私蒸留酒苦手であんまり飲まないんですけど、ウイスキー飲みたくなりましたもん。見終わった後に、劇中で描いている何某かを体験したくなるような映画は良い映画なんですよ。そのテーマに愛を持って描写しているってことですからね。
いや~でもこの映画本当に面白かったですね。
年月を重ねて熟成されるウィスキーの有様が、人々が営み紡いできた歴史の重厚さとマッチする作劇とか。出てくる人物全員が悩んで生きた先にある景色が見られる様子とかが瑞々しく描かれてます。
“見せ過ぎない”細かな演出も多かった気がして、
主人公の上司が自分の失敗経験を伝えるシーンがあるんです。
最終的にはその時の取引先の御菓子屋とは今でも付き合いがあることが分かるんですが、そのことを事細かく言葉で言うシーンってないんですよね。
映画序盤で主人公に渡していた御菓子が実はその御菓子屋のものだったとか、中盤から終盤にかけてのあたりで主人公が迷惑をかけた会社へ謝罪に向かう時に件の御菓子を持っていくようにするだとか。上司が本当に懇意にしていることが分かるということを表現するさりげなさがとても好き。
マーベルズ
マーベルズ本当に良かったんですよ……。キャプテンマーベルが好きになる映画なんですよ……。
今まで刺々しかったキャロル・ダンヴァースが、カマラやモニカとのチームを組んだことでどんどん人間味が出て応援したくなってしまうんですよ……。
カマラ・カーンというキャラクターがとてもよくて、狂言回しとして作品全体をポップに仕上げてくれてるんですよね。ミズ・マーベルのドラマも見たくなっちゃうんですよ。
MCUは作品数もキャラクターもどんどん増えて行ってしまって手出しがし辛いというのは私も思うところですが、制作陣は「まだまだやる気だぞ!出来る限り面白いもん作ってやるぞ!!」の心で真面目に製作してるんだこれ……ということを感じ取ってしまった映画なんです。離れてしまった人心が戻るのが先か、MCUが息切れるのが先か……。
私はキャプテン・マーベルのこの先の物語が見たい気持ちでいっぱいですよ。
首
北野フィルムって初めて見たんですけど、全部こんなかんじなんですかね?
戦国時代を舞台に、鉄と刀が世を支配する狂った倫理観をブラックユーモアを交えて描く作品でしたね。
ぶっ飛んだ価値観を設定してそれをメタ的に嘲る羽柴秀吉っていう構図はすごい面白いなぁと思いましたし、手柄を示すトロフィーってものは別の角度からみたら如何にくだらないものかという勢いで足蹴にするなんてぶっ飛んだことが出来るのは確かにこの監督ならではというか……。なんか納得しちゃいますよね。
長回しのアドリブシーンを多用するの好きなんでしょうけど、個人的にはテンポ悪くてあんまり受け付けなかったな。
異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦
異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦 (ijigen-fes.jp)
2023年最高にハイなイベントなのは間違いないですね。
テンション上がりすぎて感想記事書いちゃったんで、もし興味あればそっち見てください。長く書いたからここでまた書くの疲れちゃうので……。
異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦 に行ってきましたよという話 Day.1|にしきの (note.com)
異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦 に行ってきましたよという話 Day.2|にしきの (note.com)
幻日のヨハネ -The Story of the Sound of Heart-
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 公式サイト (yohane.net)
異次元フェスの次の週にこんな幸せなイベントがあって良いのだろうか。
小林愛香さんを筆頭に、全員バキバキに仕上がってたんですよ……。異次元フェスでブーストをかけたんじゃないかってくらいギャリギャリで最高でした。
幻日のヨハネの冠を掲げて打ち出したこのイベントですが、島本須美さんの新録ナレーションがあったり、MCが極端に少なかったり、未発表曲の披露があったりとまたぞろチャレンジングなライブでした。
幻日のヨハネのアニメに沿ったパフォーマンスをするというのはナンバリングライブならばよくあったことですが、ナレーション途中でMCは無いこともあってとにかく目の前で起こることをただ享受するという感覚がとても強かったです。
“ヌマヅ神話 ヨハネの章” が神からの啓示により我々に齎されているその真っただ中なんじゃないかと錯覚するような没頭感。
そしてライブ本編最後には劇中と同じ「Lala勇気のうた」が披露されるわけですが、私の席は丁度発射された銀テを浴びるように受ける場所だったんです。それが何を意味するのか。
キラキラ輝く音符が降り注ぐその向こうに歌うメンバーが見えたんですよ。まるで劇中さながら、空を見上げるヌマヅの住人になれたかのように、彼女たちが心の音を奏でて世界を救った瞬間を見ることが出来たんですよ……。
全編最高の気分でしたが、ここが本当に生きてて良かったポイント。神話を目の当たりにしたんですぼくは。
は~。良かったなぁ。
少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE- Reading Theatre 第四弾 遙かなるエルドラド
遥かなるエルドラド、気合の入り方が1段階違う。
勿論これまでのリーディングシアターシリーズだってとても素晴らしいものだった記憶がありますが、色々なところの気迫が凄い。
ほんで飛龍つかささんですよね。あのカッコよさからアフタートークではほんわかお嬢さんになるのマジでズルいから本当に。好きになってしまう。
エルドラドはゲームも出るので、先が楽しみになる朗読劇でした。
TOMORI KUSUNOKI BIRTHDAY LIVE 2023『back to back』
毎年恒例の楠木ともりさんのバースデーライブ。
今回配信とかもないという話だったので死ぬ気で仕事を休みました。
今回のライブのために作られた「back to back」。会場全体が一つになれるような楽曲は否が応にもテンション上がります。
個人的に一番記憶に刻まれたのはBONE ASHのアコースティックアレンジですね。元々好きな曲ですが、さらに重く体に沈み込むようなアレンジが気持ちよすぎます。
怪物の木こり
映画『怪物の木こり』公式サイト (warnerbros.co.jp)
私三池崇史監督結構好きなので観に行きました。
サイコパスって連呼する予告がなんかこっぱずかしかったんですけど、見てたら途中で鳴れてなんも思わなくなってしまった。慣れって怖いね。
最終的に死ぬほど救いが無くて胸糞が悪い寄りの結末だったのが良かったです。最後に幸せなのがナチュラルボーンサイコパスだけっていうのは思うところがあって面白い。
それが何にせよ、他人に捻じ曲げられてしまった事象というのは快いものになり得るわけがないということがよく分かる映画でした。
仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦
仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦 (kamenrider-winter.com)
序盤を乗り越えてから爆裂評判のいいガッチャードの冬映画。
去年のギーツとのコラボ映画で、ライダーの先輩になったギーツメンバーがどこか荷が下りたように明るく自由さを感じたのが印象的。
夏映画に続き、エースのパーソナルな部分が補強された作品です。本編が終わってから個人の掘り下げが行われる主人公ライダーって割ととんでもないこと言ってるな……。風都探偵の左翔太郎みたいだ。
ガッチャードサイドはこっちで本編とも割と密接にリンクした作劇になっておりまして、宝太郎がケミーとの絆を深めるという点でも本編に関わる展開だったと思います。
今後のガッチャードも楽しみです。
舞台「アサルトリリィ・新章」サングリーズル編『種の最果ての地で』/
大島近海ネスト調査隊編『金瘡小草の咲く時』
舞台「アサルトリリィ・新章」サングリーズル編『種の最果ての地で』/大島近海ネスト調査隊編『金瘡小草の咲く時』 - 舞台 アサルトリリィ (assaultlily-stage.jp)
舞台アサルトリリィシリーズの新展開。
船田姉妹が出るということもあり、現地で鑑賞することに。
だもんで、あたらしくフィーチャーされる百合ヶ丘のLGサングリーズルはノーマークというか全然気にしてなかったんですよ。
次の展開の主軸となるレギオンを、アサルトワールドが普通のグループにするはずが無かった……。
正直これまでの物語で一通りやり切ったろと思ったんですよね、完全に油断してましたね……。過去の女を煽りに煽る今の女怖すぎる。
近藤貞花とか言う女、刺されてこのシリーズの幕引きになったとしても納得する。
とりあえず冬佳以外の女にも「剣に誓って」いるところを冬佳に目撃されて全てがぐちゃぐちゃになるところを見たいんですけど、小説の中で、貞花から冬佳への矢印の強度も高い記述があるという情報を小耳にはさんでいるのでこの期待は杞憂になりそうです。
ナポレオン
映画『ナポレオン』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ (napoleon-movie.jp)
この映画で一番印象に残っているのは、砲撃で湖の氷を割って軍勢を文字通り沈める戦闘シーン。ここに限らずですが、とにかく戦の場面の迫力と重量感は本当に目を見張る大スペクタクルでナポレオンの強さを飾っています。
恥ずかしいことに、学が無さ過ぎてナポレオンが具体的に何した人物なのかを全然知らないんです。ここの知識がもう少しでもあれば、史実と照らし合わせてまた面白く見れたかもなぁ~と思うともったいない気持ちになった鑑賞直後でした。
リドリー・スコットの癖なのかもしれないんですけど、突然ギャグみたいなセックスシーンが差し込まれるのマジで笑っちゃうので良くないと思ってるよ俺はいいぞもっとやれ。
というわけで!!!
2023年はだいたいこんな感じでしたね!!!!
良い物語がいっぱい見れて幸せですね。
2024年も多くの作品を見れることを願って、生きていこうと思います。